こんにちは!ヴェルサスのブログ担当です。
新型コロナウイルスの影響で、現代の人々の働き方は大きく変化を遂げています。
感染拡大が続いたことから、現在勤めている会社や働き方に疑問を持ち、転職を考える人も増加しました。
採用現場ではオンライン化が進み、転職活動における負担が軽減しつつあります。
では、オンライン化が進んだことによって具体的にどのようなメリットが生まれたのでしょうか?
今回は、メリット・デメリットの双方を詳しくご紹介します。
コロナ禍での転職を控えている人は、ぜひ参考にしてみてください。
■オンライン化によって生まれたメリット
コロナの感染拡大を防ぐため、会社説明会や会議などをオンライン上で行う企業が劇的に増加しています。
また、これまで対面式で行われていた面接にも変化があり、Zoomなどのアプリを用いたWeb面接が主流となってきているのです。
このようなオンライン化によって、転職活動は今有利な状況にあると言われています。
では、これまでの転職活動とはどのような違いがあるのでしょうか?
以下では、転職希望者にとってメリットとなっていることをご紹介します。
・場所や時間に縛られない
オンライン化が進んだことにより、面接がある日でも実際に会社まで足を運ばなくても良くなったため、時間的なロスがなくなりました。
これまでは面接が始まる時間までに会社へ行かなければいけなかったため、1日に複数社面接を受けることは不可能でした。
しかし、オンライン上での面接が可能になった今、上手くスケジュールを組めば同じ日に複数社の面接を受けられるようになったのです。
早く次の会社へ転職するためには、一つの会社に絞るのではなく、いくつか候補を出しておくと効率的です。
また、Web面接はネット環境さえ整っていればどこにいても受けられるため、場所を指定されることもありません。
このように、時間や場所に縛りがなくなったことによって、転職活動における負担が軽減されたと感じる人は多いようです。
・会社の質が浮き彫りになる
コロナ禍でオンライン化やテレワーク化が進む中、新しい働き方を一切取り入れない会社は対応力が低く、決して質が良いとは言えません。
極端な言い方をするとオンライン化が進んでいない会社は、社員の命よりも経済を重視する体質であると分かります。
転職活動において重要となる会社を見極める要素が増えたのは大きなメリットとして挙げられます。
・自分らしさをアピールできるチャンス
これまでの面接では服装や受け答えなどが合否に大きく反映されていましたが、Web面接は画面越しで行われるため、企業側がチェックするポイントに変化が見受けられます。
実際に注目されているのは、顔の表情や自分の意見をはっきり言えるかなどの点です。
従来の面接マニュアルでは通用しなくなってきているため、柔軟に対応して自分らしさをアピールすることが鍵となります。
■オンライン化ならではのデメリットも
ここまで見ると、転職活動におけるメリットはとても大きいですが、一方でオンライン化が進んだことによるデメリットもあります。
ここでは、転職希望者が感じているオンライン化のデメリットについてご紹介します。
・入社後の不安
採用までの過程が全てオンライン上で完結した場合、入社後に戸惑いを見せる人も多いです。
実際に企業見学をできるわけでもないため、画面越しでは会社の雰囲気も把握しづらい傾向にあります。
入社前は誰しも不安に思うようなことがあると思いますが、オンライン化が進んだ今、その思いがさらに膨らんでいます。
職場での人間関係や雰囲気が掴みづらいのは、転職希望者にとって大きなデメリットです。
・臨場感がない
対面式で行う面接とは違ってその場にはいないため、臨場感のなさが障壁となっているケースが多く見受けらます。
Web面接はパソコンの画面を通してコミュニケーションを取る必要があることから、通常よりも意思疎通が難しくなっています。
身振り手振りの表現も伝わりにくく、面接で思うように意見を伝えられなかったという人も多いです。
臨場感のなさはオンライン化の大きな課題になると予想できます。
・通信リスク
オンライン上でのやり取りは通信環境の不安定さが原因で、音声や映像が途切れることが多々あります。
他にもハウリングによって相手の声が聞きとりにくくなる場合があるため、必ずしもスムーズに進行できるとは限りません。
また、導入が進んでいる最中であるため、企業側も転職希望者側も不慣れなことが多いです。
そのため、通信が途切れた際の対応を考えておくのがおすすめです。
■オンライン化が進む転職市場で成功するためには
変化が見られる転職市場で成功するためには、いくつか押さえておくべきポイントがあります。
1つ目はコロナの影響で社会の価値観が変化していても、自分軸を持って転職活動を行うことです。
「今後自分がどうなりたいか」という軸を持つことによって、自分でキャリアを主導できます。
また、自分が置かれている状況を把握・分析して、どのタイミングで転職すれば良いか見極めることも非常に重要です。
2つ目は、自分自身が社会の流れや市場傾向に対して柔軟に対応できるかどうかです。
あらかじめWeb面接に備えて環境設定を行ったり、オンラインならではの面接対策を行ったりしておくことが成功への道標だと言えます。
また、アフターコロナにおいても採用される人材になるためには、今のうちから自分の市場価値を高めておくことが重要です。
企業の情報収集を行い、自分のスキルを磨いて備えておきましょう。
■自身も変化に対応する
コロナ禍において転職市場は大きな変化が見られますが、オンライン化は多少のデメリットがありつつも、転職希望者にとって非常に有利な状況にあることが分かります。
転職活動におけるこれまでの課題が解決され、現在は負担を最小限に抑えられています。
しかし、コロナが流行する前の働き方、転職市場とは状況が異なるため、戸惑いを見せる人々がいるのも事実です。
オンライン化が進んでことで転職活動に少しでも不安や悩みを抱えている人は、ぜひヴェルサスにご相談ください。
サポート体制も整っているため、安心して転職活動を行えます。