転職で年収が下がる?実際に年収が上がるのはどんな特徴を持つ人なのか

 

こんにちは!ヴェルサスのブログ担当です。

転職活動中の人は現在の給与水準のまま、できれば年収がアップできたらという期待も込めて求人を探しているのではないでしょうか?

しかし、当然ながら転職を機に年収が下がってしまう可能性もあります。

では、年収がアップする人はどのような特徴を持つ人なのでしょうか?

今回は、転職で年収がアップする人の特徴や、年収を下げないためにできることなどについてご紹介します。

 

 

■転職で年収がアップする人ってどんな人?

 

転職で年収がアップしやすいのは、それまでに十分な経験を持っている人や、20代後半から30代前半の人などです。

そもそも、企業が中途採用で望んでいる人材というのは、採用するメリットが大きい人です。

採用するメリットの大きな人と言えば、それまでの経験やスキル、能力、知識を活かして活躍できる人ではないでしょうか?

その人が持っている経験や能力、知識などを踏まえ入社後のポジションが決まることは非常に多いです。

たとえ同じ業種や職種でなくても、客観的に見て実績やスキルのある人はこれまで以上のポジションで採用してもらえる可能性が高いでしょう。

想定していた年収よりも、手取りが上がる人も少なくありません。

また、20代後半~30代前半の人は、初めての転職というケースが多く、ステップアップしていきたいという思いから転職を考える人が多いです。

他の年代に比べて、仕事に対する意欲が高いため、今後の発展に貢献してくれる人材として捉えてくれる可能性があります。

社会人として、ある程度の経験年数がある人は、今後の成長にも期待できるだけでなく、年収アップも期待できるのです。

 

 

■年収が下がってしまう可能性もある!

 

転職した人の中には、それまで働いていた企業にいた時よりも年収が下がってしまったという人もたくさんいます。

年収が下がってしまう人の特徴としては、以下の条件を持つ人が挙げられます。

 

 

・転職前に仕事を辞めた

 

転職活動に入る前や、転職活動中に仕事を辞めた場合、早く安定した収入を得ようと考えるケースが多いです。

たとえ年収が低い企業でも、内定が出たら承諾してしまう人も多いのです。

 

 

・年収交渉をしなかった

 

年収アップを考えている人の中には、面接時に年収交渉をする人もいます。

これまでよりも年収が低い企業でも、交渉次第でアップする可能性があるからです。

年収交渉をしなかった人は、想定していたよりも年収が低いことにあとから後悔するかもしれません。

 

 

・賞与・手当を事前に確認していなかった

 

賞与や手当など、企業の福利厚生は事前によく確認が必要です。

基本給が低くても、賞与や手当が充実している企業は、それに応じて年収も高くなります。

これまでよりも賞与や手当がもらえなかった場合は、年収も低くなってしまうでしょう。

 

 

・未経験の業種・職種に転職した

 

これまでの実績や経験などを、別な分野に活かしたいという気持ちで未経験の業種・職種に転職しようと思っている人も少なくありません。

しかし、即戦力が求められる仕事では、未経験の場合初任給と同等または低い年収になってしまう可能性があります。

 

 

■転職で年収をアップさせたいなら

 

転職で年収アップを目標にしているなら、どのようなことに着目して行動すれば良いのでしょうか?

ここでは、年収アップさせるためのポイントをご紹介します。

 

 

・年収水準が高い業界を選ぶ

 

ほとんどの企業は給与規定を設けており、業界・企業規模・方針などを考慮して相場が異なります。

基本的には企業で独自に決められていますが、年収水準が高い業界であれば、同業種でも勤続年数に応じて年収がより高くなる可能性が高いです。

 

 

・実力・実績評価型の企業を選ぶ

 

年功序列型ではなく、実力や実績評価型の企業であれば、転職したばかりでも評価次第で給与がアップする可能性があります。

高いスキルや実績を持っている人にとっては、実力・実績評価型の企業の方が、高年収が見込めます。

 

 

・事前に福利厚生を確認する

 

福利厚生や手当については、事前によく確認しておき、不明点は問い合わせたり面接時に聞いてみたりして確認する必要があります。

これまで福利厚生や手当が充実していた企業に在籍していたなら、転職先で想定していただけの手当がもらえず、予定されていた年収に満たない場合もあります。

企業の現在の業績も含め、福利厚生や手当にどんなものがあって、いくらもらえるのかの確認が重要です。

 

 

・面接時に年収交渉する

 

企業に内定すると採用条件通知書が提示されますが、内定時まで待たずに、面接の時点で年収について交渉するというのも方法の1つです。

これまでの実績や経験をアピールして、企業に貢献できる可能性が高いという印象が強く残れば、年収アップできるかもしれません。

 

 

・実績・職歴をしっかり記載する

 

実績・職歴は、転職後の年収を判断するための重要な部分です。

同業種・同職種であれば、それに活かせる実績・スキルなどを書いておけば即戦力になると見込まれ年収がアップする可能性が高いです。

 

 

■年収を下げないために理解すべきこと

 

年収アップはおろか、転職したことで年収が下がってしまったら仕事に対する意欲も失われてしまうかもしれません。

ここでは、年収を下げないために理解しておくべきことについてご紹介します。

 

 

・キャリア=年収ではない

 

まず理解しておきたいのが、キャリアは必ずしも年収に影響する訳ではないということです。

どんなにキャリアがあっても、企業規模や給与体系によって年収は異なります。

転職先でキャリアアップしても、必ず年収がアップするとは限らないのです。

 

 

・「やりたいこと」だけを重視しない

 

転職先を決める際には、やりたいことだけを重視しているだけでは不十分です。

大切なのは、できることとやりたいことをそれぞれ明確にしておくことです。

できることが明確になっていれば、転職活動で自分のどの部分をPRすれば良いかわかりやすく、評価も得られやすくなります。

 

 

・類似の業界・職種なら年収水準は下がりにくい

 

転職先で役立つスキルや経験を持っているかどうかは、その後の年収を大きく左右します。

そのため、これまでに培った経験やスキルがあるなら、類似の業界・職種に転職すれば、年収水準が下がることは少ないです。

 

 

転職で年収がアップする人、一方で年収が下がってしまう人には、それぞれ特徴があります。

年収をアップさせるには、年収水準が高い業界を選んだり、面接時に交渉したりと様々な方法ポイントがあります。

企業に貢献できる自分自身の価値はもちろん、企業のニーズをしっかり捉えて慎重に転職先を検討すれば、年収が下がる可能性は低くなるでしょう。

 

ヴェルサスでは、様々な業種・職種の求人情報をご紹介しています。

年収アップを目指している人は、キャリアアドバイザーに相談することも可能です。

転職を検討している人や年収アップを考えている人は、ヴェルサスまでご相談ください。