派遣社員から正社員を目指したい!正社員になるまでの最短ルートを解説

 

こんにちは!ヴェルサスのブログ担当です。

2012年から現在に至るまで、労働派遣法による大幅な改正が行われており、派遣社員にとって働きやすい環境が整備されてきました。

しかし、やはり派遣社員というと正社員に比べて不安定であることから、将来のことを考えると不安に感じてしまう人もいるでしょう。

そこで今回は、派遣社員から正社員を目指すための最短ルートや正社員になりやすい職種などをご紹介します。

派遣社員から正社員を目指したいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

 

■派遣社員から正社員になれる?

 

派遣社員から正社員になるための方法にも様々な種類があります。

まずはどうやって正社員になれるのかを解説していきましょう。

 

 

・紹介予定派遣を利用する

 

紹介予定派遣とは、最長6ヶ月間働いてから派遣先の企業に直接雇用してもらえる制度です。

直接雇用の前に実際の現場で働けるため、入社後のミスマッチも回避できます。

ここで注意したいのが、必ずしも正社員登用されるわけではないという点です。

派遣期間中に自身と企業が検討し、双方が合意して初めて直接雇用となります。

つまり、自分が正社員としてその会社で働きたくても、企業側が正社員にするメリットをあまり感じられなかった場合、直接雇用は成立しないのです。

また、直接雇用といっても正社員ではなく契約社員として雇用されるケースもあります。

 

 

・派遣先企業で正社員登用される

 

派遣先の企業に設けられている正社員登用制度を活用して、正社員を目指す方法もあります。

この制度を活用すれば紹介予定派遣を利用しなくても正社員になることが可能です。

企業側も既に業務に携わっている人を雇用できるため、未経験者を一から育てるよりもコスト削減・ミスマッチによる早期離職のリスクを回避できます。

ただし、正社員登用制度を設けている企業は限られています。

さらに試験の有無や正社員になれるまでの期間なども企業によって異なります。

正社員登用を目指したいのであれば、あらかじめその企業で実際に登用された実績はあるのか確認しておきましょう。

 

 

・派遣会社で無期雇用派遣として登用される

 

無期雇用派遣とは、登録した派遣会社と期間を決めずに雇用契約を結び、派遣先企業での就業期間が終わっても派遣会社との雇用契約は続く形態です。

無期雇用派遣の場合、雇用関係が発生するのは派遣会社となるので、数ヶ月で就業先が終了しても原則給与や休業手当などが支払われます。

これまでの有期雇用派遣では、次の派遣先が決まるまで給与・手当などをもらえなかったため、正社員のような安定した働き方につながります。

 

 

・転職活動をする

 

確実に正社員を目指すのであれば、転職活動を検討するのも1つの方法です。

ただし、自分一人で転職活動を進めてもうまくいかないことがあるでしょう。

そんな時は転職支援サービスを受けてみましょう。

転職支援サービスを活用することで、派遣社員から正社員を目指すことも可能です。

しかし、いくら支援を受けていてもスキルがないと転職が難しい場合もあるので注意してください。

 

 

■派遣社員から正社員を目指すなら最短ルートを進もう

 

ここまで派遣社員から正社員を目指す方法についてご紹介しましたが、どの方法が正社員になるための最短ルートになりやすいのでしょうか?

最短ルートとしておすすめなのは、紹介予定派遣です。

紹介予定派遣は元々直接雇用を前提に派遣を行うため、企業側も正社員登用に関して前向きに考えています。

正社員登用制度を用意していても実際はそこまで積極的ではない企業もあるため、正社員を目指すなら紹介予定派遣を利用すると良いでしょう。

 

 

■正社員になりやすい職種とは?

 

職種によっては派遣社員から正社員を目指しやすい職種もあります。

どのような職種だと正社員になりやすいのか解説していきましょう。

 

 

・販売職や営業職は正社員になりやすい

 

販売職や営業職のような結果が数字として表れやすい職種だと評価されやすく、結果次第では正社員を目指せます。

早ければ1年ほどで派遣社員から正社員になった人もいるほどです。

「事務系の正社員を目指したい」という方も多いかもしれませんが、事務系だと数字で結果を出しにくいため、評価を受けられません。

そのため、事務系で正社員を目指す方もまずは販売職・営業職から正社員を目指し、その後事務系の仕事に異動する方法も検討してみましょう。

 

 

・コールセンターのオペレーターもおすすめ

 

どうしても事務系で正社員を目指したい方は、コールセンターのオペレーターがおすすめです。

コールセンターのオペレーターは一般的な事務とは異なるものの、電話の受け答えと入力作業が主な仕事であり、未経験からでも始めやすい職種です。

オペレーターからスーパーバイザー(SV)にキャリアアップすることもできます。

 

 

■正社員を目指すために覚えておきたいスキル

 

派遣社員から正社員を目指すなら、雇用されやすいスキルを事前に習得しておくことも大切です。

例えば希望する職種に関連する専門的スキルは必須と言えるでしょう。

また、どの業界でも活用する汎用スキルも身に付けておくべきです。

汎用スキルは特別な資格ではなく、論理的思考力や効率化を目指す考え方、レポートや資料の作成能力といったものが挙げられます。

コミュニケーションスキルも正社員として雇用されるために重要な要素となります。

企業はチームで仕事を進めることも多いため、コミュニケーションスキルを持っていないと仕事を行うことすら難しくなってしまいます。

コミュニケーションスキルは、自分自身の考えを伝える力と相手が話す内容を正しく受け取る力の2つが重要です。

正社員を目指す際は、これらのスキルを磨いておきましょう。

 

 

今回は、派遣社員から正社員を目指すための最短ルートや正社員になりやすい職種などをご紹介しました。

正社員になるための最短ルートとしておすすめなのは紹介予定派遣です。

紹介予定派遣なら企業も前向きに正社員登用を考えてくれているため、期間中にしっかりと力を発揮できれば登用される可能性は高くなります。

ただし、正社員登用制度を設けている企業の中にも前向きに考えており、登用実績を豊富に持つ企業もあります。

そういった企業であれば紹介予定派遣でなくても、頑張り次第で正社員を目指せるはずです。

ヴェルサスでは紹介予定派遣のご案内はもちろん、一定期間働いたスタッフには正社員希望の面談を受けていただくことも可能です。

派遣社員から正社員登用を目指す方も、ぜひヴェルサスにご相談ください。