こんにちは!ヴェルサスのブログ担当です。
今働いているバイト先で突然クビにならないか不安に感じていませんか?
自分自身に非があって解雇されるケースもあれば、会社の経営不振などやむを得ない事情から解雇を告げられるケースもあります。
クビにされる予兆がわかれば、速やかに対応することが可能です。
そこで今回は、バイトをクビにされる予兆やクビになりそうな時の対処方法についてご紹介します。
■バイトを突然クビにされることはあるのか
「明日から来ないでいい」など突然バイト先にクビを告げられることはないのか、疑問に思う人もいるでしょう。
労働基準法第20条では、30日以上前に解雇予告をすることを定めています。
このルールを無視した場合、雇用側は解雇予告手当として予告期間が30日に足りなかった日数分の平均賃金を支払わなければなりません。
例えば、解雇を告げられたのが解雇日の10日前であれば、20日分の解雇予告手当が支給されます。
このようなペナルティがあるため、基本的には直前ではなく、少なくとも30日前に告げられるのが一般的です。
アルバイトもパートタイム労働法によって保護されており、労働条件や福利厚生などの権利が保障されています。
そのため、よほどの理由がない限り突然クビにされることはありません。
しかし、勤務態度の悪さ、不正行為や犯罪行為への加担、職場に損失を与える行為を行うなど正当な理由があればクビの対象となってしまいます。
また、会社の経営状況が悪かったり、事業縮小など経営方針が変わったりする際に、要件を満たすと整理解雇(リストラ)の対象になるケースもあります。
■バイトをクビにされる予兆
バイトをクビにされる際には、予兆が見受けられることがあります。
以下の予兆が見受けられる時は注意しましょう。
・勤務日数・時間が減らされている
以前よりもシフトの数が減っていたり、勤務時間が短く早上がりが続いていたりする場合、バイトをクビにされる予兆の可能性があります。
アルバイトは基本的に時給制であるため、勤務日数と勤務時間によって毎月の給与が決まります。
会社や店舗の経営状況が悪く、給与が支払えないというリスクを防ぐために、バイトのシフト数や勤務時間が減らされている可能性があるでしょう。
一時的な経営不振であれば、経営の持ち直しに成功すれば、元のシフト数・勤務時間で働けるようになるかもしれません。
勤務日数・時間だけではなく、客足が少なくなっていたり、売上が減っていたりといった変化がないかチェックしてみましょう。
・責任者などからの当たりが強い・避けられている
バイト先のオーナーやリーダーなどから突然冷遇されたり、避けられたりするようになった場合も要注意です。
本来、責任者は労働環境を改善することも業務の一環になります。
しかし、あえて冷たい態度を取る場合、責任者から信頼を得られていないと考えられるでしょう。
例えば、注意されたことを改善する意思がない、周りの人とトラブルになりやすいという人は、責任者にとって厄介な存在と感じてしまいます。
そのため、あまりに改善が見込めないようであれば、タイミングを見計らってクビを告げてくる可能性があります。
・指導をしてもらえなくなった
オーナーやリーダーなどから指導や注意をされなくなった場合もクビの予兆です。
会社側は伸びしろのある人材は積極的に指導し、ミスがあれば厳しく注意を行ってくれます。
しかし、指導どころかミスに対する注意も軽いものとなっている場合、指導や注意をしても無駄だと思われている可能性があります。
自分に非がある場合、それを認めず改善し続けないのであれば、オーナーやリーダーなどから評価されず、最終的に勤務態度が悪いなどの理由で解雇されるかもしれません。
・重大な仕事を任されなくなった
以前よりも大事な仕事を任せてもらえなくなった場合、クビの予兆である可能性があります。
新人であれば、仕事を覚えてもらうために様々な仕事を任せてもらえる機会があります。
しかし、入社からかなりの日が経ち、大事な仕事を任せてもらえなくなった場合、能力不足と判断されている可能性が高いです。
適性がないために一部の仕事のみ任せてもらえないケースであれば、クビのリスクは低くなりますが、仕事がほぼない状態であれば解雇となる可能性があります。
・急にノルマが厳しくなった
ノルマが設定されている会社の場合、急にノルマが厳しくなった場合もクビの予兆と考えられます。
もともと個人の業績が悪い場合、成長を促すためにあえてノルマを増やすこともあるでしょう。
しかし、急にノルマが課せられた場合、達成できなかったことを理由に解雇を告げる可能性があります。
この場合、与えられたノルマを無事に達成できれば再評価され、クビ候補から挽回できるかもしれません。
■バイトをクビにされそうなら転職がおすすめ
バイトをクビにされる予兆が見えたら、解雇となる前に自ら行動を起こして対処していきましょう。
解雇となると転職で自分の印象が悪くなる恐れがあるので、早めに転職を検討するのがおすすめです。
・解雇を待つ前に新しいバイトを探そう
バイトをクビにされる予兆があれば、解雇となる前に新しいバイトを探しましょう。
労働力の不足に悩む会社や店舗は多く、アルバイト求人は様々な業界・職種で発信されています。
そのため、次のバイト先が見つからないという事態はなかなかないでしょう。
様々な求人をチェックし、経営が安定していて、自分がやりたいと思う新しいバイト先を探してみてください。
・解雇となった場合の手続きについても確認しておく
転職活動中に解雇を告げられてしまうこともあります。
そのため、解雇になった時に必要な手続きについても確認しておきましょう。
例えば、解雇理由によっては不当解雇に当たる場合があるため、解雇の理由を把握し、必要に応じて労働基準監督署や労働組合、弁護士などに相談し、アドバイスを受けることが求められます。
不当解雇に対してどういう対応を取るべきか、しっかり確認しておきましょう。
また、退職後は積極的に転職活動をすることを条件に、失業手当を受給することが可能です。
懲戒解雇でない限り、解雇された場合は会社都合による退職の扱いとなり、雇用保険に6ヶ月以上(11日以上の勤務で1ヶ月とカウント)加入していれば、失業手当の支給対象となります。
そのため、失業手当の申請についても確認しておきましょう。
シフトや勤務時間が減った、周囲から避けられるようになったなど、以前と比べて何か違和感があれば、バイトをクビにされる予兆かもしれません。
自分に問題があれば、改善することでクビ候補から外れる可能性があります。
しかし、クビにされる可能性があって働き続けることに不安があれば、新しい仕事を探してみると良いでしょう。
ヴェルサスでは、自分の経験やスキルを活かせる職場や、未経験でもチャレンジしやすい仕事の求人を豊富に取り扱っています。
コーディネーターが転職をサポートするので、お気軽にご相談ください。