こんにちは！ヴェルサスのブログ担当です。

転職が当たり前の現代の中で、1つの会社で長年働いていると「自分はこのままで良いのだろうか？」「どこかに自分のスキルや経験をもっと評価してもらえる会社があるのではないか？」と考える方もいるでしょう。

転職市場において、求職者の能力や経験にどれだけの価値があるかを判断する基準に「転職市場価値」があります。

自分の転職市場価値を正しく理解することは、スムーズな転職を成功させる上で非常に重要です。

そこで今回は、転職市場における自身の価値を知るメリットや、自身の価値を調べる方法、転職市場での価値を高める習慣を解説していきます。

 

 

■転職市場の中で自身の価値を知るメリット

 

転職市場価値とは、転職マーケットにおける「求人者の価値」をいいます。

転職を考え始めた場合は、まず自分の市場価値を知ってから本格的に転職活動を始めた方がスムーズに進めやすいです。

自分の市場価値を知るメリットには、伸ばすべき強みや補うべき欠点などが見えてくるため、キャリアアップにつながりやすいことが挙げられます。

また、自分の評価基準が分かれば、採用される確率が高い企業はどこか、どのくらいの年収なら希望が通りやすいか、といったことも把握できます。

需要の少ない企業に応募して不採用が続いたり、年収交渉で妥当な金額とはかけ離れた額を提示してしまったりすることも避けられます。

変動し続ける転職市場価値を、定期的にチェックすることで、転職のタイミングを適切に判断することにも役立ちます。

 

 

■自分の転職市場価値を調べる方法

 

自分の転職市場価値を調べるのにおすすめの方法を4つご紹介していきます。

 

 

・転職サイトへ登録する

 

転職市場において、自分の経験やスキルにどの程度の価値があるのか、定期的にチェックしておきましょう。

最近では、無料で転職をサポートしてくれるサービスも多く存在します。

特にWeb上で簡単に登録できる転職サイトでは、様々な業界の求人情報を見ることができ、自分の経験やスキル、転職の希望条件などを公開しておけば、興味を持った会社からスカウトが届く可能性もあります。

スカウトの件数や内容の傾向から、転職成功の可能性が高いのはどんな業界や企業なのか、年収や待遇などの希望条件はどの程度が現実的かなどの確認もできるでしょう。

 

 

・転職エージェントに相談する

 

転職市場のトレンドを確実に把握するためには、転職エージェントへの相談がおすすめです。

転職エージェントには、多くの人の転職サポートしてきた豊富な経験を持つプロならではの視点で、的確なアドバイスを受けられることが期待できます。

例えば、現在の転職市場における自分の価値や、保有している経験やスキルはどの業界に需要があるか、希望の業界に転職できる可能性はどれくらいかなどを、冷静かつ客観的に評価してもらえるでしょう。

転職エージェントに相談する際は、1箇所に絞るよりも複数箇所に相談した方が多角的なアドバイスを得られます。

 

 

・本業以外の経験を積む

 

最近は副業を解禁する企業が増加傾向にあり、本業をしながら別の仕事を経験できる機会を得やすくなっています。

これまでと前提や仕事の進め方が異なる場所で働くことは、自分にできることとできないことを明確にするのに役立ちます。

また、現職では当たり前のスキルが、他の業界や企業では希少価値のあるものとして扱われたというケースも珍しくありません。

副業先で、自分の経験やスキルが活きる場面が多いほど、その分野において高い需要があると言えます。

 

 

・実際に転職活動を行う

 

上記の3つの方法に比べると手間や時間はかかりますが、よりリアルな市場価値を知りたいのであれば、実際に転職活動を行うのがおすすめです。

希望する複数の企業の面接を受けることで、自分が持っている経験・スキルの中で何が評価されるのか、同年代と比較して足りない能力は何か、今後どのスキルを伸ばせば良いのかなど、多くの気付きを得られます。

実際に転職するかどうか迷っている段階であっても、興味のある企業に応募してみることは、現時点での弱みや強みを知る上で役立ちます。

 

 

■転職市場価値を高める3つの習慣

 

転職市場価値を構成する主なものとして、資格やスキル・具体的な成果・明確なキャリアプランの3つが挙げられます。

つまり、この3つを日頃から意識すれば自分の転職市場価値が高まると言えるでしょう。

それぞれのポイントについて、以下で詳しく解説していきます。

 

 

・資格やスキルを磨く

 

履歴書で最も分かりやすくアピールできる要素が、資格やスキルです。

しかし、単に多く保有していればいいというものではなく、自分が進みたい分野に関するものでなければ意味がありません。

また、資格やスキルのレベルによっても求人の幅が変わります。

例えば、初級レベルの英語スキルがあっても、転職をして日常的に外国人スタッフと関わるような職場で活躍したいという場合は、少なくともTOEIC700点以上が必要です。

さらに、国際色豊かで英語を公用語としているような企業であれば、ビジネスレベル以上のスキルが求められるでしょう。

希望する転職先に合わせたレベルの資格やスキルを身に付けることが大切です。

 

 

・組織の実績ではなく自分の実績を意識する

 

これまでの実績も履歴書や面接において、大きなアピール材料になりますが、

重要なのはその実績の中で自分が果たした役割です。

自分だけで1つのプロジェクトを成し遂げた場合は、「私がやりました」と自信を持って言い切ることができ、面接で詳しい内容を聞かれてもスムーズに答えられるでしょう。

しかし、どんなに大きなプロジェクトでも、指示通りに動いていただけであれば自分の実績とは言えません。

普段から、仕事の中で自分が果たす役割を意識しておく必要があります。

 

 

・明確なキャリアプランを作成する

 

市場価値が自然と上がっていく人に共通する特徴のひとつが、キャリアプランが明確なことです。

面接でも、「この会社でどうなりたいか」といったキャリアプランに関する質問をされることはよくあります。

キャリアプランを作成したことがないという方はまず、5年後、10年後どうなっていたいか、それを達成するためにどんなスキルを習得すべきかなどを時系列に書き出してみましょう。

 

 

 

これから転職活動を始めようとしている方だけでなく、将来的に転職を考えている方も、日頃から自分の転職市場価値を意識しておくことは大切です。

転職市場における価値を判断する方法はいくつかありますが、転職市場のトレンドをより正確に掴みたい方はキャリアアドバイザーへの相談がおすすめです。

転職活動のサポート実績が豊富なヴェルサスなら、求職者のスキルや経験がどの企業に需要があるのか、希望の転職先を目指す上で足りない能力や伸ばした方が良いスキルは何かなど、転職のあらゆる悩みに対して的確にアドバイスすることが可能です。

自分の転職市場価値を知りたい方、転職活動をスムーズに進めたい方は、ぜひヴェルサスにご相談ください。