ミドル層の転職が苦戦しているって本当?

 

こんにちは!ヴェルサスのブログ担当です。

「ミドル層の転職は厳しい」と聞いたことはありませんか?

ミドル層とは、30代から54歳以下の人たちのことを指す言葉です。

転職が厳しいとなると、挑戦することさえせずに怯んでしまい、後々後悔する可能性もあります。

しかし、さらに歳を重ねてしまえば、より転職は難しくなってしまいます。

そこで、なぜミドル層の転職が厳しいのかを解説するとともに、転職のためのコツをご紹介していきます。

職を変えて人生をやり直したい、新しいことに挑戦したいと考えている人は、この記事を参考にしてください。

 

 

■ミドル層の転職が厳しい理由とは?

 

30代から54歳以下の人材が転職したくても困難をきたす理由のひとつに「給与」があります。

一般的に、企業に勤めていると年収は徐々に上がっていきます。

そのため、転職をする場合に前の職で得ていた給与をもとに交渉をする人も多くなっています。

その給与が採用する側の企業の方が低い場合は、採用に躊躇してしまう企業もなかにはいるはずです。

本当にその給与に見合う人物であるのか、企業側はシビアにみるため、最終的に落とされてしまうミドル層もいます。

また、その他の理由として「教育のしにくさ」が挙げられます。

高校を卒業したばかり、大学を卒業したばかりの新卒者の場合、仕事内容に関してはゼロから様々なことを覚えていきます。

働き続けていくなかで、自分にとって最適なやり方を見出し、作業スペースなどを上げていきますが、ミドル層ともなると前職で培ってきた経験があります。

そのため、仕事のやり方が体に染みついているため、新しい企業に採用されたとしても、新しいやり方ができずに困らせてしまうケースもあるのです。

柔軟に対応できる人材を目指すことが大切です。

また、30代であればまだ心配の必要はありませんが、40代後半になってくると体力面での不安も企業側は感じます。

体力は歳とともに落ちてしまうため、しっかりと働き続けられるのか、不安材料となってしまうのです。

体力の必要な職種であれば、体力的に心配なミドル層よりも体力のある34歳以下のヤング層を採用したいと企業側は思うため、転職に失敗してしまうミドル層が出てきます。

 

■企業に求められているミドル層には特徴がある?

 

では、どんな人材を企業は求めているのでしょうか?

ミドル層に求めている特徴を解説していきます。

 

 

○マネジメント力の高さ

 

マネジメント経験の高さは、ミドル層の転職において重要な要素のひとつとなります。

管理職を求めている企業であれば、マネジメントの経験があることで転職が有利となります。

ただし、採用後にすぐマネージャーに配属されるケースは珍しいので、チームのなかの一員として適応できる能力の高さをアピールしつつ、マネジメント経験を活かした活躍を見せることで、その後の出世に影響を与えます。

 

 

○スキルの高さ

 

高卒や大卒などの新卒者と違い、ミドル層にはスキルの高さが求められます。

キャリアを積んでいるにも関わらず、特化したスキルが無ければ企業側は魅力を感じません。

「自社にいる人材と比較をしてもスキルが足りない」と思われてしまえば、採用される可能性は低いのでスキルを磨いてから転職をするか、本当に転職が必要であるのか、再度考え直す必要があります。

 

 

○語学力の高さ

 

企業によっては海外進出をしている企業や進出を考えている企業があります。

そのため、語学力の高い人物はそういった企業に採用されやすい傾向にあるのです。

英語だけではなく、最近ではアジア圏に進出する企業も増えているので、アジア地域の言語が話せる人物も求められています。

特化したスキルを持ち合わせていないのであれば、語学力を磨くためにスクールに通うのも転職に効果的と言えます。

 

 

■ミドル層の転職を成功させるコツ!

 

ここから、ミドル層の人たちが転職を成功させるためのコツをご紹介していきます。

 

○経験のある業種に転職をする

 

「いくつになっても新しいことにチャレンジしたい」と考える人はいますが、ミドル層にもなると新しい職種への転職は難しいと考えた方がいいです。

ミドル層に求められている特徴のひとつに「即戦力」が挙げられます。

「自社にどれだけ貢献してもらえるか」を重要視しているので、入社をした後にすぐ業績アップに貢献してくれる人材を求めているのです。

そのため、現在の仕事と同業種への転職の方が成功しやすいです。

 

 

○実績があればまとめておく

 

これまでの仕事で残してきた実績があれば、まとめておくと転職活動に役立ちます。

見返すことで自分の強みを把握でき、企業によって求めている人物と照らし合わせることで、転職に成功しやすいかを導き出すことに役立つのです。

 

 

○柔軟な人間であることをアピールする

 

ミドル層は教育がしにくい点から転職が難しくなっていると上記でお伝えしました。

そのため、転職活動では柔軟な姿勢を見せることで成功しやすくなります。

面接では親しみやすい人柄をアピールし、職務経歴書などではチームワークの大切さを意識して働いてきた旨などを記載します。

相手に合わせられる柔軟さを持っている人物は好印象なので、積極的にアピールしていってください。

 

○ミドル層でも歓迎される職種を選ぶ

 

転職を機にどうしても職種を変えたいと考える人もいます

そんな時には、ミドル層でも歓迎される職種を選んでみてください。

例えば、年齢不問の職種や高齢な人が多い職種です。

ミドル層でも若いと思われる企業であれば、採用される可能性も高まります。

ただし、未経験であればたとえ転職が成功したとしても給与が下がる場合が多いです。

それを納得したうえで転職活動を進めることが肝心になってきます。

 

 

■ミドル層でも転職は可能

 

ミドル層になると転職は難しいと考え、一歩踏み留まってしまう人もいます。

しかし、今の職に悩みを抱えているのなら、新しい人生を歩むためにも転職を検討してみてください。

ミドル層でも転職は可能なので、柔軟であることをアピールする他、同業種への転職を検討するなど、上記を参考に転職活動を進めることをおすすめします。

今後の人生をより豊かにするためにも、転職で悩んだ際にはぜひヴェルサスにご相談ください。