正社員で仕事をしているけど、副業はしてもよいの?

 

こんにちは!ヴェルサスのブログ担当です。

新型コロナウイルスの影響から減益となり悩まされている会社は多くあります。

企業の売上が減少してしまうことで社員一人ひとりの収入も減少傾向にある今、副業を考える人も多いです。

そこで今回は、正社員の副業が法律的に許されているかどうかを解説していきます。

副業に関するその他情報もまとめているので、ぜひ最後までご覧ください。

 

 

■正社員の副業は許されているの?

 

収入が減ってしまったとなれば、まずは副業を検討する人が多いです。

現在、多くの方が本業に加えて副業から収入を得ている人はたくさんいます。

正社員の副業は法律的に許されていることなのでしょうか?

 

・正社員の副業は法律上OK

正社員であっても法律上副業することは許されているため、躊躇うことはありません。

法律による縛りはなく、むしろ厚生労働省は副業の普及を推進しており、副業・兼業の促進に関するガイドラインも発表しています。

 

・禁止にしている所も!会社の規則に注意

厚生労働省のガイドラインには「副業・兼業を希望する場合にも、まず、自身が勤めている企業の副業・兼業に関するルール(労働契約、就業規則等)を確認し、そのルールに照らして、業務内容や就業時間等が適切な副業・兼業を選択する必要がある」と書かれています。

法律上はOKでも、許されるかどうかは会社にその判断が委ねられているのです。

そのため、中には副業を禁止している企業もあります。

副業したいと考える場合には、まず会社の規則に目を通してください。

労働契約書や就業規則には副業ができるかどうかが記載されています。

また、副業先の会社の規則も確認しておき、両社に規制がなければ問題なく始められます。

 

 

■なぜ副業を禁止にするのか?

 

働き方改革が行われ、さらに新型コロナウイルスの影響から収入が激減している人も多い中、なぜ副業を許すことができない会社もあるのでしょうか?

その理由とは、以下の2点が考えられます。

 

・本業への支障

副業するとなると個人差はあるものの、多くの人が睡眠不足や体調不良に悩まされがちです。

そうなってしまうと正社員としての仕事を十分にこなせなくなってしまうかもしれません。

コロナ禍だからこそ、どの企業もあらゆるピンチを抱えています。

こんな時に副業を始めて本業が疎かになってしまえば、批難を浴びてしまう可能性もあります。

また、副業しなければいけない給与ということは会社のイメージダウンにもつながります。

これらの問題を防ぐためにも副業を禁止にしている会社があるのです。

 

・情報漏洩

会社の中の情報には他社に漏らしたくない情報もあるはずです。

特に競合他社の仕事を副業で行われてしまうと、大事な情報が漏れてしまう可能性があります。

情報漏洩のリスクを最小限に抑えるためにも副業が禁止されています。

 

 

■副業はバレるのか?

 

副業を禁止している会社はたくさんあります。

特に大手企業となるとそのブランドを汚さないために、副業を許していないケースがほとんどです。

中小企業であっても副業を禁止している場所は多いです。

収入面の危うさにより副業を考える人は多いと思いますが、はたして副業が禁止されている会社に努めながら副業した場合はどうなるのでしょうか?

副業はバレる人もいればバレない人もいます。

その理由は対策をきちんとしているかどうかで変わってきます。

さらに、副業がバレるタイミングもいくつかあります。

 

・同じ会社に勤めている人に副業をしているところを見られてしまう

コンビニ従業員、飲食店従業員、イベントスタッフといった人目に付きやすい副業を選択してしまうと会社にバレやすくなってしまいます。

バレないためにはできるだけ倉庫スタッフや在宅でできる仕事など、人目に付かない仕事を選んだ方が良いです。

もしくは、少し会社から離れた場所で働くのがおすすめです。

 

・給与所得・税金・社会保険からバレてしまう

給与所得や税金、社会保険の関係でも副業はバレてしまいがちです。

給与所得は全ての働き先から得た給与を合算されるようになっています。

住民税の通知は市町村から会社に届くのですが、当然所得が異なれば本業の人は異変に気付きます。

そうならないためも副業で年間20万円以上稼いでいる人は確定申告をしておきましょう。

副業で週に20時間以上働くと社会保険や雇用保険に加入ができます。

しかし、副業で社会保険に入ってしまうと本業の方に加入と報酬の決定通知が届いてしまうのです。

雇用保険には関しては1社しか加入できない決まりになっていますが、そのことを知らずに入ってしまうと本業の会社に「雇用保険の喪失手続きが行われていない」という通知が届いてしまいます。

こうした通知でバレないようにすることも、副業する場合には大切です。

 

 

■ダブルワークに最適な副業

 

もし副業がOKとされている会社に勤めているなら、「本業にも支障をきたさない副業を始めたい」と考える方は多いです。

副業の中には仕事先に出向くことなく自宅で気軽に行えるものもあります。

例えばネットを使ってできる仕事です。

ネットを使った仕事なら自宅で進めることができ、スキマ時間を効率的に活用して収入を得られるようになります。

疲労で本業に問題が出ることも少なく、安心して始めることができます。

自宅以外の会社で副業をしてみたい方は、なるべく時間の都合を考慮してくれる会社を選ぶようにしてください。

おすすめなのはWワークOK・短時間勤務OKの会社です。

 

 

■自身に最適な副業の見つけ方とは?

 

今回は正社員が副業を始めても良いのかどうかについて詳しく解説してきました。

副業は法律的に認められているものの、各会社によって許されているかどうかは異なります。

副業をしていることがバレてしまうと、厄介なトラブルに巻き込まれてしまう可能性があるため、必ず会社の規則を確認するようにしてください。

副業が禁止されている場合は、無理に副業を始めるよりも転職を考えてみることもおすすめします。

副業や転職に困ったら、ヴェルサスにご相談ください。

ヴェルサスでは一人ひとりのワークライフバランスから最適な副業や転職先をご提案いたします。