看護師が一番大変と感じるところ

看護師

 

こんにちは!ヴェルサスのブログ担当です。

看護師という仕事は、命を預かる仕事な為、常に責任感を感じています。

だからこそやりがいもあるのですが、大変だと感じることも多々あります。

今回は、看護師が大変だと感じているのはどのようなことなのか見ていきましょう。

 

 

■生活が不規則になる

 

看護師として勤務している病院や施設にもよりますが、多くの場合24時間365日休みなく稼働しています。

そのため、日勤だけではなく早番や遅番、夜勤といった不規則な勤務が余儀なくされます。

シフト制でもあるので、定休日も決まっていません。

早番→日勤→遅番→夜勤→明けというシフトであればそこまで体の負担は大きくはありません。

 

しかし、遅番→早番→夜勤→明け→早番といったシフトだと体を休める時間が少なくなってしまい、疲れが取れないと感じやすくなります。

準夜勤がある職場だと、深夜勤の勤務時間が23時~7時となるケースもあります。

その場合、深夜勤の翌日を休みにしなくても問題ないと考えられるため、より厳しい勤務形態になってしまう可能性があるでしょう。

 

 

■ドクターと患者さんの板挟みになる

 

看護師として経験年数が増えていくと、ドクターと患者さん、その家族と板挟みになる機会が増えていきます。

治療の内容に関することだけではなく、研修医や食事さらには掃除に関するクレームなど直接看護師の業務とは関係のないことにも対処しなければなりません。

患者さんにとって看護師は毎日接する存在なので、病院の中でも話しやすいと感じます。

そのため、看護師が窓口になるケースが多くなります。

ドクターと患者さん、その家族と板挟みになってしまうのはとても大変なことですが、患者さんから色々相談されるのは、信頼してもらえているからです。

大変ではありますが考え方次第ではポジティブに受け取りましょう。

 

 

■失敗が許されない

 

看護師という仕事は、失敗が許されません。

しかし、1人の人間なのでミスしてしまう可能性をなくすことは不可能です。

ミスをするとヒヤリハット報告書やインシデント報告書を提出しなければいけないため、大きなプレッシャーも感じています。

ヒヤリハット報告書やインシデント報告書は、同じようなミスが起こらないようにするために提出するものですが、提出した看護師が悪者扱いされてしまうことも少なくありません。

そのため、失敗をしないように常に緊張しながら仕事をしています。

仕事中は常に緊張しているため、何事も起こらずに終わった日はとても大きな達成感を感じることができます。

 

 

■職場の人間関係が良くない

 

人間関係はどこの職場でも関らずと言っていいほど問題になることの1つです。

どこへ行っても結局は同じだと思われがちですが、看護師が勤務している病院や介護施設は女性スタッフが多いため、より人間関係によるトラブルが多く起こります。

新人として入職したばかりの頃に、先輩看護師からいろいろな仕事を押し付けられたり、ミスを擦り付けられたりした経験がある人も少なくありません。

もちろん仕事を覚えるためには様々な仕事に取組み、ミスが起こった時の対応も学ぶ必要があります。

だからといって、新人に仕事やミスを押し付けてもいいという理由にはならないでしょう。

その他にも、先輩看護師から無視などの嫌がらせをされたり、ドクターからセクハラを受けたりといったトラブルもあります。

 

 

■仕事の割に給料が安い

 

看護師は国家資格を取得しなければできない仕事なので、給料は高いと思われています。

しかし実際は、仕事内容に見合わないと言われるほど安い給料しかもらえていないという声も多数あります。

看護師は人の命を預かっている仕事なので、責任が大きく、心身ともに負担が大きい仕事です。

もちろん給料は勤務先によっても違うため、就職先を選ぶ時にどのくらい給料がもらえるのか確認しておけば良いと考えます。

確かにそれも一理ありますが、エリアによってはどの病院や施設も似たり寄ったりな給料であるケースも多いのです。

また、看護師はサービス残業が当たり前になっている職種でもあります。

患者さんの対応だけではなく付随する業務もあるため、それを終わらせるために残業しなければいけないという人も多いです。

残業代をきちんと支払ってもらえれば問題ありませんが、頑張ってもそれが報われないとモチベーションはどんどん下がってしまいます。

 

 

■患者さんの死と向き合わなければいけない

 

看護師という仕事をしていて、病院や介護施設で働いていると患者さんの死と向き合わなければいけないこともあります。

診療科目や介護施設の種類によってはそのようなことはありませんが、勤め先によっては頻繁にそのような場に立ち会わなければいけない可能性もあります。

看護学校時代には、自分自身の目の前で患者さんが最期の時を迎えたり、家族への対応を経験したりすることはほぼありません。

そのため、担当の患者さんを看取った後につらい気持ちになってしまう人も多いです。

長くケアをしてきた患者さんであれば看護師自身も泣きたくなってしまうかもしれません。

それでも家族の前で泣いても良いのか、もっとできることはなかったのかといった葛藤が心の中を渦巻いてしまうものです。

患者さんが若ければ若いほど、家族はドクターや看護師になんとかしてほしいと縋ってきます。

その姿を見るのが辛くて看取りケアをするような病棟や施設で働きたくないと考える看護師もいるほどです。

 

 

■看護師として働くなら大変な部分も知っておこう

 

看護師という仕事は、誰かの役に立つことができるため、大きなやりがいを感じられます。

資格取得までに時間もかかるので、これから先は頑張って仕事をしていきたいと思う人も多いはすです。

しかし、看護師として働くのであれば、看護師ならではの大変な部分を知っておかなければいけません。

やりがいだけを求めて看護師を目指してしまうと、人間関係やドクターとの関係、給料に対する不満、不規則な勤務、失敗は許されない状況などによって心が折れてしまう可能性もあります。

そうならないためには、看護師ならではの大変な部分もしっかりと理解した上で働き始めることが重要です。

きちんと理解していれば、何かあったときにも自分なりの対処ができるようになり、やめたいという気持ちを抑えることができます。

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