紡績工場の仕事内容

紡績工場

 

■紡績工場で糸はどうやって作られる?

 

紡績工場とは、糸を作る工場です。
麻や羊毛、綿などが原料となり糸が作られていくのです。
まずは、その工程を紹介していきます。

 

・開俵(かいひょう)
原料が輸出される場合は、原料が固く圧縮された状態で運ばれてきます。
高温多湿の部屋に入れておく事で、水分と空気が原料にいき渡り、元の大きさまで戻る事が出来るのです。

・混打綿(こんだめん)
原料をほぐして混ぜる作業です。
原料についているゴミなどを取り除き、幅や厚さを同じにして板状の「ラップ」と呼ばれる形にしていきます。
混打綿機を使って作業されます。

・梳綿(りゅうめん)
原料の綿を細分化し、繊維にしていく作業です。
細かい櫛で同じ方向に揃えてロープ状の繊維束にしていくのです。
この工程は、熟知した人間でないと難しい作業となる為、長年働いている人が任せられる仕事でもあります。

・練条(れんじょう)
繊維束を重ねて引っ張り、繊維の方向を合わせていきます。
均一な意図にする事が重要です。

・粗紡(そぼう)
繊維束をさらに引っ張り平行度を上げ、巻き取っていきます。

・精紡(せいぼう)
繊維束をまたさらに引っ張り、撚りをかけていく作業です。
撚りを強くする事で強度の高い糸が出来上がります。

・仕上げ
使いやすいように巻き上げる作業です。
不良がないように注意をしながら行わなければいけません。
糸にはワックスが塗られて滑りやすいようにします。

・出荷作業
小売業者に出荷する為に、梱包する作業です。

 

 

■紡績工場の仕事内容とは?

 

 

紡績工場では、紡績運転工と紡績保全工に分かれて作業する事が多いです。
紡績運転工は、機械を操作する仕事です。
特殊な機械を使うので難しいと思われがちですが、ほとんどが流れ作業となっているので、特別な資格などは必要ありません。
ですが、製造している最中に糸が切れてしまったり、詰まったりすれば機械が停止してしまいます。
そういった場合には、糸をつなぐなどして素早く再稼働させる事になります。
なので、細かい作業を早く行える技術が必要です。
洞察力、観察力などに優れている人が良いでしょう。
女性が多い事が特徴です。
紡績保全工は、機械を保全する事が仕事ですので、男性が多い事が特徴です。
故障した時には修理を行い、毎日動かす機械なので点検や整備が必要になります。
専門的な知識が必要になりますが、機械に触れる事が多かった人や細かい作業が得意な人は向いているでしょう。
部品の管理などをする場合もあります。

 

 

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