こんにちは!ヴェルサスのブログ担当です。
派遣社員として働きたい場合、どういったスキルが必要なのか不安視している方もいるはずです。
企業にとって魅力的な人材になるためにも、求められているスキルを理解することは大切です。
そこで今回は、企業が派遣社員に対して求めているスキルの実態や必要とされているスキルについて具体的に解説していきます。
自信を持って仕事に取り組むためにも、参考にしてみてください。
■企業が派遣社員に求めているスキルの実態
企業が求めている派遣社員のスキルは、一般社団法人 人材サービス産業協議会による「派遣先担当者が派遣社員に求めるスキルについての調査結果」で理解できます。
最も多いのはコミュニケーションスキルで69.7%という結果です。
次いで多いのが基本的なパソコン操作のスキルとなっており55.3%の企業が求めています。
ビジネスマナーに関しても、51.5%と半数ほどの企業が派遣社員に対して求めていることがわかります。
以下では、必要とされるスキルについて具体的に解説していきます。
■派遣社員に必要なコミュニケーションスキル
派遣社員として働く場合、登録している派遣会社とは別の派遣先企業で仕事を行います。
就業先ではコミュニケーションの取り方や距離感に戸惑うケースもあるはずです。
しかし、コミュニケーションのポイントを理解しておけば、安心して仕事をスタートできます。
具体的なコミュニケーションの一例として挙げられるのは以下の通りです。
・相手の目を見て自分から挨拶ができる
・仕事を進める中で「報・連・相(報告・連絡・相談)」がしっかりとできる
・相手の立場になって物事を考え、わかりやすい伝え方ができる
・ミスをした場合にすぐに相談できる
・上司や同僚からのアドバイスに耳を傾けられる
・アドバイスされたことを業務に活かせる
コミュニケーション能力は、知識やスキルよりも重要視されるケースもあります。
専門的な知識や技術があったとしても、周りと協力できない、コミュニケーションが取れないような人であれば業務に支障をきたす可能性もあります。
一方、知識やスキルが不足している場合でも、コミュニケーション能力があればカバーできるケースは多いです。
伸びしろがあるとプラスに受け取ってもらえる可能性もあるでしょう。
■派遣社員に必要なパソコンスキル
派遣ではデスクワークに就く方も多いです。
その場合、資料の作成や書類の作成といった業務が多くなるので、パソコンスキルが求められます。
基本的なパソコンスキルの具体例は以下の通りです。
・タッチタイピング
・ショートカット
・メール操作
・Wordでの書面作成
・Power Pointでの表や図の作成
・Excelでの表やグラフ作成、関数を活用した表計算
タッチタイピングとは、キーボードを見ずに文字入力ができることです。
文章やグラフ、表の作成などをスムーズに行うためにも求められるスキルです。
ショートカットは、コピーやペースト、ファイルの保存といったショートカットキーを使えるスキルです。
パソコン上での操作を素早く行うためにも必要なスキルと言えます。
また、デスクワークの種類によって必要なスキルは異なります。
経理では会計ソフトを使用するケースも多いので、専用ソフトやツールを使える技術を要します。
■派遣社員に必要なビジネスマナー
ビジネスマナーは派遣社員でも最低限身に付けておきたいマナーの1つです。
派遣先では社会人らしい言葉遣いや振る舞いが不可欠です。
求められるビジネスマナーの具体例は以下の通りです。
・時間を守る
・公私混同をしない
・ITリテラシー
・秘密保持
・身だしなみ
・整理整頓
社会人として時間を守ることは最優先事項でもあります。
決められた時間に出勤をして欠勤や遅刻をする際には早めに連絡をしなければいけません。
無断欠勤は論外です。
時間のルーズさは業務に支障を与える危険性もあるので、「10分前行動をする」といった意識を普段の生活から心掛けるようにしましょう。
また、ITリテラシーも近年では求められています。
会社のパソコンで業務に関連のないサイトや動画を見たり、個人的なメールを送ったりする行為は信用を無くすことにつながります。
メールの誤送信による個人情報の流出にも注意し、情報管理は適切に行いましょう。
業務では様々な情報に触れるので、外部に漏らさないことも鉄則です。
例え社内であっても安心せず、守秘義務があることを理解することが大切です。
■派遣社員が向いている人の特徴
派遣社員には最低限求められるスキルやマナーがあります。
上記でご紹介したスキルやマナーを持っていることに加えて、どういった人たちが派遣社員に向いているのか解説していきます。
・スキルアップがしたい人
派遣であれば未経験でも募集している企業は複数あります。
その場合、知識ゼロの状態でも就業できるので、派遣先の企業において多くの知識を深められます。
派遣社員は同じ職場で最長3年間しか働くことができませんが、同業種に従事すれば培った経験を活かして働けます。
色々な知識を増やしたい場合には、様々な業種にチャレンジすることで、多くのスキルを習得できます。
スキルアップをしたい、色々な知識を身に付けたい場合は、派遣社員が向いていると言えるでしょう。
・ワークライフバランスを実現したい人
派遣の場合、契約によって業務内容が定められている他、早出や残業も頻繁にはありません。
労働時間や休日の条件を設定することも可能なので、ワークライフバランスを実現したい方に向いている働き方です。
条件を設定して働きやすい派遣先を見つけることができれば、家事や育児、介護との両立もしやすくなります。
プライベートの時間を充実させたい方にも向いている働き方です。
・正社員を目指したい人
現時点では正社員として働くことが難しくても、将来的には正社員を目指したい方もいるはずです。
その場合、紹介予定派遣を利用すれば正社員を目指せます。
紹介予定派遣とは、派遣社員として派遣先に入社をして試用期間を経た後に企業と派遣社員の双方から合意を得られたら正社員として雇用される制度です。
職場環境を実際に確かめてから正社員として働けるのでミスマッチを防ぐためにも有効です。
今回は、企業が派遣社員に求めるスキルをご紹介してきました。
コミュニケーションやパソコン、ビジネスマナーは最低限必要とされるスキルです。
派遣社員として活躍を目指すためにも、基本的なスキルやマナーは身に付けておきましょう。
ヴェルサスでは、オフィスワークだけではなく、工場系や清掃系、IT・技術系など、幅広い職種の求人を取り扱っています。
無資格や未経験など、チャレンジしやすい派遣先の紹介も行っているので、派遣社員としてスタートしたい場合はお気軽にご相談ください。