転職者に聞いた!円満退職のコツ

 

こんにちは!ヴェルサスのブログ担当です。

転職活動をして転職先が決まった場合、最終的には現在働いている会社を退職しなければなりません。

転職活動をしていたということは、今の会社に何かしら不満があったり、やりたい分野が違ったりといった理由があるはずです。

退職理由は人によって様々ですが、退職しても今後全く会わないわけではありません。

今後何らかの形で会う可能性を考えれば、円満退職ができるよう進めていく必要があります。

そこで今回は、実際に円満退職した人の経験をもとに、円満退職する上で重要なコツをご紹介します。

 

 

■転職者が円満退職できた理由

 

転職に成功した人の中には、当然円満退職した人もたくさんいます。

まずは、そんな円満退職した人がなぜスムーズに退職できたのか見ていきます。

 

・退職理由に納得してもらえた

実際に円満退職できた理由としては、退職理由に納得してもらえたといったものが多く挙げられます。

特に、目指している職業がある・資格を活かした仕事はしたい・自分の成長のためにステップアップしたいといった申し出などが多いです。

人間関係が嫌で辞めたい・今の仕事内容と給料が見合っていない・将来性がないなど、ネガティブな内容を伝えてしまえば、当然ながら応援しようとは思わないでしょう。

 

・話をよく聞いてくれた

上記にも似ている理由ですが、会社や上司が親身になって話を聞いてくれたケースも多くあります。

なぜ退職したいのか、今後どのようにしたいのかをきちんと聞いてくれる会社は、残っている有給休暇を消化させてくれる所も多いです。

普段から従業員の話をよく聞いてくれる会社であれば、相談もしやすく円満退職できる可能性が高いです。

 

・タイミングが良かった

例えば、仕事量が減っていて収入が落ち込んでいる時であれば、退職したい旨を伝えてもスムーズに了承してもらえる可能性が高いです。

逆に、事業拡大を控えている会社を退職しようとした場合、人員確保のため新たに採用しようとするケースもあるため、退職が重なるとスムーズに了承されない可能性があります。

 

 

■円満退職できなかった理由

 

円満退職ができた人がいる一方で、できなかった人の理由にはどのようなものが挙げられるのでしょうか?

 

・退職があまりにも急なことだった

転職先が決まると、いつからの出社が可能か判断しなければなりません。

そもそも、転職先からこの日から出勤するよう決められている所も多いです。

しかし、それによって退職があまりにも急になると、会社の負担も大きくなります。

会社の規定では、「〇ヶ月前に申し出ること」といったように退職する際の取り決めがある所がほとんどです。

それにも関わらず、急な退職になってしまえば会社や上司から快く思われなくなってしまうでしょう。

 

・退職を理由に反感を買った

退職したい旨を伝えてから、人が足りないのに辞めるのは非常識・忙しいのに辞めるなんて迷惑、といったように反感を買ってしまう場合もあります。

繁忙期や人員不足、ブラック企業などに多いケースです。

退職理由がいじめ・パワハラなど人間関係だった場合も反感を買いやすいです。

 

・スムーズに辞めさせてもらえなかった

中には、規定内に申し出たのにも関わらず、実際に退職するまでに1年以上かかったという人もいます。

理由は様々ですが、忙しい時期と重なったり、退職に伴う人手不足を懸念したりでなかなか辞めさせてもらえないケースもあります。

通常であれば、規定内の申し出から希望する日に退職できる可能性が高いですが、何らかの理由でスムーズに退職できないこともあるのです。

 

 

■円満退職に必要なこととは?

 

では、円満に退職するために必要なことはどのようなことなのでしょうか?

 

・退職希望を早めに伝える

まずは、退職希望を早めに伝えることです。

会社に伝える時期は、できる限り迷惑がかからないようタイミングを見極めましょう。

中には退職する1年前から上司に相談するケースもありますが、どんなに遅くても、1ヶ月前までに申告する必要があります。

大切なのは、申告から退職日までの日数が十分であるかどうかです。

引き継ぎが必要な場合は、その期間も考慮して申告しなければなりません。

また、会社や上司に納得してもらえる退職理由を準備しておくことも大切です。

特に、退職理由が会社に対してネガティブなものであれば、間違いなく印象が悪くなってしまいます。

前向きな理由であれば、円満に送り出してくれる可能性が高いでしょう。

 

・人間関係を良好に保つ

これは退職する以前のことを指しますが、普段から人間関係を良好に保つように努めるのも大切なポイントです。

人間関係を良くしようと日頃からコミュニケーションを取るようにしていた場合、退職の申告もしやすくなります。

また、仲の良い同僚や先輩がいれば、退職後も気軽に会って話をする機会が持てる可能性もあります。

転職先が現在在籍している会社と同じ業界である場合や関連がある場合、仕事をいただく機会もあるかもしれません。

 

・引き継ぎをしっかり行う

何か任されている仕事がある場合は、後任の人に引き継ぎする必要があります。

引き継ぎには、十分な日数がなければ後任の人に迷惑がかかってしまいます。

これまでお世話になった取引先にも影響を及ぼす可能性もあるので、引き継ぎには余裕を持った期間を設け、少しずつ行うようにしましょう。

特に、取引先には一社ずつ説明して後任の紹介もしっかり行わなければなりません。

後任には、口頭だけでなく引き継ぎ資料やマニュアルなどを用意して、不備がないようにするのも方法の1つです。

また、担当する業務でやり残しがないよう、退職日まで責任を持って仕事することも最低限のマナーです。

 

円満退職するには、自分の考えや都合だけでなく、現在在籍している会社側の立場に立って対応する必要があります。

特に、自分が何かしらの役職者であったり、リーダーを任されていたりする場合は、退職後の影響を考慮して行動しなければなりません。

会社にかかる負担を最小限にできるよう、早めの申告や十分な引き継ぎ期間を設けるなど、信頼を損なわないよう進めることが大切です。

ヴェルサスでは、転職を希望する方向けに様々な求人をご用意しています。

無事に転職先が決まった際には、円満退職したい方も多いでしょう。

円満退職に秘訣やコツについても提案させていただきますので、お気軽にご相談ください。