転職面接に失敗する人の特徴とは?NGワードや無意識の口癖を使っていないかチェックしよう

 

こんにちは!ヴェルサスのブログ担当です。

転職面接を重ねている方の中で、実績や技術に問題はなく面接中もうまく話せたはずなのに、なぜかいつも不採用になってしまう方はいませんか?

そういった方の場合、無意識に面接で避けられてしまう残念な話し方をしている可能性があります。

今回は、転職面接で不合格になる残念な話し方や避けたいNGワードについてご紹介します。

転職面接でなかなか成果が出ない方、特にミドル層で転職を検討されている方はぜひ参考にしてください。

 

 

■限られた時間の中で「自分の価値」を伝える

 

資格や専門スキルがあり書類審査は通過するのに面接がうまくいかない場合、面接で何がいけなかったのかと悩むミドル層の転職希望者は多いです。

前職で経験を積んできた転職者に対して、企業側はスキル以外にも着目している部分があります。

それは、入社してから会社でうまくやっていけるのか、謙虚さや協調性、コミュニケーション能力など、書類だけではわからない実績以外の部分です。

採用担当者は、転職希望者から面接での態度や話し方、雰囲気を通して自社にふさわしいかどうかを判断しています。

そのため、面接では限られた時間の中で自分の価値をどれだけ相手に伝えられるかが重要です。

無意識に採用担当者が好まない口癖や話し方をして、せっかくのチャンスを無駄にしてしまってはもったいないです。

経験を積み重ねてきた実績や専門スキルがある転職者の中には自信がある分、無意識にありのままの状態でも自分をわかってくれるだろう、と面接を軽く考えてしまう方も多いでしょう。

この記事から、ぜひ効果的な面接での話し方などを取り入れてみてください。

 

 

■転職面接で落ちやすい口癖・話し方の対処法3つ

 

転職面接で落とされてしまう方には特徴があります。

自分が思っている以上に面接での話し方や態度は、相手にとって受け取る印象が大きく左右されることを知っておきましょう。

声の大きさやスピード、目線や表情など、気をつけるポイントは多いです。

声が小さければ自信のない様子に映り、早口で用意してきた内容を話したりすれば、相手側はついていけず、独りよがりのお喋りになってしまう恐れもあります。

相手の気持ちを読み取れない少し癖のある印象を与えてしまうかもしれません。

ここでは、面接に落ちる口癖や話し方についての対処法を3つご紹介します。

 

 

1.返事は「はい!」と肯定的に

 

相手の気分を悪くするような口癖の1つに、振られた話や質問に対して「いや」「いえ」「というか…」など、否定語から入るものが挙げられます。

相手を否定する気持ちがなくても、口癖で「いや」から始まる人も多いので、家族や友人と話している際に自分が否定から話に入っていないかを意識してみてください。

否定語を極力使わないようになるためには、質問に対してまずは「はい!」と答え、一旦間を空けてから自分の意見を述べていくことをおすすめします。

自分が無意識で軽く使っていたとしても、採用担当者は毎回質問に対して否定から入られたら良い気分ではありません。

また、同じく「はいはいはいはい」「ええ」「あ~はい」「まぁ、そうですね」といった返事も、軽い印象を与えてしまうので面接では好ましくありません。

その他にも無意識に出てしまう言葉としては、質問に対して迷いから「え~と」「あの~」といったつなぎ言葉が出てしまいやすいです。

毎回質問のたびに出てしまうと悪目立ちし、面接の準備をしてこなかった印象にもつながります。

言葉に詰まりそうになったら「はい!」とまずは答え、一旦間を取ってから落ち着いて自分の意見を伝えていきましょう。

 

 

2.質問内容を理解して「聞かれていること」を答える

 

自分の価値を必死に伝えようと、準備してきた内容を喋り過ぎてしまう方も多いです。

用意してきた内容を伝えたいために、相手が質問している内容とずれがあったり、一方的に話しを続けていたりする場合、採用担当者からはコミュニケーション能力が低いとみなされます。

大切なのは「会話」です。

相手の質問に対して、質問を理解してから結論から話し始めましょう。

会話中の質問に対しては、30秒程度で回答できるのが望ましいです。

興味のある内容であれば、採用担当者から話題が振られ、一方的に話しをせずとも話は膨らんでいきます。

 

 

3.ミドル層が使ってしまいがちな面接NGワード

 

ミドル層の転職希望者は、経験を活かしてさらに良い条件の会社を希望している方が多いでしょう。

面接の場で自分の意見を伝えるのは重要ですが、採用担当者が望むような答え方を意識しなくてはなりません。

以下、ミドル層が使ってしまいがちな面接NGワードをご紹介します。

 

 

・「何でもやります!」

 

企業側からミドル層の転職希望者に求められているものは「即戦力」です。

新卒ならともかく、何でもやりますとアピールするのは、言い換えれば専門性がなく、強みがない印象を与えます。

また、「どんな仕事でもこなせる自信があります」といった誇大表現も上辺だけの印象を与えかねません。

面接では自分の強みや専門性を活かした表現方法を取りましょう。

 

 

・「キャリアアップするため」

 

転職動機を聞かれた際に、「自分自身のキャリアアップのため」「スキルアップのため」「年収は○○円以上が希望です」などと自分の要求や希望を強くアピールするのも採用にはつながりにくくなります。

転職の際に条件を確認することは大切ですが、あくまで採用担当者の立場に立って答え方を工夫しましょう。

その企業にとって、あなたがどれくらい貢献でき、価値のある人材であるかを伝えることが重要です。

その上で、自分の希望や展望を伝えると良いでしょう。

 

その他にも、「御社の将来性に惹かれて」「将来独立を考えていて」などもNGワードとして挙げられます。

相手側に立ち、自分の意見がどのように受け取られるか意識してみましょう。

自ずとNGワードを避けた回答が用意できるでしょう。

 

 

■「自分の価値を伝える力」があれば転職面接は成功しやすくなる

 

企業側がミドル層の転職者に求められているのは、実力やスキルだけでなく、即戦力として会社に貢献してくれるか、会社の足りない部分を補ってさらなる活躍が期待できるかと言った部分です。

そのためには「自分の価値を伝える力」が重要となります。

実績や資格をただ述べるのではなく、自分がいかに会社にとって価値のある人材なのかをアピールしましょう。

まずは企業が求めている人材を把握し、自分の価値を具体的な経験や実績を絡めて伝えます。

そして、もし自分が採用された際に今後どのように貢献していくかを伝えると良いでしょう。

採用担当者にはあなたの熱意が伝わるはずです。

 

 

 

今回は、転職面接で不採用につながる話し方や口癖について解説しました。

採用されるためには短い面接という時間の中で、いかに自分に価値があるのかを伝えるのかが重要となってきます。

採用担当者もプロなので、話し方や口癖だけで不採用にする可能性は低いかもしれません。

しかし、書類の内容がいくら良かったとしても、面接での印象があなたの印象になるので全体の印象があまり良くない場合、採用は一気に難しくなるでしょう。

ヴェルサスでは、経験豊富なキャリアアドバイザーが多く在籍しております。

転職や面接に自信が持てない方はぜひ一度ご利用をご検討ください。

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