こんにちは!ヴェルサスのブログ担当です。
アルバイトを探している方の中には、交通費が出るのか不安に感じている方もいるはずです。
希望しているアルバイト先まで距離があれば、交通費の負担が多くなるため応募に躊躇してしまいます。
そこで今回は、アルバイトでも交通費が受け取れるケースや支払いパターンについて解説していきます。
■アルバイトでも交通費は受け取れる?
アルバイトでも交通費が受け取れるかは、会社の規定で異なります。
交通費に関する基準は法令上の定めがないので、交通費のない会社もあれば、支給している会社もあります。
応募する前には交通費が出るのか必ず確認しておきましょう。
・条件があるケース
交通費を支給する会社でも条件を設定しているケースがあります。
勤務日数や勤務時間など、条件はそれぞれで異なるので前もって確認しておきましょう。
例えば、以下のような条件が設けられている可能性があります。
「週に3日以上働いている」
「1日3時間以上働いている」
「短期バイトや日払いバイトは対象外」
「短期バイト、日払いバイトも対象」
・通学定期を持っているケース
学校に行くために通学定期を持っている学生もいるはずです。
その場合は、交通費が受け取れないと考える方もいますが、実情はバイト先によって違います。
基本的に、規定があれば通学定期を所有していても通勤手当は支払われます。
ただし、規定がなければ、支払われないケースもあるので注意してください。
■交通費にはパターンがある
アルバイトが受け取れる交通費にはパターンがあります。
各パターンの特徴を解説していきましょう。
・全額支給
アルバイト先までの移動手段にかかった分を全額もらえるパターンです。
1日に支給される額に上限がないので、出勤や家に帰るためにかかった分の交通費を全て受け取れます。
アルバイト先が遠方にあったとしても安心です。
・一部支給
交通費を支給する金額に上限をつけているのが一部支給のパターンです。
例えば、「1日500円まで」「1ヶ月1万円まで」といった条件が設定され、上限の範囲内で支給される仕組みです。
そのため、上限を超えた分は支給されません。
アルバイト先が遠方であれば自己負担額が大きくなるので注意が必要です。
・一律支給
通勤手段や通勤距離に関係なく、一律の交通費が社員に対して支給されるのが一律支給です。
例えば、「1日一律500円」「一律1万円」などが支払われる仕組みです。
従業員ごとに交通費の計算をする必要がないので、企業側としては負担軽減に役立ちます。
しかし、受け取る側としては指定の額を超える分は受け取れないので不満を感じやすくなります。
■交通費の決まり方
支給額は、原則として自宅からバイト先までとなり、最短ルートで計算されます。
自宅とバイト先の往復分が対象ですが、会社によっては移動手段によって支給されないケースもあります。
・バスや電車
バスや電車といった公共交通機関を使って出勤する場合、最短距離・最安でかかった交通費が支給される仕組みが一般的です。
例えば、バスであれば自宅の最寄りのバス停から勤務先の最寄りのバス停までの最短経路の往復料金が交通費として支給されます。
ただし、交通費は安く済んでも通勤する際に多大な時間を要する場合は、最安ではないルートでの交通費が支給されるケースもあります。
自宅からバイト先までの最短距離を出し、片道の交通費を確認してみてください。
交通費は往復分が支給されるので、片道分の交通費に2をかけると通勤手当が支給されます。
・自家用車やバイク
自家用車やバイクの場合、移動する距離に合わせて決まるパターンや一律で支給されるパターンがあります。
主なパターンは以下の通りです。
◎距離で支払われる
自宅から勤務先までの総距離で交通費が支給されます。
一般的には、非課税限度額以内での支給となり、例えば「2km以上10km未満なら4,200円」と決められています。
自動車の車種によっては金額が異なる場合もあるので、社会規定を確認する必要があります。
◎一律料金で支払われる
通勤にかかるルートや距離、ガソリン代にかかわらず、一定額を交通費として支払う仕組みです。
近場であればメリットを受けやすいですが、勤め先が遠方といった場合やガソリン代の変動によっては自己負担が増える恐れがあります。
◎実費での支給
通勤でかかったガソリン代の領収書を提出し、規定に沿って支給されるパターンです。
支払った証明がいるので、領収書を無くさずに保管しておく必要があります。
・自転車や徒歩
自転車や徒歩であれば、通勤にかかる費用はありません。
交通費が発生しないので、基本的には支給されないと覚えておきましょう。
ただし、一律支給といった規定があれば、自転車や徒歩で出勤をしても交通費が受け取れる可能性があります。
交通手段に関係なく通勤手当を設けている会社も存在するので、あらかじめ確認してください。
■アルバイトが交通費で注意すべき点
注意すべきポイントは以下の通りです。
・嘘をつかない
交通費を受け取りたいからと嘘をつく行為は避けてください。
自転車で通っているにも関わらず、バスで出勤すると偽るケースや最寄りのバス停を偽るケースです。
実態と異なることがわかれば、返還を求められる可能性があります。
減給や出勤停止といった懲戒処分を受ける他、訴訟になるケースも考えられるので注意が必要です。
・支給要件はよく確認する
交通費が支給される会社に応募した際には、求人情報を確認しておく必要があります。
前述した受け取るためのパターンが記載されているので、きちんとチェックしておいてください。
自分がどのパターンで交通費を受け取りたいのか明確にさせると、条件に合う会社を探しやすくなります。
今回は、交通費について解説してきました。
交通費はアルバイトでも受け取れます。
パターンもあるので、よく確認してから自分の条件に見合うアルバイト先を探していきましょう。
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