こんにちは!ヴェルサスのブログ担当です。
履歴書記述の際に書き方について困った経験はありませんか?
履歴書には、これまでの経歴や趣味や特技、通勤時間などを記載していきます。
そのなかに、「本人希望欄」という項目があるのですが、その部分には一体何を書けばいいのかと疑問に感じている人もいるはずです。
そこで、本人希望欄には何を記載するのかをご紹介するとともに、書いていいことや悪いこともご紹介します。
企業に悪い印象を持たれないためにもこの記事を役立ててください。
■本人希望欄には何を記載するの?
履歴書にある本人希望欄の項目には、入社に対して自身が望むことを記載します。
企業側は、この文面を見て「入社するための条件」があると判断するのです。
この要件に当てはまらなければ入社できないと考えられていると判断できるため、記述した内容によっては書類選考で落とされる危険性もあるので気を付けてください。
就業に影響するような事情がある際だけ記入した方がよいです。
■書いていいことは?例文を交えてご紹介
働くための条件や待遇に関して望みがあれば、様々な内容を記入したいと考えますが、絶対に譲れない条件以外は書かないことが鉄則です。
先行が進むにつれて勤務条件などについては話し合う場が必ず出てくるので、その段階で話すことが一般的です。
絶対的な条件がないと、「特にありません。」や「ないです」などと記述しがちですが、正確には「貴社の規定に従います。」と記載します。
空欄のまま提出した場合、書き忘れだと勘違いされる危険性もあり、悪い印象を持たれる可能性もあります。
特に条件に望みのない際でも、しっかりと記入してください。
○勤務できる日が決まっている
バイトやパートでの働く際には、子どもの送り迎えなどによって勤務できる日や時間が決まっていることもあります。
そういったケースでは、理由や時間を必ず記述してアピールしてください。
「子どもの保育園に迎えに行くため、週に2日は△時までの出勤でお願いします。」
「子どもの保育園の迎えのため毎週○曜日は△時で退勤をお願いいたします。」
などと詳しく記述してください。
○希望する職種がある
企業のなかには、人材を求めている職種が複数のケースも存在します。
飲食店であればキッチンやホールとなり、希望があれば記述可能です。
その場合、
「キッチンを希望します。」
などと記してください。
事務職や営業職の場合も同様に自信が望む職種を記載します。
ただし、企業によって呼び方が違うケースもあります。
営業職がルートセールスや営業マネジャーなどと呼んでいる可能性もあるので、求人票に書かれている表記に合わせて書きます。
○入社できる日が決まっている
現在ほかの企業に在籍しながら新しい仕事先を探している人も多いはずです。
そんな時には、入社可能日を記載しておくと分かりやすいです。
「入社可能日は令和△年△月△日です。」
「令和◇年◇月◇日から就業可能です。」
などと記述するようにしてください。
○勤務地の指定がある
企業によっては、広いエリアでの求人募集を行っているケースもあります。
家庭の事情があれば限られたエリアでしか働けないケースもあるので、項目には自信が所望を書き記してください。
「介護が必要な家族がいるため、△△、△△いずれかの勤務地を希望します。」
「家庭の事情により△△での勤務とさせていただければ幸いです。」
などと記述をします。
ただし、勤務地の希望があると不採用になるケースもあるので気を付けてください。
○通院している
持病などによっては定期的な通院が必要となります。
その際には、具体的な内容を記して分かりやすいように記載します。
「持病の定期検診のため1ヶ月に1度、半日休暇を希望します。
などと記述してください。
「業務に支障はありませんが」の一言を入れると印象が良くなります。
○連絡方法について
現段階でほかの仕事に就いている場合は、採用に関する電話があっても出られない可能性があります。
そのため、あらかじめ連絡可能な時間を記入しておくと印象も良くなります。
「現在就業中のため、平日の9時から17時までは電話に出られない可能性があります。確認次第折り返しご連絡させていただきます。」
などと書いてください。
■書いてはいけないことはある?
本人希望欄に書く内容によっては、マイナスな印象を持たれてしまう可能性もあるので注意してください。
以下のような内容は記述せずに面接の段階などで話し合ってください。
○給与について
給与に関する希望は多くの人が持っているはずです。
希望年収などを記載していると「注文の多い人」などと悪い印象を与えてしまいます。
選考で話題になることなので、企業側から質問があった時のみ返答します。
○残業や休暇について
残業や休暇など、待遇面についても記述しないようにしてください。
自分本位な人という印象を与えてしまい、採用にも影響が出てきます。
給与と同じように選考が進んでいく段階で質問されることなので話題が出てから答えるようにしてください。
○自己PR
空欄で出すことで印象が悪くなると判断し、本人希望欄に自己PRや志望動機などを記載してしまう人もいます。
しかし、あくまでの「希望欄」なので関係のないことは書き記さないでください。
求めていることに対して応えられない人と判断される可能性もあります。
■本人希望欄には要件がある時のみ記載しよう
本人希望欄なので、自分の希望があれば何でも記していいように思われがちですが、なかには印象が悪くなってしまうものもあります。
採用に影響を与えず後悔しないためにも、上記を参考にして記載してください。
また、書く際には「簡潔に」が鉄則です。
文章がびっしりと書かれた項目になってしまうと、「要求が多い人」「わがままな人」などとマイナスのイメージを持たれてしまいます。
企業側に好印象を与えるためにも、客観的に見て分かりやすい文面で簡潔にまとめます。
不明な点があればヴェルサスでもアドバイスをいたしますので、お気軽にご相談ください。
希望の職種についてもご相談を承っております。