コロナ禍で転職していい人とダメな人

 

こんにちは!ヴェルサスのブログ担当です。
コロナ禍で転職活動が難航しているという人は多く見られます。
それでも成功させている人もいるため、何がダメなのかと悩んでしまう人もいるでしょう。
そのような人に知っていただきたいのが、コロナ禍で転職していい人とダメな人がいるということです。
では、どのような人がコロナ禍で転職いいのか、ダメなのか、コロナ禍で転職活動にどのような変化が生じているのかといった点について解説していきましょう。

 

 

■コロナ禍で転職していい人

 

はじめに、コロナ禍で転職していい人から見ていきましょう。

 

〇即戦力となる能力を持つ人

 

即戦力となる能力を持っている人は、コロナ禍であっても企業から重宝がられます。
なぜかというと、業績を維持するためには少数精鋭で仕事をこなしていく必要があるからです。
未経験の人材だと教育のために時間がかかってしまうため、即戦力となる経験者を採用する傾向があるのはそのためだと言えます。

 

〇長期戦になってしまうことを覚悟している人

 

従来と比べて採用する側も慎重になっています。
コロナ禍において、採用する人数を減らしている会社も多いため、長期戦になってしまうことを覚悟して必要があるのです。
つまり、なんとなく転職したいという軽い気持ちではなく、しっかりと将来のことを考えたうえで活動をできるなら転職を考えても良いということになります。

 

〇キャリアの棚卸しができている人

 

キャリアの棚卸しができている人もコロナ禍の転職活動を成功させられる可能性が高いので、コロナ禍で転職していい人に含まれます。
キャリアの棚卸しができているということは、自分自身がどのような能力を持っているのか理解できている証でもあります。
そのため、転職してからのイメージを構築しやすく、面接官とも共有することができるでしょう。

 

 

■コロナ禍で転職しない方がいい人

 

続いては、コロナ禍で転職しない方がいい人とはどのような人なのかみていきましょう。

 

〇現代社会で生き残る力が不足している人

 

会社からの指示に従うだけのやり方をしてきた人は、コロナ禍という異例の事態に対応しきれない可能性があります。
そのような場合は、転職をせずに今の会社に残っていた方が安全だと言えます。
リモート勤務がメインになっている今、新規営業に行くことができずに困惑しているという人も増えています。
なぜそうなってしまうのかというと、思考停止状態に陥っているからです。
コロナ禍で仕事のやり方が変わってしまった今だからこそやらなければいけないことに気が付けていないのです。
現代社会で生き残る力が不足しているとも言えるため、このタイミングで転職をしてもうまくいかない可能性が高まってしまうと考えられます。

 

〇会社にキャリアを用意してもらおうと思っている人

 

会社にキャリアを用意してもらおうと思っている人も、このタイミングで転職するのは得策だと言えません。
これまでの働き方なら会社に依存していてもキャリアを積むことができていた可能性もあります。
しかし、コロナ禍では会社も社員の面倒を見切れないという状況になっているケースも多いです。
そのため、会社にキャリアを用意してもらおうと思っている人は状況が落ち着いてから転職を再考すべきだと言えます。

 

〇業界が成長するか衰退するか判断できない人

 

コロナ禍において、世の中はかなり変化しています。
これまで順調に成長していた業界であっても衰退傾向になったり、意外な業界が成長したりする可能性もあります。
このことから、業界が成長するか衰退するか判断できない人は今転職をすべきではありません。
コロナ禍の動向をきちんと分析できる人なら将来性を見極めやすくなりますが、そうでないなら時期尚早だと思ってもう少し辛抱してみてください。

 

 

■コロナ禍で転職市場に変化が生じている

 

このタイミングで転職を考えているなら、コロナ禍で転職市場に変化が生じていることも把握しておく必要があります。
では、どのような変化が生じているのかみていきましょう。

 

〇経験者を求める企業が増えている

 

コロナ禍で採用活動を行っている企業は、経験者を求める傾向が高まっています。
今後の状況が不透明なので、少しでも有益な人材を採用したいという思いからそのような傾向になっていると考えられます。
将来性を期待して採用活動を行っていた企業であっても、見通しを立てることの難しさから経験者の採用を積極的に行うようになってきました。

 

〇地方はライバルが少ない

 

これはコロナ禍に限った話というわけではありませんが、現在も地方はライバルが少ないので転職活動を有利に進められる可能性が高いです。
以前よりも求人数は減っているのは確かな事実ですが、都市部と比べると平均有効求人倍率は高くなっています。
そのため、あえて地方へのIターンやUターンを検討してみるというのも良いです。

 

〇製造業と情報・通信業は狙い目

 

東京商工リサーチが行った2020年 上場企業「新型コロナウイルスによる業績上方修正」調査によると551社に上場企業が売上高や利益を上方修正したという結果になっています。
業種ごとにみてみると、551社のうち214社が製造業でした。
コロナ禍においてライフスタイルが変化し、食品や衛生用品、家電製品などの需要が増加したことが要因だと考えられます。
また、テレワークを導入する企業が増えたり、EC販売が伸びたりしたことから、情報・通信業の業績も好調になったと考えられます。
コロナ禍における転職を考えているなら、このような業種にも注目してみることをおすすめします。

 

〇面接はオンラインが主流に

 

面接はオンラインが主流になりつつあります。
オンライン面接は企業側も転職希望者側もメリットがあるため、今後はさらに普及していくと予測できます。
オンライン面接のやり方がイマイチ理解できておらず、戸惑ってしまいそうな人は準備を整えてから活動を始めるのが得策です。

 

 

■転職するなら慎重に検討しよう

 

コロナ禍でも様々な事情から転職をしなければいけないというケースもあります。
そのような場合はせざるを得ないでしょう。
しかし、特に事情がなくてなんとなく転職をしたいと考えているなら慎重に行動することが重要になります。
もし、このご時世でも転職をしたいと思っているならヴェルサスまでお気軽にご相談ください。
それぞれの状況に合わせてアドバイスや提案を行っています。