ネット上の転職情報は信用しても良い?

 

こんにちは!ヴェルサスのブログ担当です。

転職する企業を選ぶ際、ネットに掲載されている情報を参考に考える人も多いはずです。

しかし、掲載されている情報が全て正しいとは限りません。

そこで今回は、ネット上に掲載されている情報は信用しても良いのかどうかについてご紹介します。

転職を考えている人は、失敗を未然に防ぐためにも、ぜひこの記事を参考にしてみてください。

 

 

■ネガティブな口コミはなぜ発生するのか?

 

ネットを用いて情報収集を行う人は多いですが、企業について調べていく中でネガティブな口コミにたどり着いてしまう場合があります。

「ブラック企業」「パワハラ上司がいる」「休日休暇がない」といったネガティブな口コミが発生してしまうのには、一体どのような理由があるのでしょうか?

実際に口コミを書き込んでいるのは、以前まで勤めていた社員や現社員、家族や友人、取引先や会社関係の人々だと考えられます。

ネガティブな情報が発生するのは、口コミをネット上に書き込む際の心理に深く関係しているようです。

人は、感情を強く揺さぶられた時、誰かに気持ちを共有したいという衝動に駆られます。

特に、この感情が怒りや苛立ちだった場合、誰かに共有したいという気持ちがより一層強くなります。

怒りや苛立ち、悲しみといった負の感情は口コミを書くモチベーションを高めるため、ネット上にはネガティブな情報が発生してしまうのです。

 

 

■口コミの信ぴょう性について

 

ネット上にはポジティブ、ネガティブなど内容に関わらず、様々な情報が掲載されています。

実際に掲載されている口コミには、信ぴょう性はあるのでしょうか?

ここでは、企業に対する口コミを見る上で注意しなければいけないポイントについてご紹介します。

 

 

・情報が更新されていない可能性がある

 

労働環境の変化に伴い、職場環境の見直し・改善を行う企業が増えています。

働き方改革が注目される現代において、職場環境が整っていない企業は、マイナスなイメージを抱かれてしまうため、多くの企業で労務面が改善されています。

しかし、口コミサイトが更新されておらず、数年前の情報がそのまま残っている場合があるため、口コミサイトの情報を参考にする際は注意しなければいけません。

掲載日が明記されている場合もありますが、その都度日付を確認する人は少ないです。

そのため、口コミサイトで得た情報はしっかりと掲載日を見て、更新されているかどうか確かめる必要があります。

 

 

・バイアスがかかりやすい人の口コミがある

 

会社を辞めた人の口コミにはバイアスがかかりやすい傾向にあるため、掲載されている情報を鵜呑みにしてはいけません。

バイアスとは、傾向、偏向、先入観、偏った考えをもたらす要因、認識の歪みなどを意味する言葉です。

給料や人間関係、評価への不満などを理由に会社を辞める人も多いため、どうしてもネガティブな内容になりがちです。自分に非があって退職した場合でも、バイアスがかかることによって、あたかも企業側に非があるような書き方をします。

過去にその企業で働いていた社員の口コミはバイアスがかかりやすいため、あまり参考にならないと考えた方が良いでしょう。

ただし、中には実際の状況と一致する情報もあるため、慎重に見極めなければいけません。

 

 

・真実とは限らない

 

掲載されている情報が全て真実とは限りません。

ネットは真偽に関係なく、極端な情報ほど広まりやすい性質があるため、一気に拡散されてしまう可能性があります。

拡散する人は興味本位で情報を広めているだけなので、事実確認をすることもなければ、発信元が誰かといったことも知りません。

真実かどうか確かめる人はほとんどいないため、虚偽の情報だけが広まっている可能性もあります。

また、一度拡散されてしまった情報は、永遠に残り続けるというのがネットの恐ろしさです。

 

 

■正しい情報の見極め方とは

 

では、正しい情報を見極めるにはどうすれば良いのでしょうか?

企業に対するネガティブな口コミを見つけた場合、真実かどうか見極める方法についてご紹介します。

 

 

・複数の口コミを参考にする

 

企業野口コミを調べる際は、一つのサイトを参考にするのではなく、複数のサイトを参考にすることが極めて重要です。

一つのサイトに絞ってしまうと、それが正しい情報なのか、投稿者の憶測で書かれたものなのか判断できなくなります。

そのため、様々な人が投稿している口コミとの整合性を確かめることは欠かせません。

他のサイトに投稿されている口コミを見ることで、正しい情報にたどり着ける可能性は格段にアップします。

また、正社員やアルバイト、派遣など、雇用形態によっても受け止め方が変わる場合があるため、あらかじめしっかりチェックしておきましょう。

 

 

・企業が発信している情報を見る

 

一体何が正しいか判断できなくなった場合、公式ホームページを検索するなどして、企業が発信している情報を確かめることも重要です。

事実確認をしたいのであれば、最も有効な手段だと言えます。

公式で掲載している求人サイトやSNSをチェックすることで、正しい情報が得られます。

それでもわからなければ、企業に直接問い合わせるのが望ましいです。

 

 

・発信者の過去の投稿を見る

 

投稿されている口コミの信ぴょう性を確かめる手段として、発信者の過去の投稿を見るという方法があります。

普段物事を第三者の視点に立って考えられる発信者であれば、書かれている情報の信ぴょう性は高くなりますが、内容に関わらず、過去にネガティブな口コミや攻撃的な内容の投稿が多く見られた場合、口コミで得た情報と実際の現場の様子が異なる可能性があります。

何が正しいか見極めるためには、発信者の人物像を調べることも大切なのです。

 

 

今回は、ネット上に掲載されている転職情報を信用しても良いかどうかについてご紹介しました。

ネットに掲載されている情報は、必ずしも正しいとは限らないため、書かれていることを全て鵜呑みにしてはいけません。

万が一、安易に信用してしまった場合、あとから後悔するような事態を招く可能性もあります。

誤った情報に踊らされることのないよう、ネットの情報を参考にする場合は、見極める力を養うことが非常に重要なのです。

求人選びで失敗したくないという人は、ヴェルサスへご相談ください。