こんにちは!ヴェルサスのブログ担当です。
履歴書を作成するにあたって、手書きとPC、どちらで作成すべきか迷っている方もいるでしょう。
そこで今回は、履歴書を作成する場合どちらで作成すべきか、メリット・デメリットを解説するとともに、PCで作成する場合のコツもご紹介していきます。
履歴書の作成方法に悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
■企業からの指定がない場合は?
履歴書の作成方法について、応募した企業で指定がない場合は、基本的に手書き・PCのどちらで作っても問題ありません。
「手書きで熱意を伝えたい」または「転職活動を効率的でスピーディーに進めたい」など、目的に応じて自分に適した作成方法を選びましょう。
それでも手書きかPCで迷うようであれば、以下を参考にしてください。
・企業側に直接質問してみる
企業側が手書きかPCかを厳密に指定している場合は、もちろんそれに従った方法で作成しなくてはなりません。
よほどの理由がない限り、推奨されている方法で作成します。
また、特に指定がなく不安な場合は、企業に直接問い合わせても問題ありません。
その際は、「PCで作成しても良いですか?」といった聞き方よりも、「御社が推奨する履歴書のフォーマットはございますか?」といった聞き方をすると、よりスマートな印象になります。
・応募先の傾向に合わせる
手書きかPCかで迷ったら、応募先の傾向を確認してみましょう。
例えばIT系企業や外資系企業ではPCで作成した履歴書が主流で、手書きによる履歴書は非効率と捉えられがちです。
また、建設業界やアパレル業界なども、履歴書はPCでの作成を推奨していることも多いです。
中には履歴書を元に、PCの基本スキルを見極める企業もあります。
業界によって作成方法の傾向は異なるため、応募先企業の業界ではどちらが主流かを確認して、それに合わせることが大切です。
■手書きとPCのメリット・デメリット
・PCのメリット
PCで履歴書を作成する大きなメリットは、手書きよりも作業時間を大幅に短縮できることです。
文字の間隔や大きさも均一で、誰にでも読みやすく仕上がりますし、内容を変更したい時も該当部分を修正するだけで済みます。
また、複数の企業に向けて履歴書を作成する時も一度作成して保存さえすれば、あとは志望動機や自己PRなど一部分を書き換えるのみで、非常に効率的です。
PCで短縮した時間を使って、内容をブラッシュアップすることも可能です。
他にも、字を書くのが苦手、書き損じる心配がないなどの利点もあります。
・PCのデメリット
企業によっては手書きの履歴書を推奨しているケースもあります。
その場合、応募要項を見逃してPCで作成した履歴書を提出してしまうと、不合格につながることも考えられるので注意が必要です。
また、履歴書を流用する際に、他の企業に向けた内容のものを修正し忘れ、誤って提出してしまうといったミスにも気を付けなければなりません。
さらに、PCだと打った本人でも誤字脱字を見逃しやすいという点も挙げられます。
そのまま担当者に渡してしまうと「確認ができない人だ」と思われてしまう可能性もあるため、何度もチェックをするか、他の人にも見てもらうなどの対策が必要です。
・手書きのメリット
文字から転職活動における熱量をチェックする採用担当者もいるため、美しい文字が書ける人には大きなアピールポイントになります。
たとえ字が汚かったとしても、綺麗に書こうとしていることが相手にもわかれば、誠実な人柄を評価してもらえる可能性もあるでしょう。
加えて、従来から手書きの履歴書が一般的であったため、PCが推奨されていない限り手書きの方が無難という安心感もあります。
・手書きのデメリット
手書きによる大きなデメリットは、手間と時間がかかることです。
応募する企業ごとに1枚ずつ丁寧に書かなければなりませんし、途中でほんの少しでも書き損じたら、初めから書き直すことになります。
書き上げた後に誤字脱字に気付いたとしても、もちろん修正液や修正テープは使えません。
日頃からPCでの文書作成に慣れている人にとっては、非常に根気がいる作業となるでしょう。
書き損じが続けば、その分何度も履歴書を購入する羽目になります。
また、PCスキルが重視される企業では、低評価につながることも懸念されるでしょう。
■PCで履歴書を作成する時のコツ
最後に、PCで履歴書を作成する時のコツをご紹介します。
PCで作成する際は、ぜひ参考にしてみてください。
・テンプレートはExcelかWordを使う
インターネット上から様々な形式の履歴書をダウンロードできますが、企業によって指定がある場合を除いては、Excel形式かWord形式のフォーマットを選ぶことをおすすめします。
もし企業側が未対応のソフトを使って作成してしまうと、履歴書のデータを送っても開けなかったり、レイアウトが崩れたりする恐れがあります。
ExcelやWordであれば、ビジネス文書作成ツールとして多くの企業が採用しているため、こうしたトラブルが起きにくいです。
また、作成後はPDF形式に変換して送ることで、改ざんやレイアウト崩れ防止につながります。
・適切なフォントの種類とサイズにする
履歴書をPCで作成する場合、フォントの種類は明朝体、サイズは10.5~11ptが基本です。
明朝体にも数種類ありますが、1枚の履歴書内で複数のフォントを使うと雑多な印象になるため、使用するフォントは1種類とします。
文字のサイズについても、自己PRに記入できることが少ないからといってそこだけ大きくしたり、志望動機をたくさん入れたいからと小さくしたりすると、悪目立ちする可能性があるため、すべて統一しましょう。
ただし、氏名などに限っては13~15ptと少し大きめにします。
・印刷する時の注意点
PCで作った履歴書を印刷して企業へ郵送する場合、A3サイズの見開きで印刷するのがおすすめです。
コンビニに設置されているコピー機を使えばA3サイズの見開きでも綺麗に印刷できます。
しかし、家庭用コピー機の場合はA4サイズまでしか対応していない場合も多いです。
その場合はA4サイズで2枚印刷してみましょう。
A4サイズが2枚になったとしても、企業の担当者からの印象が悪くなるといったこともありません。
もしA4サイズ2枚で印刷するなら、クリップを使ってまとめるようにしてください。
ホッチキスで止めてしまうと読みづらくなりますし、担当者が履歴書のコピーを取る際に針を外す手間が生じてしまいます。
誰が送ってきたのかわかりやすいよう、クリップでまとめる時に自分の名前や写真が掲載されているページを上にするなどの小さい心配りも忘れないようにしてください。
履歴書は、企業側から指定がない限り、基本的に手書きとPCならどちらでも問題ありません。
それぞれにメリット・デメリットがあるため、どちらか迷った場合は転職先で主流となっている方法を選ぶか、自分に合った方法を選ぶと良いでしょう。
また、PCで作成する場合は、押さえておくべきコツがいくつかあります。
ヴェルサスのホームページからは、推奨する履歴書のテンプレートや書き方の見本をダウンロードすることも可能です。
さらに、履歴書や職務経歴書の作成方法についても直接サポートいたしますので、ぜひお気軽にご相談ください。