ハム・ソーセージは私たちの生活に欠かせない食品です。
日本のハム・ソーセージ工場はHACCPやISOの認証資格を推進しており、世界の中でもトップクラスの衛生管理を実現しています。
その安心感から国内外を問わず、シェアが拡大しています。
また生産技術向上のために、独自のハム・ソーセージ技能検定を設けている工場も多く、優れた技術者の育成を行うと共に、お客様満足度の高い品質の維持・向上にも努めています。
■ハムが出来るまで
原料となる豚肉は、脂肪などの余分な部分を取り除いて、もも肉・肩肉・ロース肉などに切り分け、用途別に成形します。
成形した肉を今度は食塩や、美味しそうな肉質を出すための発色剤を溶かした液にしっかり漬け込みをされます。
この漬け込みの過程と塩せきと呼びます。
塩せき後、肉にしっかり味がしみ込んだ事が確認できたら、適度な塩分濃度になるように塩抜きを行います。
程度な塩分濃度に調整された肉はケーシングと呼ばれる型に詰めて形を整え、乾燥・燻煙したのち、蒸気で加熱します。(この時、燻煙を行わない場合もあります)
加熱した豚肉直ちに冷却され、うま味を凝縮させると同時に、細菌の繁殖を防ぎます。
十分に身が引き締まり、美味しくなったハムが軽量・梱包に回され、厳しい検品を通過できた商品のみが私たちの食卓に並ぶのです。
■ハム・ソーセージ工場で働くということ
ハム・ソーセージという加工食品を製造する立場として、お客様に安心・安全な製品を安定的にお届けしなければなりません。
そのため、工場では厳しい衛生管理が行われています。
製品に髪の毛や爪などの混入を防ぐためには、髪はきちんと帽子の中に入れる、爪も規定の長さに整え、ネイルは絶対に禁止など厳しいチェックがなされます。
また仕事中、与えられた仕事をこなしているだけではやりがいが見えてこない事もあるでしょう。
生産効率を上げるためにはどうしたらいいのか、不良品を減らす為に努力すべきことなど自分なりの目標に向かって活動して行く事により、やりがいと仕事への充実感が生まれます。
安心・安全な製品を提供し続ける為に、職場の仲間たちとの連携も必要になってきます。
上司や仲間と協力し、時には意見を出し合う事で改善されていく事もありますから、コミュニケーションの能力が重要な職場だと言えます。
仕事はシフト制の工場が多く、残業はほとんどありません。ですので、決められた時間でしっかり働きたい方や、主婦の方に勧めたい職業です。
ヴェルサスではハム工場、ソーセージ工場の求人も随時募集しています!
美味しいハムやソーセージを作ってみたい方、派遣・パート・アルバイトでお仕事をお探しの方は、ぜひ応募してくださいね(^_^)
工場の仕事が必ず募集されているわけではありませんが、求人募集が出たときに優先的にお知らせすることも可能です。
気になる方はぜひ派遣登録をお願いします!
【その他食品関連の工場で働くならこちらもチェック!】