「不幸な退職」を回避するために知っておきたい3つのポイント

 

こんにちは!ヴェルサスのブログ担当です。

年末年始から年度末にかけて、転職を考える人が多くなる傾向にあります。

年度が切り替わるタイミングなら転職にも最適だと考える人もいるでしょう。

しかし、転職する際のポイントを把握しておかないと「不幸な退職」になってしまう可能性があります。

そのような事態を防ぐにはどうすべきなのでしょうか?

今回は、年末年始から年度末に退職者が増える理由や「不幸な退職」を回避するために知っておきたいポイントについて解説していきます。

 

 

■年末年始から年度末に退職者が増える理由

 

年末年始から年度末は、退職者が多くなる時期です。

このタイミングで転職を考えた経験がある人、実際に転職した人も多いはずです。

ボーナスの支給が1年に1回という会社だと、1月または2月に支払われるといったパターンが見られます。

そのため、ボーナスを受け取ってから退職したいと考え、年度末になるといったケースも考えられます。

ボーナスの額などをチェックし、3月に退職するスケジュールを組むのはある意味無難です。

しかしすぐに退職できるわけではないため、手順をしっかりと踏まなければいけません。

手順を踏まずに退職してしまうと、円満退社は難しくなってしまうでしょう。

円満退社ができなかった場合、「不幸な退職」になってしまう可能性が高いです。

 

 

■「不幸な退職」を回避したい!そんな時に知っておきたいポイントとは?

 

「不幸な退職」を回避するためには、押さえておきたいポイントが3つあります。

ここで紹介するポイントを把握しておけば、退職することに後悔がなくなり、「不幸な退職」だと感じてしまう可能性が低くなります。

 

 

・転職先への入社が確実になってから退職の意思を伝える

 

転職活動をしている中で、手応えを感じる場面もあるでしょう。

採用してもらえるかもしれないと感じると、少しでも早く現在の職場に伝えなければいけないと思ってしまいがちです。

しかし、確実に入社できるとわかるまで伝えないようにしてください。

「退職をする可能性がある」「退職したいと考えている」といった確実性のない伝え方もしないようにしましょう。

会社側が「退職する」という前提で動いてしまうと、転職先が決まらなかった時に居場所を失う可能性もあります。

退職すると言ってしまうと後戻りができず、無職になってしまうリスクもないとは言い切れません。

それではあなたにとって最悪な状況になってしまうので、転職先への入社が確実になってから退職の意思を伝えるようにするのがおすすめです。

 

 

・就業規則で決められた時期よりも早めに伝える

 

退職を決意したら、就業規則で決められた時期よりも少しだけ早く伝えることも押さえておきたいポイントです。

退職希望日に関しては、転職先に入社する前日にすると手続きがスムーズになります。

有給休暇を使ってから辞めるケースもあるので、それを加味した退職日を設定するようにしましょう。

会社や上司によっては、退職の手続きに数日間かかってしまう場合もあります。

そのため、就業規則で決められた退職通告日が1ヶ月前となっているなら、それよりも数日早いタイミングで通告するようにしてください。

自分自身が多くの仕事を抱えている場合などは引継ぎに時間がかかってしまうので、2ヶ月や3ヶ月前に通告しなければいけない場合もあります。

いずれの場合でも、転職先に良いコンディションで移れるかどうかが重要です。

退職日を決めることが難航したり、退職直前まで引継ぎ作業をやらなければいけない状況になったりするのは、できれば避けたいものです。

 

 

・可能なら金曜日に伝える

 

退職したいことを上司に伝えるのは、金曜日がおすすめです。

金曜日であれば、引き止めの説得が長引いたとしても間に休日が入ります。

引き止められたり、辞める理由を執拗に聞かれたりするといったケースも珍しくありません。

そのような状況になった場合、「土日でゆっくりと考えてみます」と返答できるためです。

上司も休日の間に色々と考え、月曜日までに今後の流れをおおまかに見極められます。

退職を希望する社員が重要なポジションに就いている場合は、人事部や社長などにも相談しなければいけません。

引き止めできるのか、できないならなぜできないのかを考える時間も必要になります。

お互いにしっかりと考えた上で再度話し合いを行えば、納得できる答えに近づきやすくなるでしょう。

 

「不幸な退職」を回避したいと考えているのであれば、このようなポイントを押さえた上で意思を伝えるようにしてください。

円満退社となれば、「退職して良かった」と感じやすくなります。

 

 

■有給休暇に入ったら職場のことは気にしない

 

引継ぎが終わって有給休暇に入ったなら、職場のことは気にしないようにしましょう。

転職する人が引継ぎ後も残っているとお互いに気を遣ってしまうものです。

そのため、引継ぎが終わったなら何も考えずに有給休暇に入り、悠々自適な時間を過ごした方が良いと言えます。

しかしあまり長々と休んでしまうと、仕事に対するモチベーションが下がってしまうことも考えられます。

そのため、適度な休暇を取るようにしましょう。

2週間~3週間程度であれば、リフレッシュにちょうど良い期間です。

転職先で働き始めると長期休暇を取りにくくなってしまうため、退職から入社までの期間は自分へのご褒美だと考え、ゆったりと過ごすのがおすすめです。

ただ遊んで過ごすだけではなく、転職先で活かせる知識を身に付ける期間にするのも良いでしょう。

そうすることで、モチベーションアップにもつながります。

 

 

 

転職を考える理由は様々です。

ネガティブな理由もあれば、ポジティブな理由もあるでしょう。

いずれにしても、現在働いている会社を円満退社したいと考えるものです。

そのためには、今回ご紹介した「不幸な退職」を回避するためのポイントを把握した上で転職活動を行ってみてください。

また、転職に関する不安や悩みがある場合は、ヴェルサスまでお気軽にお問い合わせください。

ヴェルサスでは、これまでの実績・経験を活かして、一人ひとりの状況に合わせた適切なアドバイスやご提案をいたします。