こんにちは!ヴェルサスのブログ担当です。
「毎日残業続きで帰るのは深夜」「サービス残業は当たり前」など、心身ともに疲弊し、会社への不満を抱えている方も多いでしょう。
きっかけは人それぞれですが、働いている会社がブラック企業であることを原因に転職を考える方がほとんどです。
いざ転職を決意しても、「次の会社もブラック企業だったら…」と怖気づいていませんか?
また、その会社がホワイト企業なのか、ブラック企業なのか入ってみなければ分からないと思っていませんか?
実は、ホワイト企業かどうかは入る前にチェックすることが可能です。
今回の記事では、ホワイト企業に転職するためのポイントについてご紹介していきます。
■ホワイト企業の定義について
最近では、ブラック企業やホワイト企業といった言葉が頻繁に使われています。
まずは、どのような定義で“ホワイト企業”と言っているのかご紹介していきましょう。
【ホワイト企業とは】
どのような企業がホワイト企業に該当するのかについては、法律で定められている訳ではないため「この会社はホワイト企業だ!」と感じる基準は人それぞれ異なってきます。
しかし、厚生労働省では労働者の健康面や、安全な労働環境を確保するために「安全衛生優良企業公表制度」を設け、6つの項目を点数制で評価しています。
安全衛生優良企業公表制度の基準については以下の通りです。
・安全衛生活動を進めていくための取り組み
・健康管理のための取り組み
・メンタルヘルス対策の取り組み
・過重労働防止対策の実施
・受動喫煙防止対策の実施
・安全かつリスクの低い職場環境を整備する取り組み
これらの項目すべてで高い得点を獲得できた企業が優良企業に認定されます。
そのため、優良企業に認定された企業はホワイト企業と考えて良いでしょう。
また、一般的にホワイト企業と考えられる定義は以下の通りです。
・労働基準法を守っている
・離職率が低い
・安定した給料
・充実した福利厚生
・有給休暇が取得できる
・女性が活躍している
などが、一般的なホワイト企業と言われています。
現在働いている職場が当てはまるか、また、転職を検討している会社と見比べてみましょう。
次の項目では、求人票でチェックすべき点についてご紹介していきます。
■ホワイト企業を見極めるポイント
ホワイト企業かどうかを知るためには、求人票からどんな会社なのか見極めることが大切です。
転職を検討している企業が、「求人票でどの程度の情報を公開しているのか」「公開されている情報と企業のホームページなどで違う点はないか」など、しっかりと確認をしていきましょう。
【求人票のここを見よう!】
求人票をチェックする時に重要なポイントについては以下の通りです。
・年間休日数が120日以上
・自分が重視している福利厚生、最低限の福利厚生は用意されているか
・残業時間は月30時間未満、手当の有無
・研修や教育制度の充実
など、自分が譲れない点と合わせて確認するようにしてください。
求人票にマイナスのイメージに繋がることを記載する企業はありません。
そのため、求人票の内容と、ネット上で公開されている情報が合っているのか確認する必要があります。
【頻繁に募集を出している企業は危険】
求人情報をチェックしていて、ずっと同じ求人情報を出しているという企業がありませんか?
このように、頻繁に募集を出している企業は要注意です。
頻繁に求人を出すということは、人がすぐにやめてしまって人手不足であるということが考えられます。
人がすぐにやめてしまうということは、何か原因があるのかもしれません。
そういった企業に引っかからないためにも、頻繁に求人情報を確認するようにしましょう。
【ネットの口コミサイトも大事な判断要素】
働いている人や、働いていた人の声を見られるのがネットの口コミサイトです。
最もリアルな会社の実情について知ることができるので、活用するようにしましょう。
しかし、企業にネガティブなイメージを与えるために、あることないことを書き込んでいる人もいます。
そのため、口コミは鵜呑みにしすぎるのも良くないです。
慎重に情報を判断していきましょう。
■最終的には自分の目でチェックしよう!
応募したい企業が定まったら、最終的には自分の目でチェックすることが大切です。
自分の目でチェックするというのはどういうことなのか、説明していきます。
・希望する企業で働いている人の声を聞こう
1番は会社説明会に参加するのが手っ取り早いですが、中途採用の場合はそのような機会が設けられていないケースがほとんどです。
そのため、SNSで企業に関する情報を発信している人にコンタクトをとったり、SNSで会社の様子を確認したりする必要があります。
・会社の近くまで行ってみる
会社の近くまで行くことで、気付ける点もあるかもしれません。
例えば、就業時間が終わった後に会社の付近まで行ってみて、電気が付いているかどうか確認するのも1つの判断基準です。
求人には「残業はありません」と記載されていて、夜遅くになっても電気が付いている場合は真実とは異なる記載をしているかもしれません。
また、サービス業の場合は、お店に1度訪れることで、その店や働く人の雰囲気を知ることができるでしょう。
・面接を受けてみる
いくら自分で情報収集をしていても、分からない点は必ず出てくるはずです。
志望する気持ちが高い企業であれば、実際に面接を受けてから判断するのも良いでしょう。
面接を受けて合格したからと言って、必ず働けなければいけないという訳ではありません。
求人情報とはあまりにも違う条件を提示されたり、仕事内容がかけ離れていたりする場合は、ブラック企業の可能性もあるので注意してください。
ここまで、ホワイト企業に転職するためのポイントについてご紹介してきました。
我慢してブラック企業に居続けては、体調や精神面でも悪影響を及ぼします。
転職には相当な勇気が必要ですが、納得のいくホワイト企業に転職することで今後の人生は自分らしく生きていけるでしょう。
ヴェルサスでは、あなたに合った転職先をご紹介できます。
転職を悩んでいる方は、ぜひお気軽にヴェルサスまでお問合せください。