転職は直接応募をした方が有利って本当?!

 

こんにちは!ヴェルサスのブログ担当です。

転職を検討していて求人を探していると、「直接応募」という言葉が目に入ることがあります。

直接応募は、その名の通り検討している企業に直接応募することを指します。

転職サイトやエージェントを介して応募するわけではないため、企業と直接やり取りするというのが特徴です。

面接日程や採用条件などを確認する必要がありますが、転職サイトやエージェントを介して応募するよりも有利になると言われています。

では、実際の所はどうなのでしょうか?

今回は、直接応募のメリット・デメリットを踏まえ、直接応募する際に注意すべきポイントなどをご紹介します。

 

 

 

■直接応募は転職に有利?

 

転職の際には、直接応募する方が有利だと言われることがありますが、それは本当なのでしょうか?

実際の所、直接応募の場合でも転職サイトや転職エージェントを介しても有利・不利に大きな違いはありません。

ただ、企業は直接応募の方が転職サイトや転職エージェントに求人を掲載すると、紹介料を支払う必要があります。

企業のホームページに求人情報を掲載するだけなら、そういった手数料が発生する心配がないため、結果的に応募方法を理由に採用可否が決定されるケースがあるのです。

もちろん、選考にあたっては応募者の人物像や能力・経験などが重要な要素になりますが、一部ではそういった実態があるのも事実です。

 

 

■メリット・デメリットについても知っておこう

 

では、転職の際に直接応募をするメリット・デメリットを見ていきましょう。

 

【メリット】

 

・熱意が高いと評価される

 

企業側からすると、転職サイトや転職エージェントから紹介されて応募されるよりも、直接応募の方が自分から情報を集めて応募した姿勢が評価され、熱意を感じさせることにつながります。

電話やメールなどで直接やり取りするため、その分応募に対する熱意や仕事に対する意欲が伝わりやすいからです。

 

・志望動機や自己PRがしやすい

 

直接応募すること自体、その企業に興味がなければ率先してしないでしょう。

企業は、直接応募してくれた人に対して、「自社に興味を持ってくれている」「ホームページの求人があるか調べて応募してくれた」と評価してくれるので、志望意識が高いという印象を抱きやすいです。

そのため、面接時には志望動機や自己PRしやすい点もメリットです。

 

・自分の都合の良いタイミングで応募できる

 

直接応募は、企業が期日を指定していない限りいつでも応募することができます。

早く転職先を見つけたい・この企業ならすぐにでも応募したい、といった時には、自分のタイミングに合わせて応募できる点も魅力です。

 

・何度でも挑戦できる

 

もし不採用になったとしても、直接応募なら何度でも挑戦できるといった特徴があります。

自分に相応の能力やスキルがなかった場合でも、経験を積んで再チャレンジすることができるのです。

「どうしてもこの会社で働きたい」という思いがあるなら、何度でもチャレンジするつもりで取り組めます。

 

 

【デメリット】

 

・求人内容が明確でない場合がある

 

デメリットとしては、まず求人内容が不明確な可能性があることです。

転職サイトやエージェントに掲載されている求人は、必要な情報が網羅されていたり、直接問い合わせたりして確認を取ってもらうこともできます。

しかし、企業のホームページに掲載されている募集要項には、給与体系・休日・福利厚生など細かな情報の記載がないケースがあります。

必要な情報は自分で入手しなければなりません。

 

・競争率が高い

 

直接応募は、条件が合致していれば誰でも応募できるため、就職や転職の希望者が多くなりがちです。

企業によっては、希望者が多く採用率が下がってしまい。ハードルが上がる可能性もあるでしょう。

 

・自分でスケジュール調整しなければならない

 

面接日をはじめとするスケジュール調整は、自分で直接連絡を取り行う必要があります。

在職中に転職活動をする場合、スケジュール調整が難しい場合があるため、負担になるかもしれません。

 

・全て自己責任

 

直接応募は自分で企業と連絡を取り条件やスケジュール調整をしなければなりません。

どのような条件で働くのか、また具体的な労働時間や給与などの交渉も自分でする必要があるため、全て自己責任になります。

交渉だけでなく、トラブルの対処も自分でしなければならないリスクもあります。

 

 

■実際に直接応募する時は注意したいポイントは?

 

実際に、企業への直接応募を検討している人もいるでしょう。

そんな人のために、ここでは直接応募する際に注意すべきポイントをご紹介します。

 

 

・企業の情報収集を怠らない

 

年収や労働条件、契約内容など、希望する企業がどのような企業なのか、どんな人材を求めているのかをしっかりと理解しましょう。

事前に調べておかないと、後々思っていた条件と違ったと後悔する恐れもあります。

雇用条件については特にホームページには明示されていないこともあるので、十分な確認が必要です。

企業研究の時間もしっかり確保して、情報収集を怠らないようにしましょう。

 

 

・マナーを守る

 

直接応募は、企業と直接連絡を取り、採用に関するやり取りをしていくことになります。

電話やメールなど、方法は様々ですが、企業はそのやり取りのマナーもよくチェックしています。

企業からの連絡には、迅速に丁寧な対応で返すようにしましょう。

 

 

・いつから募集しているか確認する

 

企業によっては、長く人材を募集している所があります。

長い間募集している企業には、従業員がすぐに辞めてしまう理由が隠れています。

あまりにも長く求人が掲載されている場合は、なぜ長期募集になっているのか調べてみてください。

 

 

今回は、転職の際に直接応募するメリットやデメリット、実際に直接応募する注意点などについて解説してきました。

直接応募は、転職サイトや転職エージェントに比べて有利になるとは限りません。

しかし、熱意や意欲などを評価されやすく、自分のタイミングで応募しやすいといったメリットも多いです。

ただ、実際に直接応募する際には、デメリットについても理解してから受けるようにしましょう。

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転職にあたっての注意点はもちろん、企業の情報も細かく掲載しているので、お気軽にご相談ください。