デニム加工の仕事内容

デニム加工工場

 

■デニムは工場でどのように製造されるのか

 

 

デニム加工工場ではデニム生地をつくり、そして仕上がりイメージに合わせて加工を施す作業が行われています。
では、デニムはどのようにつくられるのでしょうか。

 

 

基本的な製造過程をご紹介します。
最初に「かきあげ」と呼ばれる、デニム生地の元となる糸をほぐしていく作業から始まります。

 

 

次に、ほぐした糸をオーダーどおりの色合いにするために染料を組み合わせ、糸を丁寧に染めていく作業です。
糸が染まると生地をつくるために糸を織るのですが、切れるのを防ぐためにデンプンや合成ノリを使用してコーティングする「糊付け」が行われます。

 

 

糊付けがされると、いよいよ「織布」です。
織機を使い、タテ糸とヨコ糸に打ち込んで生地を仕上げます。

生地が完成したら、次は「整理加工」です。
洗った時にデニムの縮みやよじれを防止するため、布にゴムを通し、乾燥処理を行います。

 

 

そして、ここまでの工程は済むと「縫製」です。

布を20~30ほどのパーツへ切り分けて、製品へと縫い合わせていきます。
縫製方法や刺繍などはブランドによって異なります。
縫製が完了しても製造過程は終わりません。

仕上がりのイメージに応じて、ストーンウォッシュやケミカルウォッシュなどの洗い加工で色を落としや、わざと切れ目を入れるダメージ加工などが施されることで完成です。

 

 

■デニム加工には資格は必要なのか

 

 

デニム加工工場で働く場合、基本的に資格は必要ありません。
なので、未経験者であっても就職することはできるでしょう。

ただし、最初はデニム製造のために、生産管理を通じて必要な基礎知識を学ぶことから始まります。
各工場では研修制度も充実しているため、しっかり学ぶことができれば、生産工程の仕事や商品企画の仕事へ携わることもできるでしょう。

 

 

■ジーンズソムリエの資格で就職を有利に

 

 

デニム製造や販売の仕事に就きたい方に人気な資格が「ジーンズソムリエ資格認定制度」です。
これは2013年から創設された民間資格で、デニムに関する製造過程や取り扱い方法、販売方法など様々な知識が問われる内容となっています。

出題方法は択一形式のテストとジーンズに関する小論文です。
出題される問題は事務局が発行しているテキストで学ぶことができます。
合格すると認定書が発行されるので、履歴書に記入すればデニム加工工場での就職アピールにも有効です。
デニム関係の仕事に就きたいという方は、ぜひ資格を取って自己アピールに活用しましょう。

 

 

デニム加工工場の仕事はヴェルサスにお問合せください

 

デニム加工工場で働きたくなったら、一度ヴェルサスにお問合せください。

デニム加工工場の仕事が必ず募集されているわけではありませんが、求人募集が出たときに優先的にお知らせすることも可能です。

気になる方はぜひ派遣登録をお願いします!

 

 

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