成長できる会社か見極める“意外な方法”

 

こんにちは!ヴェルサスのブログ担当です。

労働においてモチベーションとなるのは、やはり「成長」でしょう。

その一方で、企業によっては古い考えを持ち続けていたり、チャレンジ精神がなかったりするため、従業員の成長が止まってしまうことも少なくありません。

近年では、成長できるか否かで就職・転職先を決める人が増えてきたものの、成長できる会社かどうかを見極める方法が分からない人もいます。

今回は、成長できる会社か見極めるためのチェックポイント4つと、実際の転職活動をご紹介します。

成長できる会社に就職・転職したい方は、ぜひ最後までご覧ください。

 

 

■見極めるためのチェックポイント4つ

 

さっそく、成長できる会社か見極めるためのチェックポイントをご紹介します。

 

◎企業理念を判断材料に

 

転職活動を行うにあたって、見落としがちなのが各企業の企業理念です。

企業理念とは、企業の価値や重要性、在り方を言葉にしたもので、企業の人格を形成しています。

ほとんどの企業が下記のような要素を含んだ企業理念を掲げています。

 

・ビジョン:実現させたい未来

・ミッション:するべきこと

・バリュー:絶対的な価値や強み

・スピリット:重要視している精神・行動指針

・スローガン:ビジョン・ミッション・バリュー・スピリットを1つにした合言葉

 

しっかりとした企業理念を掲げていない場合、その企業の社員になったとしても、何を目指して頑張っていけば良いのかが不透明になってしまいます。

結果的に自分の成長はもちろん、企業の成長も止まってしまい、転職や退職を考えるようになるのです。

もちろん、企業理念が現実的ではない場合も注意しなければなりません。

 

◎オフィス環境を重要視する時代

 

近年、企業のホームページや求人サイトにオフィスの写真を掲載する企業が増えてきています。

なぜなら、就職・転職においてオフィス環境を重視する人が多くなってきたからなのです。

オフィス環境を見ると、以下のことが確認できます。

 

・デスク周りは自由にして良いのか

・プライベートなワークスペースを確保できるのか

・清潔感があるのか

・整理整頓はされているのか

 

これらは、自分にとって働きやすい環境なのかを確認することができる重要な情報です。

オフィスは、自宅よりも長く過ごす場所でもあるため、オフィス環境を把握することはとても大切になります。

求人などにオフィスの写真を掲載している企業は、オフィス環境が従業員にとって重要であることを理解している可能性が高いです。

従業員を大切にする企業は、今後の成長も期待できるのではないでしょうか。

 

◎評価基準が努力だけの企業はNG

 

会社が評価の対象とするものには、「どのくらいの努力をしたのか」や「どのような結果を出したのか」など、様々なものが挙げられます。

しかし、評価基準を努力や結果だけに絞っている企業には注意が必要です。

そのような企業は、「言われた通りにやればOK」という体質である可能性が高いのです。

マニュアル通りに進めていくのが正義としている企業は、いつまで経っても成長しない場合が多くなっています。

一方で近年、「工夫」を評価基準としている企業に注目する就職・転職活動者が増えてきています。

自分で考え、提案できる人材が多く働いている企業は、独自性が高く、唯一無二の企業として成長できる可能性が高いのです。

そのような可能性を自ら潰してしまう企業には、残念ながら未来はないでしょう。

成長できる企業に務めたい場合は、そのような評価基準もチェックしていくのが大切になります。

 

◎体質改善に積極的かどうか

 

女性差別が絶えなかったり、男性の育休取得が困難であったりと、古くからの体質をそのままにしている企業は多いです。

また、このような時代であっても、リモートワークなどに否定的な企業が存在することも事実です。

一方で近年では、給料よりも自分に合った職場を求める人が増えていることもあり、古い体質を改善しようと試みる企業も少なくありません。

時代に合った考え方を取り入れることは、企業を成長させるために重要な項目の1つです。

企業が成長できなければ、従業員の成長も期待できません。

成長できる企業を見極める時には、体質改善への姿勢もしっかりと確認する必要があるでしょう。

 

 

■成長が実感できない時の注意点

 

成長が実感できないからと転職を検討している方は多くいますが、実感できない理由が企業ではないことも少なくありません。

実感できないだけで、周囲からは「成長が著しい社員」と評価されていることもあるほどです。

そうなってしまう理由として、「成長=新しいことへのチャレンジ」と勘違いしてしまうことが挙げられます。

例えば、5分かかっていた作業が3分でできるようになったなども立派な成長なのです。

小さなことでも自分のことを褒めていくようにすれば、さらなる成長も期待できるでしょう。

転職を考える際は、「本当に成長できていないのか」を慎重に確認してみてください。

転職後、仕事に慣れてくれば、また同じことを繰り返す日々がやってくるはずです。

その度に転職活動を行うのは非常に大変であり、非効率でもあります。

同じことを繰り返していくうちに成長できる部分があるということを忘れないようにしましょう。

 

 

■実際の転職活動を紹介

 

【キャリアアップを第一に考えたTさん・29歳】

Tさんは、2016年にメーカー広報へ入社しました。

しかし、どれだけ高いパフォーマンスの仕事をしても、キャリアアップが難しかったそうです。

理由は、子育てのための時短勤務や、急な欠勤があったことだと言います。

そこでTさんは、子育てに奮闘する女性でも実力で勝負できる会社に転職を決めたのです。

転職先のメーカー広報は、実力に伴った評価をしてもらえるため、とても満足しているようです。

実力を評価してくれる点に加え、スキルアップもできる企業を探し出すまでは、かなりの時間がかかったと言います。

やはり、成長ができ、正当な評価が受けられる企業は数少ないのかもしれません。

転職を考えている方は、なるべく早く動き出すことが重要だと言えます。

 

 

今回は、成長できる会社を見極める方法をご紹介してきました。

自分が成長するためには、企業側も絶え間なく成長していかなければなりません。

しかし、成長し続ける企業を見つけるためには、企業についてしっかりと調べていく必要があります。

転職活動をスムーズに行いたい方は、ぜひヴェルサスにご相談ください。

ヴェルサスは、成長できる仕事を数多く取り扱っています。

また、自分のペースで働きたい方やプライベートを優先したい方に合ったお仕事のご紹介も可能です。