パートを辞める最適なタイミングは?辞めたいと感じる瞬間や円満に辞めるためのポイント

 

こんにちは!ヴェルサスのブログ担当です。

パートで働いている方の中には、様々な理由から今の職場を辞めたいと感じている方もいるかもしれません。

いくらパートと言ってもすぐに辞めることはできないですし、円滑に辞めるためにはタイミングを図ることも重要です。

そこで今回は、パートを辞める最適なタイミングについてご紹介します。

辞めたいと感じる瞬間や円満に辞めるためのポイントもご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

 

 

■パートを辞めたいと感じる瞬間は?

 

パートとして働いている時に、誰しも「辞めたい」と感じてしまう瞬間があるはずです。

まずは、パートを辞めたいと感じる瞬間はどのような時かご紹介します。

 

 

・長期間悩みや不満が解消されない

 

厚生労働省が実施した「令和3年パートタイム・有期雇用労働者総合実態調査」では、パートの人にアンケートを実施し、現在の会社や仕事に対する不満・不安はあるかを調査した結果が掲載されています。

この調査によると、パートタイム・有期雇用労働者のうち、59.1%の人は不満・不安を持っていると回答しています。

約6割もの人が会社や仕事に対して不満・不安を抱いていることがわかります。

不満・不安の内容としては、「賃金が少ない」が69.8%で最も多く、次いで「業務量が多い」が20.3%、「休暇がとりにくい」が15.4%でした。

これらの不満や悩みが継続すると、パートを辞めたいと感じる人も多いようです。

特に自分自身で解決できる問題なら良いのですが、会社側の都合で不満や不安が生じている場合、辞めたいと感じやすくなります。

 

 

・本当にやりたいことができた

 

パートをやっている方の中には仕事が楽しいと感じる方もいれば、生活のために仕方なく仕事をしている方もいるでしょう。

しかし、本当にやってみたいことができた時、パートを本気で辞めたいと感じる方は多いです。

特に年齢や条件などやってみたいことに制限がある場合、あとで後悔しないためにも挑戦してみようと考えます。

せっかくやってみたいことがありパートを続けるのが難しい場合は、やりたいことに目を向け、挑戦できるように退職を検討してみましょう。

 

 

・会社が資金難に陥っている可能性がある

 

通常会社が資金難に陥っているかどうかは財務諸表などを見ないと分からないものですが、職場の雰囲気などから察することは可能です。

例えば取引先に対する支払いや給与の支払いが遅くなった場合には、資金難に陥っている可能性があります。

パートでも分かるほど資金繰りが厳しそうと感じたら、早く辞めて次の仕事先を探そうと思う方も多いでしょう。

 

 

・パワハラやセクハラなどを受けている

 

日頃からパワハラやセクハラなどのハラスメントを受けている場合、辞めたいと感じてしまうのも無理はありません。

ハラスメントは精神的なストレスも大きく、メンタルの不調に陥ってしまうことも考えられます。

職場にハラスメントについて相談できる専用の窓口や担当者がいればすぐにでも相談した方が良いですが、中小企業などでは専用の窓口などが設けられていないケースが多く、相談できない状況が続いてしまうかもしれません。

このような場合は心身のバランスを崩さないためにも、早期に退職を検討した方が良いでしょう。

 

 

■パートを辞める最適なタイミング

 

パートを辞めたいと思っていても、どのタイミングで辞めればいいのか迷ってしまう方もいるはずです。

実際、雇用形態に関係なく仕事はすぐに辞められるものではなく、事前に退職する意思を伝えておかなくてはなりません。

特に自身の仕事を誰かに引き継いだり、新しく人を雇わないといけなかったりする場合もあるため、1ヶ月前には辞める意思を職場に伝える必要があります。

パートを辞めるタイミングは、自分が辞めたいと感じた時で問題ありません。

繁忙期は会社だけでなく自分自身も忙しくなるため、引き継ぎをする際に難しくなってしまうものの、だからと言って繁忙期を理由に辞めるタイミングを変更する必要はありません。

ただし、辞めたいと思う根本の原因が本当に解決できないのか、辞める前に一度考えてみると良いでしょう。

パートを辞めてしまうと一から職場探しをする必要があり、生活費にも影響してしまう可能性があるためです。

例えば自分がやっている仕事が正社員とほとんど変わらず、それなのに賃金に差があるなどの不満を持っている場合、会社に相談することで配慮してもらえる可能性があります。

それでも改善されなければ別の職場を探すという流れでも遅くはないため、辞めたいと思う原因をもう一度振り返って考えてみてください。

 

 

■パートを円満に辞めるためのポイント

 

パートを円満に辞めるためのポイントとして、退職の意思を早めに伝えておくことと、引き継ぎを丁寧に行うことが挙げられます。

 

 

・退職の意思を早めに伝えておく

 

先ほどもご紹介したように、退職の意思はなるべく早い段階で伝えておくと、企業側も新しい人を雇い入れたり、引き継ぎの準備がしやすかったりします。

無期雇用の場合だと退職の意思は2週間前までに伝えれば法律的にも問題ありませんが、なるべく早めに伝えておくのがおすすめです。

また、雇用契約の内容によっては1ヶ月前と指定されている場合もあるため、必ず雇用契約書を確認した上で退職の意思を伝えるようにしましょう。

 

 

・引き継ぎを丁寧に行う

 

退職の意思を伝えたら、あとは適当に仕事をすればいいと感じてしまうかもしれませんが、これでは円満な退職にはならない可能性があります。

辞めたいと思っても様々な事情から辞めにくいと感じている人もいるため、仕事は最後まできちんとこなすように心がけましょう。

また、引き継ぎをする際にも自分がいなくても滞りなく仕事が回る状態にしておくことで、気持ち良く退職できるはずです。

「立つ鳥跡を濁さず」を意識して引き継ぎを進めていきましょう。

 

 

今回は、パートを辞めたいと感じる瞬間や辞めるタイミング、円満に辞めるためのポイントを解説しました。

パートを辞めたいと感じたら、辞めたいと思う原因に向き合い、改善されないか会社側に相談するのもおすすめです。

それでも改善されなかった場合には、退職することも視野に入れて行動に移しましょう。

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