こんにちは!ヴェルサスのブログ担当です。
やりたいアルバイトが見つかり、応募して面接を受けた結果、後日採用の連絡が来たにもかかわらず、後から「採用は取り消しで」と言われてしまう場合もあります。
せっかく採用されたと思ったのに、取り消しとなってショックを受けてしまう人もいるでしょう。
なぜ一度は採用されたのにバイトを取り消されてしまうのでしょうか?
また、もし採用を取り消された場合はどのように対処すれば良いのでしょうか?
今回は、バイトに採用されたのに取り消しになってしまう理由や、採用を取り消された場合の対処法を解説していきましょう。
■バイトで採用取り消しになってしまう理由
バイトで採用取り消しになってしまう理由として、以下の理由が挙げられます。
・店長や責任者が病気または事故に遭ってしまった
店長や責任者などが大病を患ってしまったり、事故に遭ったりすることで、店を休業せざるを得ない状況になる場合もあります。
そうなるとバイトを新しく雇ったとしても仕事ができないため、採用取り消しの連絡が来ます。
このような状況になってしまうと対策のしようがないため、諦めて次のバイトを探した方が良いでしょう。
・業績が悪化してしまった
業績の悪化に伴い、バイトの採用が取り消しになるケースもあります。
例えば地震や台風など自然災害に見舞われた場合、業績が突然悪化してしまう可能性もあります。
このようなケースでは採用担当者もきちんと理由を明確に教えてくれるので、納得もしやすいでしょう。
しかし、経営不振による業績悪化が理由の場合、詳しい理由を話さずに採用を取り消される可能性が高いです。
原則として、業績悪化を理由に採用を取り消すのは違法とみなされます。
悪質だと感じたら、法的機関などに相談するようにしましょう。
・シフト調整が間に合わなかった
シフト制を採用している職場の場合、シフト調整がうまくいかず、採用を取り消されてしまう可能性があります。
基本的に職場では元々働いている人が優先される傾向にあり、折り合いがつかなければ採用自体が取り消しになる場合も考えられます。
・他に良さそうな人材が見つかった
限られた求人枠の中で複数の応募があった場合、あとから届いた応募の中に条件が良い人材がいる可能性もあります。
そうなると採用をもう一度見直したいと考える職場も多く、最終的に採用を取り消されてしまうかもしれません。
これはタイミングの問題でもあり、あなたに非があるわけではありません。
すぐにでも採用されたい場合は、採用人数が多い求人を中心に探したり、逆に倍率が高そうな求人は避けたりすると良いでしょう。
・応募者が嘘をついていることがわかった
履歴書の内容や面接の際に、自分を良く見せようとして嘘をついてしまうケースもあるでしょう。
もし後から虚偽だったと判明すれば、採用が取り消しになる可能性があります。
・SNSに不適切な投稿をしていることがわかった
以前話題になったバイトテロの影響から、近年は従業員のSNSアカウントをチェックする企業・店舗も増えてきています。
もし不適切な投稿をしていることが判明した場合、採用を取り消されてしまう可能性があるでしょう。
■バイトの採用取り消しが認められないのはどんなケース?
バイトの採用取り消しとして、法的に認められないケースもあります。
自分が以下のケースに該当していないかチェックしてみましょう。
・妊娠の発覚
男女雇用機会均等法により、女性労働者が妊娠したことを理由に解雇したり、出産したことを理由に出産後1年以内に解雇したりするのは無効と定めています。
採用の取り消しも解雇と同様の扱いになることから、採用後すぐに妊娠が発覚した場合でも採用取り消しは原則認められません。
・宗教
宗教の信仰は個人の自由となります。
そのため、特定の宗教を信仰しているからという理由で採用を取り消すことはできません。
・水商売などのバイト経験
これまでに水商売などのバイト経験がある場合、採用担当者はイメージ的な問題から採用を取り消そうとするケースもあります。
しかし、水商売などのバイト経験があったとしても、採用の取り消しは認められないと判断されます。
・社風
社風に合っているかどうかは面接で確認できることでもあり、もし合っていなければ不採用とできたはずです。
しかし、一度採用したにもかかわらず社風を理由に採用を取り消すのは、基本的に認められません。
■採用を取り消された場合の対処法
バイトの採用を取り消されてしまった場合、どのような対処を取れば良いのでしょうか?
ここで、採用を取り消された場合の対処法をご紹介しましょう。
・再度交渉を試みる
採用の取り消し理由を教えてもらえない場合、なぜ取り消しになったのか納得できない人もいるでしょう。
もし取り消し理由が勤務日や勤務時間などシフトに関連する場合は交渉の余地があります。
また、自然災害の発生で通常業務ができる状態ではない場合も、「通常業務に戻るまで待てます」と伝えれば採用取り消しを思いとどまってもらえる可能性もあるでしょう。
・本部(本社)に問い合わせる
応募した企業や店舗がグループ企業やチェーン店だった場合、本部または本社に連絡することで採用してもらえる可能性があります。
特に明らかに採用取り消しが法律違反に該当するケースだと、店舗や子会社のせいでグループ全体のイメージダウンにつながる可能性があり、そうならないためにも本部・本社が対応してくれる場合が多いです。
例えば別の支店や近くの別店舗を紹介してもらえたり、面接時の交通費や弁償金などを支払ってもらえたりするケースもあります。
・他の求人を探してみる
せっかく応募したのに採用取り消しになったら誰でも悲しいものです。
しかし、一度採用を取り消されると同じところで働くのは難しいと言えます。
そのため、早々に諦めて他の求人を探してみた方が良いでしょう。
「むしろ簡単にバイトの採用を取り消すような企業・店舗で働かずに済んだ」と、前向きに捉えることもできます。
バイトに採用されたにもかかわらず取り消しになってしまった場合、様々な理由が考えられます。
中には対処のしようがないケースもありますが、再交渉や本部(本社)への連絡によって採用してもらえる可能性もあるでしょう。
しかし、早めに諦めて他の求人を探した方が良いケースもあります。
状況に合わせて判断し、働きやすいバイト先を見つけましょう。
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