こんにちは!ヴェルサスのブログ担当です。
派遣社員やパート、アルバイト、契約社員など、雇用契約によって様々な働き方ができます。
中には正社員として働いた経験がなく、今後転職によって正社員になりたいと思う人もいるでしょう。
そんな時に、気になるのが「正社員になりたい」と企業側に伝えるべきかどうかです。
志望動機として伝えた場合、企業側がどんな印象を持つか気になる部分でしょう。
そこで今回は、転職理由が「正社員になりたい」場合に伝えるべきかどうか、さらに伝える際の注意点をご紹介します。
■面接で「正社員になりたい」と言ってもいい?
そもそも面接で「正社員になりたい」という意志をストレートに伝えて良いのでしょうか?
「正社員になりたい」というワードですが、実が企業側にとって立派な転職理由として認識してくれる場合とそうでない場合があります。
転職理由として認識していない企業は、「正社員になりたい」という理由だけで面接を受けている可能性を視野に入れています。
正社員になれば、他に比べて有休が取得できたり、給料が上がったりするなど、待遇も変わってくるでしょう。
もちろん、契約社員や派遣社員と比較すれば良い条件になることも多いです。
また、ボーナスの有無なども変わってくるので、安定した給与で働けるのが大きなメリットになります。
しかし、この理由だけで正社員になりたいから応募しましたと言ってしまえば、採用を見送られる可能性が高いでしょう。
なぜこの企業で正社員になりたいのかという意図がなく、ただ正社員になれる企業を探していると受け取られてしまいます。
そのため、面接で「正社員になりたい」と言っても問題ありませんが、自分自身が正社員となって働いた場合にできること・したいこと、目標などを付け加えない限り、前向きに受け取ってもらえないので注意してください。
■志望動機を面接で素直に話すのはNG?
上記でも紹介したように、志望動機を面接で素直に話すのは良くないことなのか気になる方もいるでしょう。
基本的には、面接で志望動機を話すことに問題はありません。
ただし、伝え方を間違えてしまうと違った意味で捉えられるので注意が必要です。
以下の点を意識しながら、面接で話してみてください。
・企業によってメリットになる内容を伝える
企業としては、この人を採用してどのようなメリットがあるのかで判断しています。
志望動機が正社員になりたいというものなら、正社員になったら企業をプラスにできることを伝えるようにしましょう。
契約社員や派遣社員と比べて、正社員に対しては大きく期待している企業もあります。
そのため、正社員で働いた時に貢献できることを具体的に面接で話すのがポイントです。
・やる気や働く意欲を伝える
面接時には、自分が正社員になりたいという希望を押し出して伝えるのではなく、働く意欲ややる気があることを伝えましょう。
企業側は面接でやる気や働く意欲があるか、資格やスキルを活かしてくれるか、どれくらい企業の利益につながるか、将来的な伸びしろはまだあるかなどを見ています。
自分の能力以上の答えになりすぎないように答えながら、経験とスキルが貢献できることを理解してもらいましょう。
長期的に働くことを視野に入れた答え方をすれば、自然と良い答え方に変わってきます。
・個人的なことはできるだけ避ける
面接では、できるだけ個人的な内容を話さないようにしましょう。
特に正社員になりたいという理由を聞かれた際に「家族を養わなくてはならない」「派遣はボーナスがないから正社員になりたい」「社会的地位が高い正社員を希望します」などの理由は、企業にとって全くメリットがありません。
家族を大事に思うのは大切ですが、企業にすれば給料を支払う立場なので、荷が重く感じます。
また企業に対して貢献する内容が何も含まれていません。
他にもボーナスは企業の業績が関係してくる部分なので、悪化すれば出ませんし、社会的地位を得たくて正社員になるものでもありません。
これらは、個人の都合を考えた動機になるので、できるだけ話さないようにしましょう。
■正社員を目指すならどんな点に注意すべき?
正社員になりたい意思を伝える場合、伝え方が重要であることをご紹介してきました。
他にも正社員を目指すためには、面接でどのような点に注意すべきでしょうか?
・自分中心にならないこと
正社員になりたいなら、独りよがりな答え方をしないようにしましょう。
企業が社員の安定を図りながら業務をするには、それぞれが能力を発揮していかなければなりません。
正社員というポジションも、あなたの生活を支えるために与えたものではないことを忘れないでください。
特に面接中に話が逸れてしまうと、自分のことを話しがちです。
自分の生活を安定させるためであっても、間違ったアピールにならないか注意しましょう。
・企業が求める人材を確認すること
面接前に企業が求めている人材について確認することが大切です。
企業にとっては社内で円滑な環境を作りたいので、チームの輪を乱すような人材だと落とされかねません。
事前に企業がどのような人材を求めているかを確認しておくと、面接対策にもなるでしょう。
また、企業はコミュニケーション能力が備わっているかもチェックしているので、その点も気を付けておく必要があります。
・キャリアアドバイザーのサポートを受けること
転職が思うように進まないことも多く、中には何が原因で不採用になるか理解できないケースも少なくありません。
多くの企業で不採用になった場合のダメージはとても大きく、働きたい企業全滅といったこともあります。
転職する際には、事前にキャリアアドバイザーのサポートを受けることで、面接対応に加えて、適した仕事を見つけられるアドバイスをしてくれます。
面接でいかに熱意を伝えられるかなど、細かな対応についてもサポートしてくれるので、キャリアアドバイザーの力を借りるのも良いでしょう。
転職理由である「正社員になりたい」という言葉を面接で伝えるのは問題ありませんが、企業側に対しての言い方や伝え方で違った意味に捉えられることがあります。
別の意図で転職先を探していると思われないためには、上記の点に注意してみましょう。
ヴェルサスでは転職に関するサポートも行っており、希望の企業も見つけやすいです。
転職活動でお困りの際は、ヴェルサスまでお気軽にお問い合わせください。