初めて派遣社員として働く人必見!採用の決まり方や採用されやすい人の特徴を解説

 

こんにちは!ヴェルサスのブログ担当です。

派遣社員として初めて働く方の中には、派遣先の企業にどのように採用されるのかまだ把握していない方もいるでしょう。

実は正社員やアルバイト・パートなどの雇用形態とは異なり、面接などの選考で決まるわけではありません。

では、どのようにして派遣先が決まっていくのでしょうか?

そこで今回は、初めて派遣社員として働く方向けに、派遣社員の採用の決まり方や採用されやすい人の特徴、面談のポイントについてご紹介します。

 

 

■派遣社員の採用の決まり方

 

正社員やアルバイト・パートなどで働く企業を探す場合、採用されるために書類選考や面接を通過する必要があります。

しかし、派遣社員の場合は派遣先企業が派遣社員を面接することはありません。

むしろ労働者派遣法第26条で定められており、派遣労働者を特定するような行為は禁止されているのです。

派遣労働者を特定するような行為には面接以外にも、履歴書や職務経歴書を見て選考することや適性検査によって選考すること、年齢や性別から選考することも含まれます。

 

 

・派遣先企業が選考できない理由

 

派遣先企業が選考できない主な理由として、そもそも派遣社員と雇用契約を結んでいるのは派遣元であり、派遣先企業ではないことが挙げられます。

派遣元が派遣社員の能力を評価・把握した上で、派遣先企業に合った人をマッチングさせていきます。

また、派遣先企業が選考できないのは派遣社員の雇用を守ることも影響しています。

万が一派遣先が自由に選考できるようになると、仕事の能力ではない部分で評価されてしまい、労働機会が奪われてしまう可能性があるためです。

 

 

・面接での選考はないが「面談」は行われる

 

面接による選考はないものの、お互いに事前の情報がないまま派遣することになると、どちらにもリスクが生じる可能性があります。

そこで、お互いの不利益が発生しないよう事前に面談が行われます。

面談はあくまで選考ではなく、職場見学や顔合わせを目的とするものです。

ただし、だからといって企業が派遣社員に対して何も見ていないわけではありません。

その時の態度や言動などが影響し、仕事に影響を及ぼす可能性もあるでしょう。

こうした理由から、派遣社員は面談に向けて対策を講じておく必要があるのです。

 

 

■派遣先に採用されやすい人の特徴

 

面接などの選考は行われないものの、面談などを通して人となりを観察されるケースは多いです。

万が一問題が発生すると、ミスマッチを理由に不採用となってしまう可能性もあります。

そのため、派遣先に採用されやすい人はどのような特徴を持っているか、事前に把握しておくと良いでしょう。

 

 

・明るい表情をしている

 

初めて顔合わせをした時に、暗い表情の人と明るい表情の人であれば派遣先は明るい表情の人を選びたくなるはずです。

そのため、職場見学や顔合わせで派遣先の担当者と会う時は、なるべく明るい表情でいることを心掛けてみましょう。

緊張してしまうのは仕方のないことですが、笑顔でいるように心がけることでその姿勢を相手も汲み取ってくれます。

明るい表情を作るのが苦手な方は、事前に鏡の前で練習しておくと良いでしょう。

 

 

・コミュニケーションが取れる

 

明るい表情を意識するだけでなく、はきはきと話すことや受け答えがきちんとできることなど、コミュニケーションが取れることも採用されやすい人の特徴になります。

仕事をスムーズに行うためにはコミュニケーションが重要です。

そこまでコミュニケーションが必要でない仕事だったとしても、企業の採用担当者はコミュニケーションが取れるかどうかをチェックしています。

人との会話が苦手な人も、できるだけ丁寧な言葉遣いで話すことが重要です。

話す時はゆっくりでも良いので、相手に伝わりやすい話し方を意識してみましょう。

 

 

・社会人としてふさわしい身だしなみをしている

 

派遣社員に限らず、企業に勤める際には社会人として最低限のマナーや身だしなみは必要不可欠です。

派遣先によってはスーツでなくても良いと言われることもあるかもしれませんが、それでも好きな服装を着ていいわけではありません。

普段の服装が派手でも、職場の雰囲気などに合わせて身だしなみを整えることが重要です。

なお、いくらオフィスカジュアルの職場であっても、最初の面談時はスーツを着用していった方が良いでしょう。

 

 

・仕事に対してやる気や熱意が感じられる

 

派遣先企業としては、いくら派遣社員だったとしても仕事に対してやる気や熱意の感じられない人は採用したくないと考えるはずです。

また、せっかくやる気は持っているのにそれが相手に伝わらないことも問題と言えます。

面談の際には仕事に対してやる気や熱意を持っていること、未経験の仕事であれば積極的に学ぶ意欲を持っていることをアピールしてみましょう。

 

 

■面談時のポイント

 

面談では派遣会社が提出したスキルシートを確認しながら、自己紹介や質問などが行われます。

スキルシートといっても派遣社員の個人情報は記載されていないため、まずは自己紹介を行うのが基本です。

氏名や年齢、これまでの職歴などを簡単にまとめて説明しましょう。

持っている資格やスキルなどがあれば面談でアピールすることも大切です。

どのような資格・スキルを持っていて、仕事にどう活かしてきたのか、派遣先企業ではどのように活かせるのかなどを説明します。

ここで説明することで、自身にとってやりがいのある仕事を任せてもらえる可能性もあるでしょう。

また、面談の最後には「聞きたいことはありますか?」と逆質問をされることもあります。

逆質問をされた場合は「特にありません」と言うよりも、ここでの仕事に興味があることをアピールするために質問してみましょう。

例えば「御社が従業員に対して求めていることはありますか?」「現場で重視していることはありますか?」などです。

ただし、待遇面や正社員登用の有無などについては質問しないようにしてください。

こうした質問は派遣元を通して行う必要があるためです。

面談はあくまでも業務を始めるための準備であることから、契約に関することは質問しないように気を付けてください。

 

 

 

今回は、派遣社員の採用の決まり方や採用されやすい人の特徴などをご紹介してきました。

派遣社員には書類や面接などの選考はないものの、面談という名目で人となりなどをチェックされます。

態度や言動によっては不採用となってしまう可能性もあるため、社会人として最低限の身だしなみやマナーを守り、面談に臨むようにしましょう。

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