パートでも正社員と同じくらい働けるって本当?パートの平均労働時間をご紹介

 

こんにちは!ヴェルサスのブログ担当です。

パートか正社員、どちらがよいのか悩んでいる方は多いでしょう。

特に主婦の場合は、柔軟に対応してくれるパート、子どもや老後のことを考えて安定した収入が得られる正社員、どちらを取ればよいのか分からなくなってしまいがちです。

今回は、主婦に人気のパートにスポットを当てて、メリットやデメリットをご紹介します。

パートと正社員の違いを知りたい方や、パートの平均労働時間を知りたい方はぜひ最後までご覧ください。

 

 

■パートは正社員と何が違うの?

 

パートは、労働時間、休憩、有給ともに正社員と同じ扱いが受けられます。

労働時間については、正社員よりも短いというイメージを持たれていますが、実際は正社員と同じ労働時間で働くことも可能なのです。

有給に関しても、「パートだから有給は付与されない」と考えている方が多いです。

こちらも、条件を満たしていれば、パートであっても取得することができます。

加えて、所定の条件を満たしていれば、社会保険の加入も可能です。

大きな違いとしては、契約期間や仕事内容、給与、手当・福利厚生などが挙げられます。

 

 

■パートとして働くメリットは?

ものによっては正社員と同じ扱いを受けられるパートは、その他にどのようなメリットがあるのでしょうか。

 

 

・勤務日数や勤務時間を選べる

 

パートは、働く日数、曜日、時間をある程度自由に選べます。

「水曜日は子どもの送迎があるから休み」「14時降園なので13時半まで」といった希望が通りやすいため、生活に合った働き方ができます。

正社員となれば、会社が定めた就業時間で働かなければなりません。

生活に合わせて日数や時間を設定することで、余裕をもって働けることから、モチベーションも保ちやすいでしょう。

 

 

・扶養範囲内で働ける

 

パートであれば、働く前に「扶養範囲内で働きたい」と伝えることで、会社が扶養範囲内に収まるよう、勤務日数や時間を調節してくれます。

扶養から外れれば、所得税、住民税、社会保険料の負担が発生する他、配偶者手当などがもらえなくなる可能性があります。

扶養範囲内で働けるパートは、税金や保険料の負担を避けたいときにも最適なのです。

ただし、パートとはいえ、フルタイムパートとなると扶養範囲を超えてしまうため、扶養内で働きたい旨を事前に伝えることが大切です。

 

 

・求人数が多い

 

求人数が多いため、自分がやりたい仕事で働きやすい、条件で比べやすいといったメリットもあります。

長期や短期、オフィスワークや力仕事などからも選びやすいです。

中には、正社員登用制度を設けている求人もあります。

正社員登用制度がある会社では、パートとして働き、スキルを習得できたタイミングや子どもに手がかからなくなってきたときに、正社員として雇用してもらえる可能性があります。

いずれ正社員として働きたいものの、年齢的に正社員を目指すのが難しいと感じている主婦の方は、正社員登用制度のある会社を選ぶのがおすすめです。

 

 

■パートとして働くならデメリットも知っておこう

 

パートは比較的自由に勤務日数を決められるなど、大きなメリットがありました。

しかし、その分デメリットもいくつかあります。

 

 

・収入が安定しづらい

 

正社員は月給制ですが、パートはほとんどが時給制です。

シフト希望日が被っている、閑散期で人手があまりいらないといった場合は、出勤日数や出勤時間を減らされてしまうことが少なくありません。

もちろん、子どもの発熱やその他トラブルなどによって欠勤が続くこともあるでしょう。

時給制であるため、出勤日数が少なければ、その分収入も減ってしまいます。

扶養内で最大限稼ぎたいと考えていても、思うように稼げないというケースは多いです。

このように、収入が安定しづらいという点は、パートならではのデメリットだと言えます。

 

 

・雇用が不安定

 

パートは雇用期間が定められていることがほとんどであるため、雇用が不安定な形態と言えます。

人件費削減で契約更新されない場合や、契約更新する前に能力不足を伝えられ、退職させられてしまうケースもゼロとは言えません。

パートとはいえ、新たな就職先を探すのは、手間がかかる上、精神的な負担にもなります。

これらを見ると、契約に期限がなく、雇用が安定している正社員の方が魅力的に感じる方が多いでしょう。

雇用に関する心配はしたくない、とにかく長く働きたいという方には、パートは向かないかもしれません。

 

 

・幅広い業務に携われない

 

パートが大きな責任のある仕事を任されることはほとんどありません。

パートに任せる仕事はある程度決まっているため、慣れてくれば代わりばえしない日常になっていくでしょう。

幅広い業務に携われないことは、昇給や昇進も望めないことにつながります。

もっと責任のある仕事をしたい、企画や経営にも携わりたいという向上心があっても、パートでは叶わないことがほとんどです。

積極的に仕事にかかわりたいという方は、パートでは物足りなさを感じてしまいます。

 

 

■パートで働く人の平均労働時間

 

独立行政法人 労働政策研究・研修機構(JILPT)の「月間実労働時間数(一人平均)2023年|早わかり グラフでみる労働の今」によると、パートで働く人の1ヶ月の平均労働時間は、77.1時間となっています。

週に5日程度働く場合、1日の勤務時間は3.8時間です。

週3日~週4日で働く場合は、1日5時間程度となるでしょう。

ちなみに、正社員の平均労働時間は、およそ2倍の149.7時間で、1日の勤務時間は7.4時間となります。

平均労働時間を知っていれば、面接時などで勤務日数や時間の条件を伝えやすくなるため、ぜひ参考にしてみてください。

 

 

今回は、パートと正社員の違いやメリット・デメリット、平均労働時間をご紹介しました。

パートは求人が多い、扶養内で働けるといった大きなメリットがある反面、雇用や収入が不安定になるため、注意しなければなりません。

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気になる方は、ぜひチェックしてみてください。