こんにちは!ヴェルサスのブログ担当です。
転職を考えている人の中には、これまでにも複数回転職を経験してきたという人は少なくありません。
中には、転職を繰り返すことに対するネガティブなイメージから、「これ以上転職をするのは無理かもしれない」と感じる人もいます。
今回は、転職2~3回目している人の心理や転職経験者に対する企業からの視線などについて解説していきます。
■転職2~3回目している人の心理とは?
はじめに、転職2~3回目している人の心理はどのようなものでしょうか。
◯昇給などが見込めないから転職したいと考える
昇給などが見込めないから転職したいと考える人は、少なくありません。
思っていたよりも給与が低かったり、昇給が見込めなかったりすると、その会社で働き続けることのメリットを見出せなくなってしまう可能性が高いです。
役職についても仕事が忙しくなるだけで給与に反映されないなどの状態であれば尚更です。
しばらく働いている中でその実態に気が付いて転職を考えた結果、転職回数が2回~3回になったという人も実は一定数います。
◯やりがいや達成感を求めて転職を考える
やりがいや達成感を求めて転職を考えるという人もいます。
企業側からするとこのような人は伸びしろが大きいと感じるため、魅力的だと感じてもらいやすいです。
転職者自身も向上心があるとこのような考えを持つ傾向にあるもで、ミスマッチが少ない転職理由だと言えます。
しかし、実際に働き始めてみないと分からない部分もあるので、この様な理由で転職をしても絶対に成功するとは限りません。
◯将来性に期待できないと感じるから転職したいと考える
将来性に期待できないと感じるから転職したいと考えるという人もいます。
会社の事業方針や風土に不安を感じる人は、将来性が期待できないという理由から転職を考える傾向があります。
しかし、他責思考や勘違いからそのように思っている場合もあるので、内面を探らなければいけない転職理由でもあるのです。
転職者自身がその真意に気が付いていて、将来性のある企業をどん欲に探している場合はその限りではありません。
■転職者に対する企業からの視線は?
転職を考えている中で、企業からどのように見られているのか気になるという人は少なくありません。
続いては、転職者に対する企業からの視線はどのようになっているのか解説していきます。
◯1回目の転職経験者に対する企業からの視線
1回目の転職経験者に対する企業からの視線は、期待が大きい傾向があります。
特に、シニア世代であれば「前の職場で幹部として活躍している出世頭だ」、「地に足がついているしっかりとした人だ」と印象を持たれることが多いです。
しかし、「今まではしっかりとした実績を残しているけど転職後も同じようにできるのか」、「組織に馴染むことができるのか」といった不安を抱える企業もあります。
もちろんしっかりと馴染んで仕事をこなせる人もいますが、中には面接の時に「大丈夫」と答えたにも関わらずミスマッチを起こしてしまったというケースもあります。
転職する年代にもよりますが、ミドル層やシニア層が転職をすると「どれほど恵まれた環境で仕事をしてきたのか思い知らされた」と感じる人も少なくありません。
企業側もそのような人材を雇用した経験から、年代によっては1回目の転職であっても敬遠してしまうケースもあるのです。
◯4~5回目の転職経験者に対する企業からの視線
4~5回目の転職経験者に対する企業からの視線は、転職回数が少ない人と比べると厳しくなりがちです。
最近では、4回や5回と転職を繰り返す人も珍しくなくなりました。
そのような人は、慎重に転職先を選ぶのではなく、比較的簡単に選ぶ傾向も見受けられます。
企業によっては受け入れてくれるところももちろんありますが、3回目までの転職を比べてみると「どうしてこんなに転職を繰り返しているのだろうか」と疑問を持たれてしまいます。
事業縮小や倒産などで働く場を失ってしまう人がいるのも確かな事実ですが、転職者全てが会社都合で職を失ったわけではありません。
そのため、4~5回目の転職経験者に対して、「企業を見る目がないのかもしれない」、「この人を雇うとこの会社も経営が危うくなってしまうのではないか」といった不安を抱かれてしまう可能性もないとは言い切れません。
■ネガティブな見方をする企業だけではない!
転職回数が多くなってしまうと、どうしてもネガティブなイメージを持たれやすくなってしまいます。
しかし、転職回数だけではなく他の部分に着目してくれるところであれば、転職回数が多くても上手くいく可能性があります。
例えば、これまでのキャリアを重視してくれるところなら、転職回数が多くても同業で働き続けていることを評価してくれるはずです。
同じ業種で働き続けていれば、その業種で必要だと考えられるノウハウや知識はある程度身についていると考えられるからです。
そのような人材を雇用すれば、新しく雇って1から教えなくて済む可能性高いため、双方にとってメリットが大きくなります。
求職者側もこれまでの知識やノウハウを活かして仕事ができるため、やりがいを感じやすくなります。
また、転職回数が多くても年齢によっては在籍期間が長くなるため、それを重視するところもあるのです。
年齢が若ければ転職回数に比例して在籍期間は短くなってしまいますが、ミドル世代やシニア世代の場合はそうとは限りません。
若い頃に転職を繰り返していたけど最後に働いた会社では長く務めているというケースも考えられます。
在籍期間が短いと「雇ったとしてもすぐに辞めてしまうだろうな」という印象を抱かれてしまうことが、短期間で転職を繰り返すデメリットです。
しかし、最後に働いた会社で長く務めていたという実績があればネガティブな印象は抱かれにくくなります。
■転職でより良い結果を手に入れるためには…
転職の回数が多くなってしまうと、企業からはどうしてもネガティブな印象を抱かれがちです。
なぜかというと、雇用してもすぐに辞めてしまうのではないかという懸念が生まれるからです。
しかし、転職することが必ずしも悪いとは言い切れません。
自分自身が思い描くキャリアプランを実現するために計画性のある転職を実現できれば、企業側からネガティブなイメージを持たれにくくなります。
つまり、転職をするのであれば計画性が重要だということになります。
もし、転職を検討しているのであれば多くの求人を紹介できる体制が整っているヴェルサスまでご相談ください。
キャリアプランを実現するためのサポートをさせていただきます。