【転職成功への秘訣と対策】子持ちで30代からの正社員は難しい?

 

こんにちは!ヴェルサスのブログ担当です。

「子育て中の女性が正社員になるのは難しい」と考えている方も多いでしょう。

確かに、子持ちで年齢もある程度高いとなると正社員への転職活動は難航する可能性もあります。

企業としては投資する価値がある人材を求めているので、長く働いてくれる若年層を好む傾向にあるためです。

しかし、子育て中だからといって正社員になれないわけではありません。

そこで今回は、子育て中の女性が転職に成功するための情報をご紹介します。

子育て中で正社員を諦めた方、育児との両立に自信がなく悩んでいる方はぜひ参考にしてください。

 

 

■子育て中の女性が正社員になるには企業が望む経験とスキルが重要!

 

企業が子育て中の女性に求めるものは、経験とスキルです。

20代であれば研修などを行い成長の見込みを重視しますが、30代・40代になると異なります。

会社への貢献度や即戦力はあるかなど、これまでの経験・実績が重視される傾向にあります。

また、年齢が高いからこそ身に付いたスキルも強みとなるでしょう。

例えば対人・接客能力や協調性、コミュニケーションの取りやすさなども採用では重要視されます。

 

子育て中だからと採用を控える企業も中にはありますが、子持ち女性の作業効率の良さを評価する会社もあります。

時間の使い方に長けていれば、生産性の低い従業員よりも会社にとっては貢献度の高い社員として評価されるのです。

「何が自分にできるのか」「会社が望んでいるものは何か」を考え、過去自分が携わった仕事からアピールできる強みを洗い出していくことが重要となります。

企業が求める傾向を理解して、それに向けてどう自分をアピールしていくか考えましょう。

自分の言葉でうまく伝えることができれば、会社にとって魅力的な人材に映ります。

 

 

■子育て中だからこそ転職先を選ぶ際にこだわりたいポイント

 

子育て期間中に仕事を始めるのは、そう簡単なものではありません。

子どもを産むまでバリバリ働いていたとしても、今までとは違う環境で仕事がスタートするので、転職先を選ぶ際は注意が必要です。

ここでは、子育て中だからこそこだわりたいポイントを5つご紹介します。

 

 

・今までの経験を活かせる仕事を選ぶ

 

「とにかく就職したいから」と未経験の職種を選ぶと、慣れるまでに時間がかかったり、精神的な負担が多くなったりするでしょう。

覚えることや勉強が必要な場合、子育て中の女性にとってはハードルが高いです。

今までの経験を活かせる職場であれば、仕事に慣れるまでに時間を要しません。

また、企業が求めるスキルであれば、好条件で採用される可能性も出てくるでしょう。

 

 

・勤務先が近い

 

給与の高さを重視する方も多いですが、勤務地も子育て中の女性にとってこだわらなければならないポイントです。

子育て中の時期はとにかく時間が貴重です。

毎日のことなので、自宅や保育園から近く通いやすい勤務地を選ぶようにしましょう。

 

 

・なるべく社員数が多く、大きい会社を選ぶ

 

「社員数が多い大企業だから休みが取りやすい」というわけではありません。

しかし、社員が多ければ急な休みが必要になっても他の社員でカバーすることも可能です。

妊娠で休職する場合も同様です。

小さな会社で一人仕事を任されている場合と複数社員が在籍している場合とでは、気持ちの面で産休の取りやすさが変わってきます。

 

 

・産休・育休制度が取得できる環境、子育て中の女性が働いている

 

正社員になった後も、子どもの出産を希望する場合は産休・育休制度が整備されているかは重要です。

育休後にも続けて働ける環境なのか、子育て中の女性が多く働いているか確認しましょう。

 

 

・働き続けられる環境

 

せっかく正社員になれたとしても、続けられない環境であれば意味がありません。

上記のポイントをもとに、総合的にその職場で自分が育児と仕事を両立できるかを考えましょう。

ストレスが溜まったり、家族とうまくいかなくなったり、仕事のしわ寄せが来てしまっては何のために働いているのかわからなくなります。

 

 

■必見!子育て中の女性が成功する面接・書類対策

 

子育て中の転職活動は、なるべく効率良く進める必要があります。

早期に就職を決めるには、受かるための面接・書類対策が重要になってくるでしょう。

「自分を採用した時のメリット」や「育児・仕事の両立で考えられる不安要素の解消」を明確にするのがポイントです。

下記を参考に、面接の受け答えの練習をしておきましょう。

 

 

・子どもに関連する質問に対して答えを準備しておく

 

子どもが病気の時、夏休みなど長期間休暇、平日の行事、緊急な対応が必要な時など、あらゆるシーンにおける質問を想定して答えを用意します。

具体的な根拠をもとに育児のサポート体制があることを伝えましょう。

 

 

・譲れない部分と対応できる部分はきちんと伝えておく

 

受かりたいからと何でも受け入れていると、入社後に対応できなくなる場合もあります。

「残業は可能だが18時以降は働けない」「お盆やお正月は出社できない」など、優先順位をつけて伝えることが大切です。

 

 

・企業が求める人材だとアピールする

 

自分が会社に貢献できる人材であると、応募書類や面接で伝えることは重要です。

応募条件やホームページなどから企業が求める人材を理解し、自分の強みをアピールしましょう。

書類には具体的な数字や期間を入れ、結果や実績を記載することをおすすめします。

面接では、関連するエピソードなども入れ、より強い印象を与えられるよう工夫しましょう。

前職までのスキルだけではなく、子育て中にした勉強や取得した資格もアピール材料になります。

ブランクがあったとしても、早く即戦力になれるよう努力している、意欲的だと評価されるかもしれません。

 

 

今回は、子育て中の女性が正社員に転職するのは難しいかをテーマに、転職で重要になるポイントや成功する面接・書類対策についてご紹介しました。

「子持ちで30代からの正社員は難しい」「仕事と家庭を両立できるのか不安」といった考えから、転職活動を始める前に諦めてしまう方も多いです。

しかし、慢性的な人材不足や働き方改革などで、以前よりも子育て中の女性が活躍できる環境は広がりつつあります。

まずは、正社員として長く働くためにも自分に合った職場選びが重要です。

ヴェルサスでは専門のアドバイザーが在籍しており、幅広い職種の求人情報を取り扱っています。

転職活動に自信がない方や最新の転職情報を知りたい方は、ぜひお気軽にご相談ください。