こんにちは!ヴェルサスのブログ担当です。
転職活動において、面接後に採用結果の通知期日を過ぎているのにも関わらず、連絡がなかなか来ないと「不採用なのかな?」と不安になる方も多いでしょう。
今回は、面接結果が遅れる理由や企業に問い合わせる際のポイントと例文、面接結果を待っている間にできることを解説していきます。
面接結果の遅れに不安を抱えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
■面接結果が遅れる理由
企業から応募者に面接結果が伝えられるのは、1週間以内が一般的です。
そのため、1週間以上経過しても連絡が来ていないと不安を抱いてしまうのは当然と言えるでしょう。
しかし、連絡が遅いからといって必ずしも不採用とは限らず、企業側に何らかの事情があるケースも多いです。
まずは、面接結果が遅れている理由として考えられる理由をみていきましょう。
・応募者が多い
応募者数が求人数よりも多い場合、自分の面接が終わっても他の応募者の面接がまだ続いていることがあります。
採用担当者が「全員と面接をしてから結論を出したい」と考えていれば、早い時期に面接した応募者は、他の人の面接が終わるまで結果を待たされることになります。
・採用者の決定に時間がかかっている
選考に携わる人が社内に複数いる場合、誰を採用するかで意見が割れてすり合わせに時間がかかることもあります。
また、似たような経歴や印象の応募者が複数いる場合も、選考が難航しがちです。
特に中途採用では大量採用が行えないため、より選考を慎重に行う企業は多いでしょう。
・社内調整をしている
面接が数段階ある場合は、効率的に選考を進めるため、合格連絡と同時に次の面接案内を行うことが多いです。
しかし、次の面接担当者や面接日程が決まらず、担当者やスケジュールを調整するために合格連絡を保留されているケースもみられます。
・採用担当者が多忙
採用担当者が多忙のために、応募者への合否連絡が滞っている場合もあります。
特にベンチャー企業などでは少数の社員で複数の業務を兼任していることも多いです。
採用担当者も他の業務で忙しいことから、応募者への対応に遅れが出てしまうことも考えられます。
・他の内定者の回答待ちをしている
先に決まった内定者に内定通知をして、本当に入社する意思があるかどうかの回答を待っているという可能性も予想されます。
その内定者が入社を辞退した場合の補欠となっているために、合否連絡が遅くなっているケースもあるでしょう。
■企業に問い合わせる際のポイントと例文
面接結果の通知予定日を過ぎても、なかなか企業から連絡が来ない場合は、問い合わせをしてみましょう。
ただし、問い合わせの仕方によっては企業にマイナスの印象を与える可能性があるため、次のポイントに注意してください。
・本来の期日の1~2日後に問い合わせる
面接結果を通知する期日が指定されていた場合、期日当日に問い合わせをすると回答を急かしているような印象を与えてしまうため、指定された期日より1~2日経過してから問い合わせるようにしましょう。
「○日前後に連絡」など期日が曖昧な場合も、伝えられた日の翌日か翌々日であれば問題ありません。
・面接結果の遅れに対する不満は避ける
面接結果の遅れは、企業ごとに様々な事情が考えられます。
そのため、面接結果を問い合わせる際は「長い間待っているのですが、なぜ連絡が遅いのですか?」といったように、遅れに対する不満をぶつけてはいけません。
問い合わせの目的は遅れていることへの批判ではなく、あくまでも状況確認のためなのでビジネスマナーを意識した言葉遣いが大切です。
・合否を直接聞かない
企業に問い合わせる際に、合否を直接訪ねるのも禁物です。
応募者側の視点から見ても、面接結果が遅れているのは合否の判定に時間がかかっているからであることは容易に想像できます。
それにも関わらず合否を尋ねれば「企業の都合を考えられない自己中心的な人物」という印象を与えかねません。
結果が気になっても連絡期日を再確認する程度に留めましょう。
メールで企業に問い合わせる際の例文も紹介するので、参考にしてみてください。
「先日はご多忙の中、面接の機会をいただき、ありがとうございました。
面接の結果について、○月○日までにご連絡をいただけるとのことでしたが、選考状況はどのようになっていますでしょうか。
別の応募企業での選考も進んでおり、そちらとの兼ね合いもありまして、選考結果はいつ頃ご連絡いただけるか教えていただけますと幸いです。」
問い合わせの文面に盛り込む内容は、次のとおりです。
1.前回の面接のお礼
2.選考状況の確認
3.結果を早く知りたい場合はその理由を伝える
4.結果の連絡はいつになるか尋ねる
たとえ、面接結果の遅れに企業側の落ち度があったとしても、それを指摘する文面にならないよう注意してください。
■結果を待つ間にやるべきこと
面接結果の連絡が遅れている場合は、ただ連絡を待っているだけでなく、次の段階へ進むための準備をしておくことをおすすめします。
・次の面接の準備
1次面接や2次面接の結果を待っている場合は、次の面接に備えてより深く企業研究をするなど、質疑応答の準備を万全に整えておきましょう。
最終面接に進んだからといって、ほぼ内定というわけではありません。
企業との相性がさらに厳しく見極められるため、志望動機を深堀されたり、企業にどのように貢献したいと考えているか尋ねられたりします。
応募者側から企業側への逆質問もポイントになるので、入念な面接対策が必要です。
・入社の意思を再確認する
最終面接の結果を待っている場合は、内定が出た時に本当にその会社に入社する意思があるのかどうか、再確認してみましょう。
他にも応募している企業があるならば、様々な条件においてメリットとデメリットを比較し、より自分のキャリアプランにマッチしているのはどちらか検討することも重要です。
・次の応募先の検討
面接結果の連絡が遅れているからといって、必ずしも不採用とは限りませんが、もちろん不採用の可能性も含まれています。
企業が先に内定した人の回答待ちをしていて、その人が入社を決めた場合や、社内で意見が割れていて、他の応募者を推薦する人の主張が通った場合、あなたは不合格になってしまいます。
不採用という結果も想定し、次の応募先を探しておいても損はありません。
面接結果の連絡に対する不安を少しでも減らすには、面接の際に「結果はいつ連絡されるのか」「不採用の場合でも連絡されるのか」を確認しておくことが有効です。
事前に結果の通知日や連絡先を聞いておけば、連絡が遅れた際にどのタイミングで誰に問い合わせれば良いかもわかりやすくなります。
ヴェルサスでは、応募先の面接結果が遅れた場合でも、担当のキャリアアドバイザーに相談することで、企業に対して現状確認や問い合わせも行うことが可能です。
転職活動中の不安を軽減するためにも、ぜひヴェルサスを利用してみてはいかがでしょうか?