こんにちは!ヴェルサスのブログ担当です。
子育てをしながら転職活動をするのは難しいのではないか、と考えている方がいるかもしれません。
子供がいることによって、時間や日数、雇用形態など、仕事上での制限があることで、採用を見送る企業があることも事実です。
しかし、工夫して転職活動をしたり、適切なサービスを利用したりすることで、希望していた職業に就ける可能性があります。
そこで今回は、子持ちの女性が成功する転職活動についてご紹介します。
■短時間正社員制度とは
家事・育児、介護などと仕事を両立したい方や、定年を迎えても働き続けたい方が、フルタイムではなく、出勤時間・日数を短くして働く制度のことを、短時間正社員制度と言います。
このような新しい雇用形態が生まれた背景には、家事・育児、介護などの影響で十分な時間が確保できず、退職せざるを得ない人が増加しているという事情があるのです。
厚生労働省は、2008年頃から短時間正社員制度の導入を各企業に推奨しており、現在では多くの企業がこの制度を採用しています。
正社員雇用でなくても、社会保険が適用されるため、安心して働けます。
次に、短時間正社員として採用されるためのコツをご紹介します。
■徹底的な対策が結果を左右する
短時間正社員として採用されるためには、質問に対する答えを用意しておくことの重要性について考える必要があります。
以下では、徹底的な対策方法についてご紹介します。
○想定される質問の対策
子持ちの女性が転職活動をする場合に一番多く見受けられるのが、子供に関する質問です。
子育てをしながらだと制限があるため、企業側もそのような質問をいくつか用意していることがほとんどです。
面接時に想定される質問の答えを、用意して臨むことをオススメします。
例えば、「出張には対応できるのか」「子供が体調不良の場合はどうするのか」などの質問をされた場合、相手側にマイナスな印象を与えるような返答は絶対にNGです。
「できる限りのことはする」という意思をしっかり伝えてください。
○働く上での条件を明確にする
転職活動を成功させるためには、妥協できる・できない条件を明確にしておいてください。
家事・育児と仕事を両立させるために、このような条件を明確にするのは大事なことです。
しかし、だからといって自分が希望した条件が全て通るということは滅多にありません。
そのため、絶対に譲れない条件は面接時に伝えてください。
事前に伝えておくことによって、実際に働き始めた時にトラブルが起こるような事態を回避できます。
○疑問はその場で解決
疑問に思ったことや、育児をしながら働く上で不安に思っていることがある場合は、その場で遠慮せずに質問をして解決した方がよいです。。
後から後悔しないように、聞きづらい質問も投げかけてみてください。
採用された後に「こんなはずじゃなかった」となるのは、企業側にとっても損です。
■強みをしっかりアピールする
面接時の対策としてもう1つご紹介したいのが、自己PRの仕方です。
自分という存在が、会社にとってどのような戦力になるのかをアピールすることが欠かせません。
転職活動をする際は、経験やスキルなど、希望する企業が求めている募集条件を確認しておいてください。
もし、自分に該当する能力があった場合、非常に有利になります。
このように、経験やスキルを全面的にアピールすることによって、企業側が採用してくれる確率が上がるのです。
希望する企業が求めている人材を把握し、自分の強みをしっかりとアピールすることが、成功への近道です。
■子持ち女性が転職活動する際のポイント
実際に子持ちの女性が転職活動する際のポイントについてご紹介します。
○産休・育休制度が整っていること
子育てをしながら働く場合、産休・育休制度がしっかり整っているかどうか確認しておいてください。
このような制度が整っていない場合、働きにくいと感じてしまう可能性があります。
将来的に自分が妊娠した時のことを想定しておく必要があります。
○自宅から勤務先までの距離
子供の朝食を用意したり、洗濯や洗い物をしたりなど、子持ちの女性は朝からやらなければいけないことがたくさんあります。
もし、勤務先が遠かった場合、家を早く出なければいけません。
そうなると、子供と過ごす時間が短くなるのはもちろん、家の仕事が疎かになってしまう恐れがあります。
また、子供にもしものことがあった場合、すぐに駆け付けることができないかもしれません。
そのため、勤務先は自宅から近ければ近いほど、かかる負担も少ないのでおすすめです。
○勤務先に子持ち女性がいるかどうか
どんなに制度が充実していたとしても、勤務先に同世代の子持ち女性がいるかどうかチェックしてください。
同じ条件で働いている女性がいるのであれば、働きやすい環境が整っていることが期待できます。
この際、人数が多ければ多いほど、受け入れ体制が整っているということになります。
また、実際に子育てをしながら働いている人の意見を聞くことができるため、より具体的なこと知ることができます。
○在籍している社員の数
働きやすい環境かどうか見極めるために、在籍している社員の数が一つの判断材料として挙げられます。
もし、子供のことで休みをとったり、早退しなければいけなかったりした場合、社員数が多ければ、その分サポートもしやすいです。
■子持ちだからといって不利になることはない
事前にしっかり対策をして転職活動することによって、希望する企業で働けるため、子持ちだからといって不利になることはありません。
子育て中の女性は自己肯定感が低くなる傾向にあると言われているため、無意識のうちに自分を過小評価してしまいます。
そのため、自信をもって面接に挑むことが大切です。
子育てで培った圧倒的な忍耐力があるため、子持ち女性ならではの強みをアピールできます。
ヴェルサスでは、幅広い分野・業種の求人を用意しているため、それぞれの希望条件に合った会社を見つけられます。
子育てをしながら転職活動をする上で、不安や悩みを抱えている方は、ぜひお気軽にご相談ください。