小規模企業とは?転職するメリット・デメリットを徹底解説!

 

こんにちは!ヴェルサスのブログ担当です。

転職をする際、従業員の多い企業が良いのか、はたまた少ない企業の方が良いのか、悩んでいる方も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、従業員の少ない小規模企業で働くメリット・デメリットを解説します。

小規模企業の定義や転職する際にチェックしておきたいポイントも解説しているので、ぜひ参考にしてください。

 

 

■小規模企業とは?従業員の少ない会社の定義

 

そもそも小規模企業とは従業員の規模がどの程度の企業を指すのでしょうか?

中小企業基本法では、以下にある基準を元に、小規模企業を定義しています。

 

・従業員5人以下:卸売業・小売業・サービス業

・従業員20人以下:製造業・その他

 

小規模企業の定義は、業種によって変わります。

また、上記よりも従業員数が多い場合は、小規模企業ではなく、中小企業となります。

とはいえ、これらは中小企業基本法で定義された区分であり、一般的には従業員20名以下の企業を「従業員が少ない」「小規模企業である」とみなすことが多いです。

 

 

 

■従業員の少ない小規模企業で働くメリット

 

転職先を探す際、大手企業を目指す人は多いですが、小規模企業には小規模だからこそのメリットがあります。

ここでは、従業員の少ない小規模企業で働くメリットをご紹介します。

 

 

・幅広い業務を経験できる

 

小規模企業は、1人に任される仕事の幅が広く、様々な業務を経験できる可能性があります。

大企業の場合、業務の役割分担がしっかり決められていることも多いです。

しかし、小規模企業は人数が少ないため、大企業なら複数人で振り分ける仕事を1人で担当することも多々あります。

負担や責任が重くなることは否定できないものの、様々な業務を経験できる分、社会人としての成長も期待できます。

また、個人の裁量で仕事を進められることも多いので、やりがいを持って働くことができるでしょう。

 

・新しいことに挑戦しやすい

 

個人の裁量で仕事を進められるということは、自分のアイディアを柔軟に取り入れられるということです。

新しいことにも挑戦しやすい環境が整っているのは、小規模企業だからこそのメリットと言えるでしょう。

また、小規模企業の場合、社長や役員との距離も比較的近い傾向にあります。

そのため、上層部に自分のアイディアやスキルを提案するなど、意見を伝えやすい点も魅力です。

 

 

・意思決定がスムーズに進みやすい

 

小規模企業は、意思決定までのスピードが速く、業務を円滑に進めやすいのもメリットの一つです。

大企業の場合、業務分担がしっかりされており、縦割りがきっちりしていることが多いです。

そうなると、何か一つ決めるにしても役職者の承認を得なくてはならず、時間がかかってしまうことがあります。

しかし、小規模企業ならそもそも人数が少ないため、社長や役職者への距離も近く、意志決定までスムーズに進みやすいです。

承認までに時間がかからないため、企画立案から実現までのスピードが速い傾向にあります。

 

 

・アットホームな雰囲気であることが多い

 

小規模企業は、人数が少ない分、他部署の人とも関わる機会が多く、お互いの顔や名前が一致しやすいです。

コミュニケーションも活発のため、アットホームな雰囲気であることが多く馴染みやすいのもメリットの一つでしょう、

 

 

■従業員の少ない小規模企業で働くデメリット

 

小規模企業にはメリットもある一方で、デメリットも存在します。

小規模企業への転職を考えている方は、デメリットもしっかり把握した上で決めることが大切です。

 

 

・業務内容が幅広い分負担が重くなりやすい

 

小規模企業は、幅広い業務を任せられることが多い分、個人の責任や負担が重くなりやすい傾向にあります。

また、人数が少ないが故に、ちょっとした雑務も自分でしなければならないことが多く、業務に集中できない可能性があるのも、小規模企業ならではのデメリットと言えるでしょう。

 

 

・事業の安定性に不安

 

小規模企業の場合、一つの事業に特化していることが多いです。

大企業のようにいくつかの事業を多角的に経営していない分、競合企業の参入や社会情勢の変化など、ちょっとした影響によって業績不振に陥る可能性があるのも、小規模企業故のデメリットといえるでしょう。

また、大企業に比べて、経営不振に陥る可能性が高い分、社会的信用も低い傾向にあります。

 

 

・大手に比べて制度や福利厚生が充実していない可能性がある

 

小規模企業の場合、社内の教育制度や福利厚生が充実していない可能性があるのもデメリットの一つです。

大企業の場合、各種手当や休暇などの制度や福利厚生が整っていることが多く、業務の流れややり方がマニュアル化されるなど教育制度も整備されています。

一方、中小企業の場合、マニュアル化されていない部分も多いため、人によってやり方が違うなど、戸惑うことが出てくるかもしれません。

 

 

■小規模企業に転職する際にチェックしておきたいポイント

 

最後に、良い小規模企業に転職するためにも、チェックしておきたいポイントをご紹介します。

 

 

・社長の雰囲気を確認

 

小規模企業の場合、社内の雰囲気は社長の人となりに大きく左右されます。

また、会社が成長するかどうかは、社長の手腕による所が大きいため、転職する際は一緒に働きたいと思えるような人物か、社長の雰囲気や考え方を確認しておくと良いでしょう。

社員に対して横柄ではないか、接し方なども見ることができると、就職後の想像がしやすく、判断に役立ちます。

 

 

・問い合わせや面接時の対応

 

問い合わせや面接時の担当者の対応もチェックしておきましょう。

態度が悪かったり、マナーができていなかったりと対応に問題がある場合、転職は考え直した方が良いでしょう。

そのような対応を許しているような企業では、他にも様々な問題点が出てくる可能性があります。

 

 

今回は、小規模企業とはどのようなものか、メリット・デメリットも含めて解説しました。

明確な定義はあるものの、一般的には、従業員20名以下の企業を小規模企業とみることが多いです。

小規模企業には、幅広い業務を担当できる、アットホームな雰囲気であることが多いといったメリットがある一方で、事業の安定性や制度面でデメリットを感じることも少なくありません。

小規模企業への転職を考えている方は、今回紹介した内容を参考に、社長の雰囲気や担当者の対応もチェックし判断することが大切です。

ヴェルサスでは、幅広い業種・職種のお仕事を取り扱っています。

一人ひとりの希望に合わせたお仕事をご紹介しているので、転職を検討している方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。