転職は準備をしない方が年収アップする?

 

こんにちは!ヴェルサスのブログ担当です。

転職をするために、今勤めている会社から退社することを検討している方は年々増加しています。

新しい仕事を始めるためには、転職活動が欠かせません。

では、具体的に一体どのような準備をすればいいのでしょうか?

また、あらかじめ準備しておくことによって、年収に影響することはあるのかということについてご紹介します。

この先、転職を考えている方はぜひ参考にしてみてください。

 

 

■現在の転職市場の動向

 

転職活動は、新卒で会社へ就職する時と、求められるスキルや人材、準備内容が異なります。

転職のように中途採用では、即戦力や経験値が求められるため、実際に入社してから戸惑う方も少なくありません。

近年、働き方が多様化してきているため、転職市場は活発になっています。

また、新型コロナウイルス蔓延の影響によって、リモートワークへと移行している企業も多く見受けられます。

このように働き方が変化したことで、商品販売やビジネスのやり方が大きく変わってきているため、企業の人材ニーズにも様々な影響が出ているのです。

市場が変化し続ける中で、転職に成功するためにはどのような準備が必要になるのでしょうか?

 

 

■転職活動には欠かせない自己分析

 

入社後、業務に対して活かせるスキルや知識、能力があるかどうかということは、採用する上で非常に重要なポイントです。

これは、どの企業にも共通して言えることです。

そのため、自分自身のことをよく知らないまま転職活動をしていると、上手くアピールポイントを伝えられなかったり、希望している条件が通らなかったりする可能性があります。

せっかく転職するのであれば、自分が希望している条件により近い企業を選びたいと思うでしょう。

何も準備をしないまま転職をすると、失敗してしまう恐れがあります。

まずは、転職活動に欠かせない自己分析から始めましょう。

ここでは、自己分析をする際に重視したい項目についてご紹介します。

 

 

・得意分野と苦手分野を整理する

 

人にはそれぞれ、得意分野と苦手分野があります。

自分自身がそれを把握していなければ、満足できる結果は導き出せません。

今まで働いてきた中で、参考にできることを積極的に取り入れて考えると、より具体的に分かってきます。

ネガティブな理由で転職活動を開始した方は、苦手分野のことばかりを考えるのではなく、違う仕事なら自分の知識やスキルが活かせるかもしれないと考えることが大切です。

以前と同じ職種を選ぶ必要はないため、得意分野と苦手分野を整理しておくと、自分にあった仕事をより探しやすくなります。

 

 

・「WILL」「CAN」「MUST」

 

転職を考えている場合、今の自分がやりたいこと(WILL)、できること(CAN)、しなければいけないこと(MUST)の3つの要素を踏まえて準備をすることが重要です。

新しい仕事に挑戦するのであれば、必ずこの3つを把握しておきましょう。

今の自分にはどのようなことが必要なのか、何をすべきなのかということが明確になるので、入社してから後悔するようなことを防げます。

また、この要素を明確にすることで、すぐに行動できるようになります。

冷静に判断し、自分に必要なことをしっかり把握しておきましょう。

 

 

■年収が上がらないのはなぜ?

 

仕事を選ぶ上で年収は重要なポイントであり、以前よりも年収をアップさせるために転職する方も多いです。

しかし、厚生労働省が毎年発表している雇用動向調査結果では、転職をして年収がアップしたのは全体の40%ほどという結果が出ています。

あとの60%は、現状維持または減少しているという状態です。

このような現状を目の当たりにすると、年収アップはそう簡単に実現できるわけではないことが分かります。

では、一体なぜこのような結果になっているのでしょうか?

最も大きく関係しているのは、異なる業界への転職です。

今までと同じ職種での転職であった場合、同様のスキルや経験が活かせるため、企業側は入社後の成果が予想しやすいです。

しかし、人それぞれ転職をする理由は異なるため、今までとは全く違う業界へ足を踏み入れる方も少なくありません。

そのような場合、スキルや経験を培わなければいけないので、新たに一から準備をする必要があります。

企業も入社後、成果が出るかどうかイメージしづらいことから、低めの年収を提示する傾向にあります。

 

 

■年収アップを目指すために

 

では、転職で年収アップを目指す場合、どのようなことを重視して準備を行えばいいのでしょうか?

より良い環境で働くために、自己分析の結果を基に考えることが重要です。

ここで注意すべなのは、年収を重視するあまり、希望する条件に当てはまらない会社へ転職してしまうことです。

また、年収の減少が予想される場合、それでも転職をしたい理由を自己分析で明確にしておきましょう。

転職活動をする際には、絶対に譲れない条件を考慮した上で、年収について考えましょう。

 

 

・入社後どのように活躍できるかアピールする

 

これまでの経験や実績は、転職後の年収に大きな影響を与える可能性があります。

せっかく経験や実績があっても、積極的にアピールしなければ全く意味がありません。

入社後、自分が会社に対してどれほど貢献できるか伝えることによって、戦力になる人材だということを理解してもらえます。

そのため、求人情報に掲載されている求めるスキルや経験、資格などの欄を必ず確認しておきましょう。

以前とは異なる職業だったとしても、何か活かせる知識や経験があるかもしれません。

 

 

・同種の職業を選ぶ

 

以前まで務めていた会社の職種に不満がなかった場合、同種または似ている職業を選ぶと、年収水準が下がりにくい傾向にあります。

これまで培ったスキルや経験を活かせるのは、非常に大きなメリットになるので、年収アップを目指している方におすすめです。

また、同種の職業を選ぶことでスキルアップにもつながります。

 

 

■転職成功の鍵は事前準備

 

転職を考えている方は、事前にしっかり準備をしておくことで年収アップにつながるということが分かりました。

自己分析をして自分の能力を知ることで、後悔のない結果を導き出せます。

働きやすい環境を見つけるために、希望する条件を明確にしましょう。

必ずしも入社してすぐに年収がアップするとは限らないので、事前の準備を怠らないようにしてください。

もし転職でお困りのことがあれば、お気軽にヴェルサスにご相談ください。