派遣の仕事をするには、まず派遣会社に登録する必要があります。
その登録を行うのが登録会と呼ばれる会で、どの会社も無料で行っています。
たいていの場合、まずはエントリーシート*と呼ばれる用紙に希望の職種や業務など必要事項を記入し、履歴書や職務経歴書と共に提出いただきます。(*各社呼び方が違います)
その後、派遣会社の担当スタッフから派遣の仕組みや仕事の注意点、福利厚生などについての説明があります。
不安や疑問点があったら、ここで担当スタッフに質問して下さい。
具体的にはどのような経験をもっているのか、前職では何を主にやっていたのか、また今後どういった職種に就きたいか、などを質問いたします。
登録にあたってはスキルチェックと面談が重視され、履歴書や職務経歴書などと合わせて、採用担当者が登録希望者に対して面接を行い、どのような仕事を紹介できるかどうか判断します。
面談では、その人の人柄や印象を見て確認していきます。
重視されるのは、質問に対して話を聞く姿勢、言葉使いなどもポイントになります。
周囲とのコミュニケーションを円滑にできる人だと判断したうえで派遣先を紹介していきます。
仕事への意欲があるかどうか、責任感を持って最後までしっかり働いてくれるかどうかなどを判断します。
また仕事や環境への柔軟性も問われます。
自分の希望条件とマッチする派遣先もあればそうでもない場合もあります。
出勤日や出勤時間、残業があるか無いか、週の勤務時間などについて希望する条件に合わないケースもあり、そこですり合わせを行います。
派遣会社の登録には、基本的には合格不合格というのはありません。
登録会に行って面談をすれば登録(本登録)となるのが普通で、後になって合格や不合格の通知が来るようなことはありません。
ただ、派遣会社が「この人には仕事をさせられない」と判断したときは派遣先を紹介しないということもあります。
当日に持参する必要のあるものとして、まず履歴書と職務経歴書が挙げられますが最近では履歴書不要という会社も増えてますが、ほとんどの会社ではこの2つは必須です。
また、履歴書不要の派遣会社では、現地で会社の用意した用紙に履歴を記入するという場合が多いため、あらかじめ履歴書の形で書いておくと当日スムーズに進みます。
・所要時間は1時間程度です
・履歴書不要(ただしシートにはご記入頂きます)
・私服でご参加頂いても問題ありません
・職歴のまとめ、ご本人確認書類(免許証など)
まとめ
登録会とは、皆さんのお仕事のご希望を確認し、その会社・仕事の内容を知って頂き少しでも皆さんのご希望に添えるよう、どんなことに適性があるかを確認させていただく場です。