先輩が仕事を教えてくれない時の考え方

上司と部下

 

 

こんにちは!ヴェルサスのブログ担当です。

新しい仕事をする時、転職したての時など、仕事を教えてもらってからスタートしますよね?しかし、後輩に意地悪をして仕事を教えない先輩や上司の背中を見て覚えることを方針としている上司もいます。

中には、教えることが下手で内容が理解できないこともあるはず。

そんな時、思わず嫌な気持ちになり落ち込んでしまいますが、自分に問題がある可能性もあります。

今回は、仕事を教えてくれない上司を持つ方々に向けて、仕事を教えてもらうための方法をご紹介していきます。

仕事を教えてくれないと悩んでいる方は参考にしてください。

 

 

■教えてくれない理由とは?

 

新しい仕事は誰もが不安を抱えるものです。

先輩や上司が教えてくれないとなると、さらに不安になってしまいます。

しかし、教えられない理由があるかもしれません。

上記にもあるように、意地悪な先輩や目で見て教えるタイプの上司もいます。しかし、理由がこれ以外にもあります。

 

〇仕事が忙しい

自分でする仕事が多く、人に教えたくても教えられない職場もあるでしょう。

新人のために時間を設けてくれる会社であれば良いのですが、その時間がないために放っておかれるケースもあるのです。

せめてマニュアルが用意していないか先輩などに確認してください。

 

〇説明しなくても分かると思っている

転職してきた場合、仕事についてはある程度理解している人だと勝手に認識されているケースもあります。

そのため、「教えなくても大丈夫」と判断されて放置されてしまうのです。

職場によってやり方が違うことは当たり前なので、そんな時には思い切って説明してもらえるように相談してみましょう。

 

〇自分でする方が早いと思っている

忙しい職場や仕事ができる人に多いのですが、「自分がやった方が早い」と思い、新しい人に教育しないのです。

確かに、新人がするよりも断然スピードが早いです。

しかし、教育しなければいつまで経っても仕事が習得できません。

違う先輩に聞くなどして対策を検討しましょう。

 

 

■教えてもらえない理由があなたにある可能性も

 

最初は仕事を教えてくれていたにも関わらず、「最近教えてくれない」と悩んでいる人も中にはいます。

その場合、あなたの方に問題がある可能性もあります。

 

〇同じ質問を繰り返す

教育をしても同じ質問を何度も繰り返す場合、上司も「なぜ分からない」「なぜ覚えない」と呆れてしまいます。

質問をする側からすると、何度聞いても理解できないので質問を繰り返しているだけなのかもしれませんが、何度も繰り返してしまえば、覚える気がないと決めつけられるので気を付けましょう。

 

〇集中していない

仕事を教わる姿勢が悪い可能性もあります。

上司が教育している際、きちんと話を聞いていますか?

違う方を見ている、ボーっとしていてはやる気がないと思われれば上司も指導することが苦痛になります。

 

〇メモを取らない

指導されている際、メモを取っていますか?

手元ややり方を見ているため、メモを取る時間がないと感じてしまう人もいますが、上司の中には「メモを取らずに覚えられるのか?」と疑う人もいるのです。

実際に仕事をしていく段階で分からないことが多ければ、上司に何度も質問してしまいます。

その結果、「メモを取らなかったことが原因で覚えていない」と判断されてしまうのです。

ただ聞いているだけでは覚えることはできません。

自分に自信があるのかもしれませんが、メモを取ることは大事なのでしっかりと用意をしておきましょう。

 

〇話を聞いているのか分からない

教えてもらっている時に返事や相槌はしていますか?

指導する側としては、きちんと分かっているかを心配します。

そのため、あなたの顔色や返事で理解しているかをある程度チェックします。

しかし、何も返事がない相槌がないとなると、理解しているのか判断することができません。

話を聞いているのかも分からないので教えるのも嫌になってしまうのです。

 

この他にも、横柄な態度をしている人や自分で何も調べない人などには、「教えたくない」と考える上司は多いです。

自分も当てはまらないかチェックし、もし当てはまっているのであれば態度を改めましょう。

 

 

■仕事を教えてくれない時の対処法

 

説明を聞く自分の態度を改めても仕事を教えてくれない上司の場合、どう対応すれば良いのか分からない人も多いです。

仕事を教えてくれない時の対処法を把握し、実行に移してみてください。

 

〇待つだけではダメ

仕事を教えてくれないからと待っているだけでは状況を変えることはできません。

中には、「自分から聞きに来なければ教えない」といったスタンスを持つ上司もいます。

また、仕事をもう教わっていると勘違いしている上司もいます。

受け身でいるだけでは何も変わらないので、自分から仕事について教えてくれるよう聞きに行くように心がけてください。

 

〇謙虚な態度が大切

仕事を教えてくれないので嫌な気持ちになってしまうときもありますが、常に謙虚な気持ちを忘れないようにしましょう。

自分の態度に問題があった場合には、態度について教えてくれる上司は少ないです。

人を責めてばかりいても状況は変わらないので、謙虚な気持ちで「教えてください」と聞きに行き、自分の態度も改めましょう。

 

〇自分でも調べてから質問する

新しい仕事は、分からないことが多いのは当たり前です。

しかし、何が分からないのかしっかりと把握していますか?

中には何が分からないのか分からない人もいるでしょう。

全て教わり直すことも可能ですが、やる気を見せるためには「自分で調べる」ことも大切です。

自分なりで良いので調べられる部分は調べ、何が分からないのかを明確にし、質問をしましょう。

「これは〇〇で合っているのでしょうか?」「このやり方で良いですか?」と具体的に聞くことで上司も説明しやすくなります。

 

 

■自分から行動に移すことは大切

 

仕事を教えてくれない上司がいると先行きも不安に感じてしまいます。

しかし、教育をしてくれない行動には何か理由があるはずです。

自分の悪い部分も見直し、上記の対策を参考にして教えてくれるよう頼んでみましょう。

どんな時でも謙虚な態度でいることで状況が変わるかもしれません。