こんにちは！ヴェルサスのブログ担当です。
今回は派遣の扶養内で働くことについてお話していきます。
ついうっかり働き過ぎて扶養から外れてしまうと、自分の稼ぎががっつりと取られてしまいます。そうならない為にも、正しい派遣の扶養内で働く知識を身につけておきましょう。

 

扶養とは？

まずは扶養の説明からしていきます。
扶養は、旦那さんが働いて一定額の収入を得ている場合、一緒に暮らす妻と子供が扶養家族に該当します。
そして、扶養内になるには、働いたとしても一定の金額までにその稼ぎを抑えていることが条件になります。そうすることで、旦那さんの所得税に配偶者控除と配偶者特別控除が適応されるからです。
社会保険にも入れてもらうことが出来て、住民税も払わなくて良いので最高ですよね。
(※高収入の場合は、金額が減額されるのみで免除まではいかない場合もあります。)
がっつりと稼ぐ場合は適応になりませんが、扶養内で働けるのであれば賢い働き方だと言えます。

 

派遣の扶養内で働くにはいくらまで？

では、まず派遣で働く際にどれくらいまでなら稼いでも良いのか、具体的な金額を見ていきましょう。
まず、配偶者控除に適応になるのが、年収103万円以下の場合です。給与所得者の年収に応じる形で減っていくのです。
配偶者特別控除の場合は、103万円超201万6千円未満です。
最大でも201万6千円ですし、扶養控除としてのラインは103万円なので、その点には気を付けてください。103万円を1円でも超えれば税金がかかってきます。
ほんの何百円…と楽観視してはいけません。

 

実は皆に適応ではない！

この扶養ですが、実は配偶者控除・配偶者特別控除が適応されない場合もあるのです。
それは、夫が1,220万円以上の収入がある場合です。この場合、夫の収入が高いために、扶養の適応になることができません。
旦那さんの収入がどれくらいのものになるか、常に計算しておく必要がありますね。
高収入の旦那さんがいる場合は、160万円を目指して働き、赤字がないようにする働き方をオススメします。

 

扶養のポイントはどこ？

やはりポイントとなるのは、住民税の納税が生じる100万円、そして扶養から外れてしまう103万円、そして特別控除が使えなくなる201万円です。
一般的にですが、160万円稼いでおけば、税金を引かれても手取りはプラスになって残ります。働く際に、自分が160万円以上稼げて、意欲があるのであれば世帯年収を豊かにするためにも働いても良いでしょう。派遣で年収160万円は可能です。
仕事や働く時間によっては高収入になるので、そもそも160万円稼げないと悲観する必要はありません。
どっちが得かというのは、もう収入や家庭の方針になりますので、一概には言えません。
最近では共働き世帯が増えて、世帯年収を豊かにしようとしている人達も増えてきています。
子供が生まれればそれなりにお金はかかりますので、ちゃんと貯蓄に関しても考えながら働きましょう。

 

 

派遣の年収で困った際には

自分で計算していても、思わぬ所で狂ってしまい結果として税金を取られてしまうこともあります。そうならない為にも、もしも派遣として働く中で税金に心配がある人は、なるべく早めに派遣会社に相談するようにしてくださいね。そうすることで、派遣会社の人も一緒に計算してくれるので、計算違いが防げます。
もしも何かあっても派遣会社も扶養内と知っていれば、色んな配慮をしてくれます。
扶養内で働きたい場合は、トラブルを防ぐためにも必ず先に就業先に言っておきましょう。

 

派遣で扶養内で働いている人はいるの？

派遣は様々な人が働いています。
勿論中には扶養内で働く派遣の方もいらっしゃるのです。
子供を産んで仕事に復帰したい、自分に合う仕事を探すために派遣としてさまざまな職種に挑戦している、理由はそれぞれですが、派遣で活躍しています。
派遣は勿論扶養内で働いて貰うのは大歓迎なので、問題ありません。
派遣で働けば、派遣スタッフに相談したいことができた時もすぐに対応してもらえますし、仕事の悩みも一人で抱える必要がなくなります。

 

扶養内で働ける仕事は派遣にあるの？

派遣というと、どうしてもフルタイムを想像してしまいますが、実は扶養内で働ける仕事は派遣の中にも存在します。
例えば、倉庫のアルバイトなどは、人と顔を最低限しか合わせずに自分のペースで仕事ができますし、工場のライン作業は覚えやすくすぐに現場に馴染むことができます。
他にも、コンビニのアルバイト、携帯販売員、介護士、事務職、他にもたくさんあります。
扶養内で働くから〇の仕事しかないと思っている人も多いですが、選択肢はかなり沢山あるのです。
最初こそ経験がないから不安…と思っている人も、働いてみるとすぐに馴染むことができるので安心です。

 

必ず会社に伝えておくことが大切

どうしても残業や、他の人ととの兼ね合いでシフトを入れなければいけなくなる時もあると思います。そうした際に、計算が狂ってしまい、予想以上の収入を得てしまい、結果的に扶養が外れてしまい損をすることも考えられます。
大体の人が、扶養内で働きたいと思った際には会社側にその意志を伝えています。
会社側もその話を聞いて調整を行いますし、残業から外してくれたりと様々な配慮を行ってくれます。
扶養内で働くから嫌な顔をされるということは全くありませんし、派遣でも扶養内の人はたくさんいます。逆に後から時間を減らせないかなど言われる方が大変なので、必ず先に伝えておくようにしてくださいね。

 

扶養内で働きたいならヴェルサス！

ヴェルサスでは派遣としてお仕事を紹介しています。興味のある方は是非登録してくださいね。

 

扶養内でしっかり働いていこう

扶養内でも世帯年収に＋100万入れば全然違いますよね。扶養内でも精一杯稼げばそれだけのお金が手に入りますし、その分暮らしも豊かになります。
扶養内でも働く場所はたくさんありますし、選択肢は自分で選べます。扶養内だから採用してもらえない…と悲観的にならず、必ず前向きに自分が扶養内で働けるならばいくら稼げるか考えることが大切です。