職歴なしでも不利にならない!職務経歴書の書き方と自己PR法をご紹介

 

こんにちは!ヴェルサスのブログ担当です。

転職活動において、応募先から職務経歴書の提出を求められるケースは多くあります。

自分の職歴を通して、経験や知識を採用担当者にアピールできるのが職務経歴書です。

しかし、職歴がない方は「職歴がないことで転職が不利になるのでは?」という不安があるでしょう。

今回は、職歴がない場合の職務経歴書の書き方と、職歴がなくても不利にならないための自己PRの書き方も解説していきます。

 

 

■職歴がなくても職務経歴書は必ず提出しましょう!

 

職歴がなかったとしても、応募書類に職務経歴書の記載があれば必ず提出しなければいけません。

必要書類がそろわない状態で、提出してしまうと書類選考で落とされる可能性もあります。

ただし、応募書類に職務経歴書が含まれていない場合は、無理に提出する必要はありません。

今までの経歴を履歴書に記載し、面接で聞かれた際は、職歴がないことを説明すれば十分です。

その際は、職歴がない理由をたずねられる可能性が高いので、きちんと理由を答えられるように準備しておきます。

新卒でなかなか就職先が見つからない方や、第二新卒で転職活動をしている方は、事前に応募先に連絡が取れるようであれば問い合わせてみましょう。

既卒で職歴がないことを説明した上で、職務経歴書の提出が必要か確認します。

その場合、提出不要と言われることがほとんどです。

他にも、ハローワークなどを通して、応募先にあらかじめ「職歴なし」と伝わっている場合は、職務経歴書の提出は不要とされることがあります。

 

 

■職歴がない場合は何を書いたら良い?職務経歴書の書き方

 

職歴なしといっても、アルバイト経験はある方と、全く働いた経験がない方で職務経歴書の書き方も変わります。

ここからは、それぞれの場合の職務経歴書の書き方を解説していきます。

 

 

・職歴がアルバイト経験のみの場合

 

アルバイト経験だけでは職歴に入れてよいのか迷う方もいるかと思いますが、アルバイトの経験も書き方次第では、正社員と同等のアピールができます。

まずは、バイトをしていた時期と、バイト先、仕事内容、実績をわかりやすく書きます。

短期のバイトを繰り返していた場合、入社してもすぐに転職すると思われる不安から、バイト先を少なく書く方もいるかと思います。

転職を繰り返していた事は、ネガティブに捉えがちですが、複数の企業で働いて得た経験もプラスになることがあります。

特に、実績や具体的にあげた成果があれば、詳しく書きましょう。

実績がない場合は、仕事にどのように向き合っていたのかを記入します。

仕事で工夫した点や努力した点をできるだけ多く書くことで、熱意が伝わりやすくなります。

例えば、複数人のチームで働いていた場合は「チームワークを大切にしていた」、接客業であれば「お客様への声掛を工夫した」、「丁寧な対応を心掛けた」など意欲的に働いていたことをアピールします。

その結果、仕事の効率がアップした、リーピーター客の増加に貢献した、など具体的なエピソードがあれば盛り込みましょう。

アルバイトも立派な仕事です。

一生懸命取り組んでいた方は、自信をもって職務経歴書に記載することが大切です。

そして今後、その経験を会社にどう貢献していけるかという自己PRにつなげます。

 

 

・職歴が全くない場合

 

アルバイトなどの職歴も全くない場合、記載できる内容は限られますが、職歴以外の内容を充実させることで、十分自己PRができます。

自分で書式を作成できる場合は、初めから職歴欄を作らないという方法もありますが、指定の用紙に職歴欄がある場合は、空白または、「なし」として提出するのは避けましょう。

例えば、「病気で療養のため職歴なし」、「資格習得に専念していたため職歴なし」など採用担当者が納得するような理由を記載する方法があります。

ただし、虚偽の記載は禁物です。

何らかの理由があって職歴がない場合は、その結果や現在の状況も記載します。

病気やケガで療養していたのであれば、現在は完治していて業務への支障がないこと、資格取得に専念していた場合は、その資格を取得したこと、業務で資格を活かせることなどをアピールします。

 

 

■職歴なしでも熱意が伝わる自己PRの書き方

 

職歴がなくても、自己PR欄の書き方を工夫することで、応募先の会社に対する熱意が伝わりやすくなります。

会社によっては、何らかの免許や資格の取得を必須としている所もあります。

必須とされている免許や資格をすでに保有していれば、資格・免許欄にその資格名と取得時期を記載することで有利になります。

また、資格取得に向けて勉強中であれば、「現在○○取得に向け勉強中」など、その旨を記載しましょう。

アルバイト経験があり、応募先の会社と共通している部分があれば、それも強みになります。

アルバイトで得た経験をどのように会社に貢献できるか具体的に書きます。

さらに、応募先の会社の特色などのリサーチも大切です。

採用の選考する上で志望動機の欄は、多くの企業が重要視するポイントにあげています。

同じ様な職種の会社もある中で、なぜその会社で働きたいのかという志望動機をできるだけ詳細に書きます。

ここで気を付けたいのが、「家から通いやすい」「残業が少ない」などの理由をあげることです。

家から近い事や、待遇面での魅力も大切ですが、そういった理由を前面に出すと、「他にもっと良い企業があればすぐ転職するのでは?」とマイナスな印象を与えてしまいます。

応募先の会社独自の商品に惹かれたという場合は、その商品が自分に与えた影響や自分もその商品づくりに携わりたいという熱意を書くのもおすすめです。

応募する会社ならではの魅力が書かれていれば、より熱意が伝わりやすいでしょう。

 

 

応募したい会社から職務経歴書の提出を求められた場合、職歴がないと不利になるのではという不安から、応募をためらってしまう方もいるかもしれません。

しかし、今回ご紹介したように自己PR欄を充実させることで、職歴がないことはカバーできます。

自己PRに自信がない方は、プロのアドバイスに頼ってみる方法もあります。

ヴェルサスでは、担当のコーディネーターに応募から採用決定までをしっかりサポートしています。

職歴がなく転職に不安を抱えている方は、お気軽にご相談ください。