資格を持っていると正社員転職に有利?

 

こんにちは!ヴェルサスのブログ担当です。

正社員への転職に資格を持っていると有利という話は誰もが一度は聞いたことがあるでしょう。

しかし、そうは言っても実際はどんな資格が転職に有利なのか、どういった職種に転職するのに必要なのかをきちんと理解している人は多くありません。

そこで今回は、転職に有利と言われる資格について、どんな資格を持っていると良いのか詳しく解説していきます。

転職に向けて何か資格を取りたいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。

 

 

■本当に有利になるのか?

 

資格を持っていると転職に有利とよく耳にします。

履歴書では志望動機や自己PRのようにつらつらと書かれた文章よりも、所有しているという事実のみを記載する資格欄は採用担当者の目に止まりやすいこともあり、持っていない人に比べて有利であることは確かでしょう。

また、転職活動において役に立ったものを聞いたアンケートでは、資格を取得したことで「応募できる求人の幅が増えた」「資格取得したことでスカウトの件数が増えた」といった意見も多いです。

そのため、自己研鑽や自己アピールの一つとして、資格取得を目指している人もいます。

 

 

■職種、職業によって異なる

 

資格を持っていると良いということはわかりましたが、どの資格が必要かは希望する業界や職種、職業によって異なります。

例えば、医療関係なら薬剤師や看護師、放射線技師、建築・建設系なら建築士、電気工事士といったように職種や職業によって求められている資格は違うのです。

ここでは、職業別に持っていると転職活動に有利になる資格を紹介します。

 

 

◎営業職の場合

 

営業職といっても不動産営業や法人営業、医薬品営業など、取り扱っている商品やサービスによって、その仕事内容は様々です。

営業職の場合資格がなくても応募できる求人がほとんどですが、資格を持っていることでより自身の能力をアピールできるチャンスが広がります。

営業職におすすめの資格は以下の通りです。

 

 

・TOEIC

 

応募する企業が商社や外資系企業など、海外との取引が多い場合、英語力をアピールできるTOEICは取得していると有利です。

一般的にTOEIC600点以上が目安と言われているため、上記の企業はもちろん、これから海外展開を視野に入れている企業を受けるなら、持っていて損はないでしょう。

 

 

・宅地建物取引士

 

宅地建物取引士はなかなか難易度の高い資格ですが、不動産関係の仕事をするのであれば、取得していると役立ちます。

中には、持っていると資格手当として月数万円給与にプラスしてくれる企業もあります。

持っているだけで収入アップになるため、不動産関係の仕事に就くのであればおすすめの資格です。

 

 

・ファイナンシャルプランナー

 

家族構成や収支、保険など様々なデータをもとに資金計画を立てることのできるファイナンシャルプランナーは、金融系はもちろん不動産系の営業にも活かすことが可能です。

 

 

 

◎事務職の場合

 

書類の作成や処理、電話対応や来客対応など、会社運営の根幹を支える事務職は、人気の職種の一つです。

応募者も非常に多いため、アピールできる資格を取得していると有利でしょう。

事務職におすすめの資格は以下の通りです。

 

 

・簿記

 

簿記は、一般事務だけでなく経理や財務職への応募にも有利な資格です。

特に経理職では、実務経験はなくても簿記の資格を持っている人が良いという企業も多いです。

持っていて損はないので、どの資格を勉強しようか迷っている方は、まず初めに簿記を学んでみてはいかがでしょう。

 

 

・医療事務

 

医療事務は医療機関で受付や会計、診療報酬請求業務を主に行うお仕事です。

資格が無くても医療事務として働くことは可能ですが、人気が高い職種のため資格を持っていると有利です。

 

・秘書検定

 

秘書に求められる知識や技能について問う試験ですが、一般常識やビジネスマナーなど社会人として求められる問題も多く出題されます。

そのため、秘書検定を持っていると、相応のビジネスマナーが身に付いているという評価を得られます。

 

 

 

◎技術職の場合

 

技術職といっても、その仕事内容は幅広く、資格の種類も非常に豊富です。

資格によっては受験するのに実務経験が必要なこともありますが、持っていることでどのようなことができるのかの証明になります。

技術職におすすめの資格は以下の通りです。

 

・建築士

 

建築士は、建物を建てる際に必要な設計図を作成できる資格です。

1級、2級とありますが、持っている級によって設計できる建物の大きさが違います。

建物をデザインするセンスはもちろん、建築学に基づいた計算も必要になるため、難易度も高いです。

しかし、建築関係の仕事を希望するなら、持っていて損はないでしょう。

 

 

・危険物取扱者

 

3種類ある危険物取扱者は、その資格によって扱えるものが違います。

ガソリンスタンドや化学薬品工場、石油タンクローリーの運転手など、消防法で定められた危険物を取り扱う場合、必ず設置が義務付けられています。

そのため、資格保有者を募集している企業も多く、あると有利な資格と言えるでしょう。

 

 

◎エンジニア職の場合

 

専門的な知識やスキルが求められるエンジニア職ですが、その職に就くために必要な資格は特にありません。

エンジニアとして活躍する人の中には資格を持っていない人もいます。

しかし、常にスキルアップが求められる業界であり、資格を持っていることで有利になることも多いです。

エンジニア職におすすめの資格は以下の通りです。

 

・情報処理安全確保支援士

 

情報社会と言える昨今、サイバーセキュリティに対する重要性は日々高まっています。

そんななか、サイバーセキュリティの専門家の証として作られたのが情報処理安全確保支援士です。

需要が拡大し人材不足と言われていることから、特に注目を集めている資格の一つです。

 

 

資格があると転職に有利と言いますが、どの資格を取得すれば良いのかは希望する職種によって異なります。

営業職なのか事務職なのか、はたまた技術職なのか、あるいは不動産関係か医療関係かなど、どの業界、どの業種に転職したいかによっておすすめの資格は変わるのです。

転職に有利な資格が欲しいと考えている方は、まずは自分がどういった仕事をしたいかを突き詰めてみると良いでしょう。

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