天職を探してフラフラしていた時に衝撃の出来事が!
世の中が不景気でリストラも普通にされてしまう頃のこと。
≪リストラされたある人の体験談です≫
トイレ掃除の日雇いバイトを仕方なく始めました。
もう華やかな世界とは程遠いぐらいのいわゆる気持ちもプライドも「底辺」に近い仕事と本人は思ったようです。
そこで一緒になったチーフのような方が、トイレ掃除をとってもイキイキとしながらピカピカに磨いていたようです。
なんでそんなにイキイキと働いていられるのだろうと、その人に聞いたところ
「キレイなトイレを使って喜んでくれるからです!」とのこと。
え!それだけ?
もちろんトイレ掃除をしたくて入ったわけではなかったらしいのですが、掃除をしているうちに人に「ありがとう」って言われることが、とっても嬉しくなったそうです。
誰もが天職と思えないような仕事が、その人にとってみたら天職なわけですね。
「天職って、こういうことだったのか。」
こんなにもイキイキと笑顔で働いている人を見て、その本人自身の職業観は粉々にぶっ壊れたそうです。
このように皆状況は違うにしても役に立つ、感謝されるということでは、トイレ掃除の方と共通しているのではないでしょうか。
最初からその仕事があっているかなんて、誰にも分らないのです。
自分には自分に「与えられた道」がある。
運命に逆らわずに当たり前にやりたいと思えること、正しいと思えることを、素直な気持ちで実行してみる。
今、目の前にある仕事を楽しくこなしているうちに、興味のあること、面白いと思ったこと、好きだと思ったことを積極的に行っていくことで、天職に変わっていくのかもしれません。
天職とは自分自身が最もイキイキと輝くことができる仕事
天職なんて、天からサッと降ってくるものではありません。
今の自分自身を最もイキイキと輝かせる生き方ができる職業が、まさに天職だと思います。
才能や魅力を開花させて、一番喜びを感じることの出来る職業です。
その仕事をすることで人の役に立ち、人からも喜ばれる生き方の出来る職業であり、天職とは「生き方」そのものといった方がいいかもしれません。
どんなに嫌で地味でやりたくないと思えるような仕事でも、その仕事に就いたことで喜びを感じられたら、それが天職なのかもしれません。
その仕事に就けば天職ではなく、どんな仕事でも苦労と苦悩を重ねながら仕事を通じて喜びを感じられることが大切です。
自身に合った仕事を見つけるためには、情熱をもって仕事をすること。
仕事に情熱もなく努力もしない人に、合った仕事など永遠に見つからないでしょう。
最低限のことだけやっていればいい、適当に手を抜いて給料だけもらえればいいなんていうのではなく、全力で仕事に取り組むことです。
ガムシャラに全力でやっている中で、その中で自分の心のワクワク感が出てくるのです。
苦労を伴う大変な仕事の中に、おもしろさや喜びや感動を強く感じられる仕事が必ずあります。
今、目の前にある仕事を好きになろう!
「毎日同じことの繰り返しでつまらない、でも他に移るのが怖い」
現状に不満を持ちつつも、他に移ることに不安な気持ちでいっぱいになってしまう。
安定したい気持ち。
冒険したい気持ち。
人間はこの2つの欲求が常に混在していますが、両方とも思い通りに手に入れて生きていくことは難しいのです。
どちらかを選ぼうとして悩み苦しんでいると、つらくて苦しいだけで解決することができないのです。
どんなにつらいことでも、人に感謝されたりすると達成感が得られ、その時がその人に合った仕事といえるのかもしれません。
コピーやお茶くみや掃除なんて誰もがやりたくないですよね。
でも、どんな雑用でも会社に利益にならないような仕事でも誰かに貢献して役立っているという意識を持ちながら取り組むことが大切なことです。
きれいごとかもしれませんが、お金の損得では考えられない「大きく超えるモノをつかむ」のです。
誰もが望んでいる人生を歩んでいくことなど 難しいのです。
仕事を選択している場合ではなく、今、目の前にある仕事をとにかく好きになり、信じることが、あなたが心からワクワクする天職を見つけることができ、自分だけの道を歩いて行ける秘訣なのかもしれません。
『なんか、この仕事好きかも!もうちょっと頑張ってみようかな。』