転職活動で情報集めに必死な人は失敗する理由

 

こんにちは!ヴェルサスのブログ担当です。

「活動の幅を広げたい」「もっと上を目指したい」、など転職を希望する理由は人それぞれ異なります。

これまで、転職活動をする上で重要視されていたのは、転職・求人サイトやエージェントからの情報収集でした。

しかし、集められた情報量が多いからといって成功するわけではありません。

今回は、情報収集に必死になってしまう人が失敗する理由についてご紹介します。

将来的に転職を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

 

■情報集めに必死な人が失敗しがちな訳

 

近年、転職活動をする際、転職・求人サイトやエージェントなどの人材紹介会社を通して、希望する会社の情報を集めるという方が増えているのではないでしょうか?

そこから、現役社員の声、社風、福利厚生、業務内容など、詳しい情報が得られます。

しかし、あまりにも情報収集に必死になってしまうと、転職に失敗する可能性があります。

では、一体なぜ失敗してしまうのか?

 

〇人材紹介会社に頼りきっている

転職・求人サイトやエージェントは、実際にサイトに掲載する会社に出向き、求人内容や待遇、給与水準など、あらゆる情報を集めてきます。

このような人材紹介会社によって集められた情報を、私たちが転職活動をする際に利用しているのです。

そのため、私たちが得た情報は直接的なものではなく、あくまでも間接的なものです。

もちろん参考になる部分もありますが、自分で直接的に情報収集を行うよりも、正確性に劣るのは否めません。

転職希望者は、このように人材紹介会社に頼りきっていると、失敗する恐れがあるため、注意しなければいけません。

人材紹介会社が提供する情報を信じきるのではなく、見学や説明会に行き、実際に自分の目で確かめることが重要です。

 

〇ネット上の情報

希望する会社の社名を検索エンジンにかけると、会社の評判や、実際に働いていた人の口コミがネット上に掲載されていることがあります。

転職を考えている場合、業務内容だけではなく、社風や人間関係、待遇など、様々なことが気になってきます。

例えば、「社風が合わなかった」という理由で退職している場合、その人には合わなかっただけで、他の人には合うかもしれません。

1つの情報を鵜呑みにしてしまうと、誤った情報で判断してしまうことになるのです。

また、退職の理由によっては、過大評価・過小評価をする可能性も考えられるため、気を付ける必要があります。

評判や口コミは、書き込んだ人の主観に基づくものであり、個人的な意見に過ぎません。

そのため、鵜呑みにしていると非常に危険です。

目の前の情報だけを必死に集めるということは、大事な部分を見落としている可能性があります。

 

〇会社案内

入社や転職を考えている人に向けて、案内のパンフレットを配布している会社はたくさんあります。

希望する会社に直接取りに行くという手段もありますが、最近では、電話やネットで資料請求もできるため、気軽に情報収集ができるようになりました。

掲載されている情報は、転職活動の際に役立つこともあります。

しかし、会社が製作したパンフレットに掲載されている情報には、デメリットとなる悪い部分についてあまり書かれていないことが多いです。

転職先を選ぶ際は、メリット・デメリットを加味した上で慎重に選ぶ必要があるため、パンフレットに掲載されている情報を、鵜呑みにしてはいけません。

 

情報収集に必死になっている人は、目の前のことに夢中になるあまり、視野が狭まっていることが考えられます。

 

 

■転職に成功する人の特徴

 

では、どのような人が転職に成功しているのでしょうか?

ここでは、成功する人の特徴についてご紹介します。

 

〇明確な理由がある

曖昧な理由で転職を考えているのではなく、「キャリアアップしたいから」などと、明確な理由がある人は、成功する人の特徴として挙げられます。

明確な理由があれば、ピンポイントで無駄なく情報収集できますし、リサーチも効率良く進むのではないでしょうか?

やりたいことが明確ではないまま転職活動を行うと、いつまで経っても行動に起こせません。

転職を希望するのであれば、「次は何をしたいのか」「何を求めているのか」を明確にしましょう。

そうすることによって、理想的な職場へ確実に転職できます。

 

〇給与や待遇にこだわりすぎない

給与や待遇は生活に関わることであるため、重要なチェックポイントになっていますが、あまりにもこだわりすぎていると、転職活動が上手くいかないことがあります。

成功している人は、自分のライフスタイルに合わせて、必要最低限の条件を絞り、転職活動を行っています。

給与や待遇ばかりを気にしていると、本来の目的を見失ってしまう可能性があるため、注意しなければいけません。

成功する人は、幅広い視点を持ち合わせて考えているのです。

 

〇情報を鵜呑みにしない

情報を大量に集めたとしても、実際に入社してみなければ分からないこともたくさんあります。

そのため、成功する人は、事前に得た情報を鵜呑みにせず、参考程度で考えています。

失敗する人の多くは、集めた情報を鵜呑みにしてしまい、理想と現実の差に落胆しているのです。

転職を成功させたいのであれば、自分で直接的に情報収集を行うのが良いです

 

〇会社側の求人のニーズを把握している

求人のニーズを把握していることによって、会社側がどのような人材を求めているのか、どのようにアピールすれば良いのか、といったことが明確になります。

やみくもに情報を収集するのではなく、本当に求められていることを把握するのが大切なのです。

その会社が今現在どのような事業を行っているのか調べ、今後の転職活動に役立ててください。

 

 

■情報収集が全てではない!

 

情報収集をしたからといって、自分の市場価値が高まるわけではありません。

情報を集めることに必死になるのではなく、転職を希望する本来の理由を見つめ直すことが非常に重要なのではないでしょうか?

また、情報収集力だけに頼りきって転職活動を行うのは、年を重ねるごとに通用しなくなります。

転職に成功するためには、幅広い視点で物事を判断することが求められます。

今後の生活を大きく左右する転職を検討している方は、ぜひヴェルサスにご相談ください。