転職活動中の人は要注意!言うべきではない地雷フレーズとは?

 

 

こんにちは!ヴェルサスのブログ担当です。

転職活動をしている中で、面接を受けるケースが大半を占めます。

面接では色々なことを質問されますが、言わない方が良いと考えられている“地雷フレーズ”があることをご存知ですか?

今回は、転職活動中の人が注意したい地雷フレーズについてご紹介します。

 

 

■「年収をアップさせたい。」は成果にこだわりすぎ

 

「年収をアップさせたい。」という理由で転職を考えるのは珍しいことではありません。

それを理由に転職するのは間違ってはいませんが、面接で素直に答えるのは印象がマイナスになってしまう可能性があるので注意が必要です。

年収や肩書をアップさせてキャリアアップを目指したいと考えるのは素晴らしいことです。

しかしそれは、仕事で成果を出した結果なので「過程よりも結果にこだわる人」というイメージを持たれてしまいます。

そうすると、仕事へのやりがいなどは二の次で自身が想定するような道筋を歩めないと辞めてしまうのではないかと思われてしまうのです。

こうした理由から不採用になるケースもあります。

結果として年収アップなどを目指したいと伝えるのは悪くありません。

年収アップなどを目指すような人材は向上心が高く、入社後も前向きに仕事に取り組んでくれる可能性が高いと考えられるからです。

採用するのであれば会社の成長に貢献できる人材が欲しいと考えるのは当然のことでしょう。

それを加味した答えを出せるかどうかというのは、企業側からのイメージを左右する要素になると覚えておいてください。

 

 

■何もできない人ほど「何でもやります!」と言いがち

 

面接ではどのような仕事がやりたいのか聞かれることもあります。

その時に、「何でもやります!」と答える人もいるでしょう。

どのような仕事でもやる=前向きな答えだと思うかもしれませんが、30代~40代の転職では何もできないとアピールしているようなものです。

20代の新卒面接を受ける人であれば理想的な答えだと言えますが、全年齢に共通することではないことを忘れてはいけません。

これまで仕事をしてきた中で自分なりの専門性や強みがないと思われてしまい、採用したい人材だと思ってもらうことは難しくなります。

あなた自身が持つ強みを理解し、絞り込んだうえで採用側に伝えることが重要になるのです。

「私の強みは○○です。この分野に関しては必ず成果を出し、御社に貢献いたします。」といったように、明確に伝えることがポイントになります。

 

 

■「興味あります。」など漠然とした答えはネガティブな印象に

 

面接の中で応募した会社に対する志望度がどの程度なのか聞かれることもあるでしょう。

その時に、「興味があります。」のように漠然とした回答をするのも地雷になるので注意してください。

このように答える人は、若手だけではなく中堅やベテランにも多いです。

漠然とした答えしかできないと、「入社してもコミットしてもらいにくいのではないか?」、「深く掘り下げられないということは、業務を理解する能力や職務を円滑に進める能力が劣るのではないか?」と判断される恐れがあります。

面接でこのような傾向が見られた場合、採用される可能性が大きく下がると思っておいた方が良いでしょう。

志望度について聞かれた時は、あえて「御社が第一志望となっております。」と答える必要もありません。

志望度の高さよりも、これまでの選考過程でどのようなことを感じたのか、どこに魅力を感じたのか、といった点を伝えるのがおすすめです。

もしも懸念している部分があるなら、それについて具体的に伝えるようにするのも良いでしょう。

企業側も改善できる部分がないかなど検討してくれる可能性があります。

このようなコミュニケーションがしっかりできているかどうかは、面接の結果を大きく左右します。

 

 

■「会社に違和感を覚えた。」という退職理由は不信感を抱かれやすい

 

転職理由として、「会社に対する違和感を覚えた」や「自分の考えとトップの考えが合わなかった」、「経営者や上司のやり方が間違えていると感じた」と語るベテラン世代(40代~50代)は比較的多く見られます。

そのような理由で転職したいと思う気持ちも確かにわかりますが、自分自身が間違えている可能性があるという視点も忘れてはいけません。

あなたの視点から見た時は間違えているように思えても、経営レベルで見た時は正しいというケースもあるのです。

また、何か違和感を覚えた時に経営陣に対して相談や提案をしたのか、という点も重要になります。

相談や提案などをせずに自分の考えだけで突っ走っているなら、やるべきことをやっていないとみなされてしまっても仕方ありません。

会社や部署に関して改善策を提案できる社員は有能です。

相談したにもかかわらず、改善の見込みがないなら転職すべき職場だと言えます。

実際に相談をすることがきっかけとなり、転職をしなかったというケースもあるのです。

特に何もせずに転職の面接で前職の不満をぶつけてしまうと、「採用しても同じことを言われるのでは?」とネガティブな印象を持たれてしまいます。

ネガティブな印象を持たれてしまえば、面接の結果にも悪影響を及ぼします。

 

 

■採用する側の心境を考えることが重要

 

面接を受ける時は、相手の心境を考えることが重要です。

採用活動を行っているということは、人材不足を解消したいというケースもありますが、新たな事業を展開するために雇用したいと考えているケースも考えられます。

いずれにしても、ただ会社に来て椅子に座っているだけの人を雇う余裕がないのは当然です。

そのため、どのような活躍ができるのかなど明確に見えてくる人の方は採用される可能性は高いと言えます。

転職活動を成功させるためにも、自分の気持ちをただぶつけるだけではなく、採用する側の心境も考えてみてください。

そうすることで発する言葉も変化していき、「この人と一緒に働きたい!」と思ってもらいやすくなります。

 

 

 

転職活動において、応募先の企業から良いイメージを持ってもらうことは大切です。

そのためには、自分本位ではなく相手の子とも考えた面接の受け答えが必要になります。

また、これまでのキャリアを活かせるかどうかもベテラン世代の転職では重要になります。

もし転職活動で悩んでいるなら、多くの求人を取り扱っているヴェルサスまでご相談ください。

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