転職活動ではどのようなことにお金がかかるのか?準備しておきたい金額を解説!

 

こんにちは!ヴェルサスのブログ担当です。

転職を考えた時、最も不安視されるのが転職活動にかかる費用についてです。

特に退職した後に転職活動を始めるという人は、貯金額を気にしながら生活していかなければならないため、精神的な負担も大きくなります。

しかし、転職活動にかかる費用や必要な貯金額などをしっかりと把握しておけば、節約などで対策することも可能です。

また、転職活動は短期間で終わらせるほどかかる費用も少なくなるため、活動を短期化することも重要です。

今回は、転職活動にかかる資金やその他に用意しておきたい費用、必要な貯金額などをご紹介します。

転職活動をスムーズに終わらせたいという人も、ぜひ最後までご覧ください。

 

 

■退職後の転職には貯金が必須

 

在職中の転職活動であれば、働きながら行うことになるため、転職活動にかかる費用を給与から捻出できます。

理想は在職中に転職活動をし、内定が決まるまでは仕事を続けるという形ですが、「今すぐに退職したい」と考える人は少なくありません。

ここでは、退職後にかかる転職の費用についてご紹介していきます。

 

 

・交通費や宿泊費

 

転職にかかる費用の中でもかなりの割合を占めるのが交通費や宿泊費です。

近年では、オンライン面接に対応している企業や、交通費を支給してくれる企業も増えてきています。

しかし、そのような対応がない企業も多いため、念のため多めに見ておかなければなりません。

例えば、転職活動がうまくいかなかった時などは、多くの企業に出向く必要があるため、交通費がかさんできてしまうのです。

交通費が出せなくなってしまうと、転職活動自体もできなくなってしまいます。

また、遠方に面接へ行く場合は宿泊費も必要になってきます。

安いホテルを選んだとしても、二次面接や三次面接などがあればかなりの額を用意しなければなりません。

 

 

・スーツや靴などにかかる費用

 

スーツや靴、鞄などにかかるお金も転職活動で備えておきたい費用の1つです。

第一印象を良くするためにも、身だしなみは整えておく必要があります。

ニオイや髪の毛のケアをしっかりとしておきたいという場合は、さらに追加で費用がかかってきます。

 

 

・履歴書や切手などにかかる費用

 

面接に必要な履歴書はもちろん、郵送にかかる費用も自己負担です。

履歴書の記入でミスしてしまった時や、書類に不備があって郵送し直しが発生した時など、意外と費用がかかってくる場面が多いです。

たかが数百円と思っていても、スムーズに進めるのが難しい転職活動では、頻繁に購入することになります。

 

 

・飲食代

 

転職活動では、時間通りに面接会場に到着できるよう、早めにその付近へ向かうことが多いです。

そのため、空いた時間にカフェに入ったり、朝食や昼食を取ったりすることも増えます。

無料で休めるスペースなどがある場合はかかりませんが、大体の場合、リラックスも兼ねてお店を利用することになるでしょう。

面接毎に飲食代が発生すると考えると、こちらもかなりの出費になります。

 

 

■税金などの支払い分も確保しておこう

 

退職後の転職活動には様々な費用がかかりますが、その他に生活費や税金などの支払いも発生します。

住民税をはじめとして、国民年金や健康保険などの支払いを自分で行わなければならないのです。

「雇用保険があるから安心」と考えている人も多いですが、失業手当がもらえるのは手続きを行ってから約3ヶ月後となっています。

つまり、失業手当がもらえるまでは、貯金でやりくりしていく必要があるのです。

また、手当が給付される期間も決まっているので、長期的に転職活動に取り組もうと考えている場合は注意してください。

 

 

■実際に安心できる貯金額はいくら?

 

転職活動は、一般的に約3ヶ月間にわたって行われると言われています。

スムーズに進められなかった場合は、もちろんさらに長くなっていくため、1年間は貯金だけで賄えるほどの金額を用意しておくことが望ましいです。

例えば失業手当が50万円給付される場合、月に20万円が必要だとすると、貯金額は190万円なければならない計算になります。

転職活動の費用や生活費を削れば節約は可能ですが、転職活動を長引かせないように努力するのも節約方法の1つです。

できるだけ短い期間で、かつ理想の企業に転職できるように対策や準備をしっかりと行いましょう。

 

 

■転職活動を短期間で終わらせるコツ

 

退職後に転職活動をするとなると、貯金額に加えて離職期間ができてしまうため、不利になってしまう可能性があります。

なるべく早く終わらせるためには、いくつかのポイントをおさえておく必要があります。

退職後の転職活動を考えている場合は、ぜひ参考にしてみてください。

 

 

・転職する理由を明確にしておく

 

求人募集している企業では、面接などで転職する理由をしっかりと聞いてくるケースが多いです。

転職する理由を明確化することで転職先の候補を絞れるため、スムーズに転職活動を進められるでしょう。

また、転職活動と並行してどのようなスキルを磨けば良いのかがわかってくるのも魅力の1つです。

 

 

・履歴書・職務経歴書などの準備

 

転職活動に欠かせない履歴書や職務経歴書を事前に準備しておくのも転職活動を短期化させるために重要です。

この作業は、入社を希望する企業が決まる前からでもできるため、空いた時間などにコツコツと進めていくのがおすすめです。

志望動機の欄以外を埋めておくことで、気になる企業が出てきた時、すぐに履歴書の準備ができます。

 

 

・業界や企業のリサーチ

 

入社を希望する業界や企業がある場合は、リサーチや分析もしっかりと行いましょう。

入念に分析しておくことで、志望動機がスムーズに書けるほか、面接時の受け答え対策にも役立てられます。

特に時間をかけたいポイントであるため、転職を決めたタイミングで取り掛かるのがおすすめです。

 

 

 

今回は、退職後の転職活動にかかる費用を中心に、安心できる貯金額や転職活動を短期化させるためのコツをご紹介しました。

退職後の転職活動は、収入がないという点でも不安を感じる人が多いです。

しかし、しっかりと貯蓄しておいたり、転職活動をスムーズに行えるように準備したりすれば、精神的な負担も取り除けます。

ヴェルサスでは、退職後の転職活動のサポートも行っています。

退職後で不安、転職活動を早く終わらせたいという人は、ぜひヴェルサスにご相談ください。