こんにちは！ヴェルサスのブログ担当です。

今回は第二新卒の定義について考えていきます。

 

社会人になって最初に就職する際に、新卒と言われますし、就活でも新卒扱いを受けます。

それに対し、第二新卒というのは、簡単に言うと卒業後3年以内に転職や就職を考えている人のことです。

この第二新卒とはどんな特徴があり、就職・転職活動するにあたってどんなメリット・デメリットがあるのかを知っていきましょう。

 

 

第二新卒の定義とは

 

さまざまな考え方がありますが、ここでは一般的な解釈を紹介します。

第二新卒とは、大学を卒業後1～3年で就職・転職しようとしている人のことを指します。

大学を卒業できたものの、就活に失敗したために就職先が見つからなかった、または自分に合った就職先を見つけられなかった、アルバイト先が心地よくそのまま働き続けてしまった…就職をしていない理由は人それぞれで違うでしょう。

 

そして、転職の方ですが、新卒で就職した会社にどうしても馴染むことができない、パワハラ・セクハラを受けているため会社を変えたい、その理由もさまざまです。

こうした人達のことを第二新卒と呼び、最近では新卒に加えて、第二新卒向け説明会なども行われています。

 

第二新卒は今まで、「すぐに仕事を辞めた」「仕事に就かず遊んでいた」という印象を与えていましたが、現在は違います。

1年～3年以内の転職率も上がっていますし、自分のやりたいことをしっかり考えた上で就職している人という扱いを受けるので、社からの信頼も厚く長く働いて貰える人材だと評価されます。

そのため、就職先が見つからないということもほぼないと言って間違いないでしょう。

 

 

第二新卒を選択するメリット

 

では、次に第二新卒を選択するメリットについて紹介します。

 

〇やりたいことに関して時間をかけた上で選択できる

やはり大学時代の中だけで、自分のやりたい仕事を選択することは難しいです。

また、自分の学部ではなく、たまたま受けた教養の授業で他の科目が気になって、就職先もその分野で…と考え始める人もいます。

そのため、大学を卒業しても就職が決まらないというパターンも珍しくありません。

 

そこで、卒業後自分が長年働く分野をゆっくり考える猶予を得た上で、慎重に選択することができます。

自分で冷静に選択したものであるために、確かに離職率はかなり少なくなります。

是非とも焦らず、まずは自分のやりたいことを見つけてみましょう。

 

〇スキルアップの時間に充てられる

中には、第二新卒になる期間を利用して、専門学校や資格取得の講座を受講する人もいます。

自分が何になりたいのかが明確である人にとっては、その職種で働くために必要不可欠な資格を得られる時間を得られるというメリットが存在します。

 

〇社会経験をアピールして新卒に差をつけることができる

第二新卒の中でも、1年～3年で転職活動を行っている人に関しては、面接の際に新卒に、社会人経験という面で差をつけることができます。

主に第二新卒と新卒の面接は分けられていますが、中には一緒の面接で新卒をライバルに据える会社もあります。

そこで、社会人経験で得たものや知識を披露し、即戦力になれるアピールをして採用率を上げることのできるメリットがあります。

 

〇異業種へ挑戦することも可能

第二新卒で1年～3年以内に転職を考えている人は、元々自分のいた業種だけではなく、異業種への転職のチャンスもあります。

社会人経験を活かして、新しい分野に挑戦しようとすることを、企業側は高く評価してくれます。

まずは異業種への挑戦も視野に入れて、自分がどんな職種に就きたいのか分析していきましょう。

 

 

第二新卒を採用したい企業が急増中

 

第二新卒は内容だけを見ると不利に思われることも多かった存在ですが、現在ではさまざまな企業で逆に求められているのをご存知だったでしょうか。

第二新卒は、やはり社会人経験があるため、一からビジネスルールを教えなければいけないこともありませんし、採用することで即戦力として動いて貰えるという強みもあります。

また、自分のやりたいことをしっかり選んだ上での就職なので、よく働いていくれるという意見も聞かれます。

第二新卒を採用すると意思表示をした企業は数多く、今後も増加していくことが予想されます。

新卒で就職することが全てなのではなく、どれだけ自分と向き合い、自分のスキルを上げていけるのかが決め手となります。

 

 

第二新卒を選択するデメリット

 

やはりデメリットも抑えた上で、対策を練る必要があります。

第二新卒を敬遠する企業には、以下のような意見が聞かれます。

 

〇すぐに仕事を辞めないか不安

大学を卒業後、何をしていたとしても、やはり働いていないという事実の方に目が行ってしまう企業も少なくはありません。

バイトと違い、大きな責任も伴う社会人が勤まるかを不安視する人も数多く存在します。

 

〇企業側に過度の期待をかけられる

1年～3年働くための準備期間を要したため、それに見合った活躍をすることを企業側から求められてしまいます。

具体的に言えば、社でも中心的に動いてどんどん社会経験があることや、就職していなかった時期に身に付けたスキルを活かして欲しいと期待をされてしまうのです。

やはりいきなりそこまで重い期待をされてしまうと、潰れてしまいますよね。

あくまで自分のペースで、周りと相談しながら進めていくことがいいでしょう。

自分一人で抱える必要はありません。

 

 

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第二新卒はさまざまな可能性を秘めた金の卵

 

第二新卒は、現在とても貴重な存在として企業側からも考えられています。

第二新卒の猶予期間を大切に考え、しっかりと資格取得など自分のスキルを向上させていきましょう。

自分のスキルを上げる度に、理想の企業への就職・転職の夢も近づきます。

第二新卒のニーズを逆手に取り、自分の理想の就職先に転職・就職を成功させましょう。

もしも悩んだ時は、是非ともヴェルサスに登録して相談してくださいね。