■ニットの特徴
毎日お世話になっている洋服を作っているのがアパレル工場です。
その工場には様々な種類があります。
デニムや革を使用して洋服を作る工場やマフラーや帽子などの小物製品を作る工場などもあります。
その中でも今回はニット縫製工場について紹介していきます。
ニットのアイテムと言えば手袋や帽子、カーディガンなどを思い浮かべると思いますが、実は様々な物が作られているのです。
セーターやジャケット、下着や靴下、ネクタイまで数多くのアイテムが作られています。
編む事により伸縮性があり、身体にフィットした服になるので着心地が良く、通気性も良いのでメリットが多い事が特徴です。
更に、最近では撥水加工されているニットや速乾性のあるニット、抗菌加工されているニットなど加工される事によって様々なニットが生み出されているのです。
■ニットの服はどうやって作られるの?
ニット製品は横編みや丸編みなどがあり、編み方によって作り方にも違いがありますが、大まかな流れを紹介していきましょう。
・注文
まず、アパレル会社から注文を受けます。
その形にしたがって縫製作業をしていくのです。
・編地の作成・糸抜き
糸を編み込み布にする作業です。
難しいと考えられますが、全て機械が行ってくれるので安心です。
前身頃や後身頃、そでや襟などそれぞれを機械が編んでいきます。
途中で止まった場合は、素早く直さなければいけません。
出来あがった編地は、連続している為1枚ずつにばらさなければいけません。
糸を引っ張る事で、それぞれのパーツが外れていきます。
・裁断
仮縫いなどが終わったら、裁断機やハサミを使いカットしていきます。
・縫製
ミシンを使用して縫い付ける作業です。
縫いつけたらボタンやボタンホールなどをつけていきます。
・仕上げ
プレス機を使ってプレスをします。
・検品・包装
異物が混入していないか、シミや汚れなどがないか細かくチェックしていきます。
検品が終わったらラベルなどを付けて1枚ずつ袋に入れて梱包していきます。
・出荷
全ての作業が終わったら出荷します。
■ニット縫製工場で働く際の注意点
ニット縫製では、ミシンを使用したりボタンをつけたりと細かい作業が多いため、手先が器用な人が向いていると言えます。
例えミシンなどを使用した事が無くても、実践して覚えていく事で早さが出てきます。
向上心を持ち、集中力があり没頭出来る能力を持っていると良いでしょう。
特別な資格や専門的な知識を持っていなくても、仕事を覚える事で効率が上がっていく職業です。
ニット縫製工場の仕事はヴェルサスにお問合せください
ニット縫製工場で働きたくなったら、一度ヴェルサスにお問合せください。
ニット縫製工場の仕事が必ず募集されているわけではありませんが、求人募集が出たときに優先的にお知らせすることも可能です。
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