こんにちは!ヴェルサスのブログ担当です。
転職を考えた時に、資格を持っておきたいと考える人は多いでしょう。
転職に有利になる資格には様々な種類がありますが、その中の1つとして挙げられるやすいのがフォークリフトの免許です。
今回は、フォークリフトの免許を取る方法や運転のコツについて解説していきます。
転職に役立つ資格を探している中でフォークリフトの免許に興味を持つようになった人は、ぜひ目を通してみてください。
■フォークリフトの免許を取る方法
フォークリフトを運転するためには、免許を取得する必要があります。
そこでまずは、フォークリフトの免許を取得する方法について解説していきます。
◯取得に必要な費用と日数
フォークリフトの免許を取得するための費用や日数は、普通自動車免許を持っているかどうかで変わってきます。
普通自動車免許を既に持っている場合の費用は3万円ほど(テキスト代込み)、日数は計4日(31時間)で取得できます。
普通自動車免許を持っていない場合の費用は4万円ほど(テキスト代込み)、日数は計5日(5日間)です。
費用に関しては、地域や通う教習所によって異なる可能性があります。
予め確認しておくようにしましょう。
◯フォークリフトの免許を取得する流れ
①教習所に申し込みをする
フォークリフトの免許を取ろうと思ったら、教習所に申し込みをしましょう。
申し込み用紙、住民票原本、講習費用が申し込み時に必要になるため、忘れずに用意してください。
申し込みには期限が決められていて、過ぎてしまうと予約を撮り直さなければいけないので注意が必要です。
②学科の講習や試験を受ける
既に取得している免許によって講習に必要な時間や日数が異なります。
学科では、安全係数や荷役装置、油圧装置、法令などについて学びます。
学科試験はフォークリフトで走行する際に必要な装置の構造や取扱いの方法についての知識、フォークリフトの荷役に関する装置の構造や取扱いの方法についての知識、フォークリフトの運転する際に必要な力学についての知識、法および規則中のフォークリフトの規則についての知識が問われるため、きちんと勉強しておきましょう。
③実技講習や試験を受ける
実技講習では点検や乗車、発進、周回走行に関して学びます。
実技試験は減点方式となっていて、安全に荷物を運べているか否かが重要なポイントになります。
シートベルトを着け忘れた、フォークの先で荷物をつついてしまった、パレットにフォークを差し込む際に差し込み具合が不足していた、駐車する位置が悪かった、時間を超えてしまったといった場合には、即失格になってしまうので注意しましょう。
④免許証を手に入れる
学科試験と実技試験に合格したら、免許証を手に入れることができます。
正式名称は、フォークリフト運転技能講習修了証です。
この修了証は常に携帯することが義務付けられています。
■フォークリフトの運転は難しい?
フォークリフトの運転は難しいと思われることが多いです。
続いては、その理由についてみていきましょう。
◯操作ができるだけではなく的確性やスピードも重要になる
フォークリフトの運転は、ただ操作ができるだけでは仕事がスムーズに進まなくなってしまいます。
仕事でその技術を活かすためには、的確性やスピードも重要になるからです。
フォークリフトを使うのは狭い倉庫内であるケースも多いため、落ち着いて捜査をしなければいけません。
通路の幅や荷物のサイズを正しく理解し、適切な順路を選択しなければいけないという注意点もあります。
また、時間にも気を使わなければいけないので、運転のスピードも重要です。
◯フォークリフトの運転に慣れるまで時間がかかりやすい
フォークリフトの運転に慣れるまでに時間がかかってしまうのは、ハンドルの施行方回とは反対の後輪操縦で走るからだと考えられます。
自動車と同じような感覚で運転してしまうと車体がぶれてしまい、荷物を崩すことになりかねません。
安全に荷物を運ぶためには、ぶれないような運転ができるように練習をする必要があります。
1週間~2週間くらい慣れるまでに時間がかかってしまうことが多いです。
◯資格を取得しなければ運転できない
フォークリフトを運転するには、フォークリフト運転技能講習修了証を取得する必要があります。
1トン未満のフォークリフトは、フォークリフト運転技能講習とフォークリフト運転特別教育を受けて修了証を発行してもらえば運転することができます。
1トン以上の場合は、フォークリフト運転技能講習を受講しなければいけません。
■フォークリフトを乗りこなすために知っておきたいポイント
フォークリフトの運転は、いくつかのポイントを押さえておくことで乗りこなせるようになります。
最後に、フォークリフトを乗りこなすために知っておきたいポイントについてみていきましょう。
◯ブレーキ操作のポイント
ブレーキ操作は、足元にあるブレーキだけではなく、前進やバックする際に使用するレバーを適切に扱えるようにすることが重要なポイントになります。
バックしている時はレバーを前に倒すと止まることができるのです。
足元のブレーキももちろん活用しますが、レバーの倒し加減を適切に調整できるようなスキルを身に付けられるようにしましょう。
そうすることで、ブレーキ操作がよりスムーズになります。
◯ハンドル操作のポイント
ハンドル操作は、普段私たちが乗っている自動車とはハンドルの操作が異なります。
ハンドルをきりすぎてしまうと外輪差が大きくなってしまうため、大きく曲がることになってしまいます。
後輪操舵に慣れるまでは操作が難しいと感じてしまうかもしれませんが、少しずつ感覚を掴めるように運転する機会を増やすと良いでしょう。
■コツさえつかめば強力な味方になってくれる
フォークリフトの運転をするには、フォークリフト運転技能講習修了証を取得しなければいけません。
また、業務に支障が出ないような操作を身に付けるためには、いくつかポイントを押さえておくことが重要になります。
そのため、フォークリフトは難しいと思われがちです。
しかし1度取得してしまえば、転職の心強い味方になってくれること間違いなしです。
ヴェルサスではフォークリフトの資格を活かした仕事も紹介しています。
資格を活かして働きたいと思っているのであれば、派遣を前向きにご検討ください。