中途採用はなぜ行われる?理由を知ると面接対策などにも役立つ!

 

 

こんにちは!ヴェルサスのブログ担当です。

中途採用は、現在多くの企業が行っています。

新卒だけではなく中途採用も行っているのは、企業側にとってメリットがあるからです。

今回は、中途採用の定義や企業が中途採用を行っている理由、企業が中途採用を行うメリットについて解説していきます。

企業側のメリットを知っておくと面接対策などにも役立つことがあるため、ぜひ参考にしてみてください。

 

 

■中途採用について

 

まずは、中途採用の定義や新卒採用・キャリア採用との違いからみていきましょう。

 

 

・中途採用とは?

 

中途採用は、既卒や第二新卒、その他の職務経験者を採用することです。

既卒は、大学や専門学校などを卒業してから3年間正規社員として経験がない人を指します。

第二新卒は学校を卒業してから就職し、3年以内に転職活動を行った人です。

社会人としての基本的なビジネスマナーが身に付いているため、即戦力として期待されます。

 

 

・新卒採用との違い

 

中途採用は年度計画を進める中で欠員が出たり、増員対応しなければいけなくなったりした時に行われます。

一方、新卒採用は企業の中長期計画における新規人材の採用となります。

 

・キャリア採用との違い

 

中途採用では未経験でも応募可能です。

ただし、キャリア採用の場合は職種の経験や知識、実績があり、即戦力となれる人材を募集しています。

 

 

■なぜ企業は中途採用を行っている?

 

なぜ企業は中途採用を行っているのか気になる人もいるでしょう。

続いては、その理由について解説していきます。

 

企業は、中長期的な経営計画を立てています。

収益を拡大させるためには、人材や商品、お金、情報の経営体制を見直さなければなりません。

経営計画を立てる中で、新規人材採用を行います。

新卒が入社する時期は4月になることがほとんどですが、場合によっては年度の途中で退職者が出たり、事業拡大による欠員を補充するための増員や新規事業を行うための増員を速やかに行ったりする必要があります。

そのような時に、求人を出して中途採用を行っているのです。

こうした背景から、中途採用は企業にとって中長期的な計画を達成させるためになくてはならない取り組みと言えます。

 

 

■知っておくと転職に役立つ!企業が中途採用を行うメリットとは?

 

企業が中途採用を行うのはメリットがあるからです。

そのメリットを把握しておくと、あなた自身の強みを活かした志望動機などを伝えやすくなります。

具体的にどのようなメリットが企業側にあるのか、どのように転職活動で役に立つのかをご紹介します。

 

 

・即戦力となる

 

中途採用は、即戦力になる可能性がある人材を採用するケースが多いです。

職種未経験のパターンもありますが、ほとんどが同じ業種や職種で働いた経験のある人です。

仕事に関する基本的な知識が既に身に付いているため、社内のルールなどをレクチャーすれば即戦力として活躍できます。

転職先が同じ職種または業種であれば、これまでの実績などをアピールし、即戦力になれることを伝えると、採用してもらえる可能性が高まるでしょう。

 

 

・通年採用可能

 

新卒採用は毎年春の入社になりますが、中途採用は特に入社する時期が決まっていません。

新規事業のスタートによる増員や退職者が出た際の増員を目的として求人を出すケースが多いのはそのためです。

柔軟な採用活動が行える形態となっているのが、中途採用の大きな特徴です。

これは、求職者にとってもメリットになります。

気になっている会社で欠員が出たり、新しい事業を始めようとしたりしていた場合、中途採用の求人が出る可能性があります。

必ずしも希望する会社が中途採用を行っているとは限りませんが、希望する業種や職種の中で求人を見つけることはできるはずです。

このような場合も、即戦力になれる知識やスキルがあることをアピールすると、好感を持ってもらいやすくなります。

 

 

・育成にかかるコストを削減できる

 

中途採用の人材は、社会人経験があるので新卒採用と比べると育成にかかるコストを抑えられます。

仕事の流れを把握するだけではなく、商品やサービスに関する知識も身に付けなければいけません。

中途採用なら、商品やサービスに関する基本的な知識を有しているケースも多いので、試用期間中から業務に取り組めます。

これまでの実績をアピールできれば、育成コストをかけずに済む人材だと感じてもらえる可能性が高まります。

 

 

・競合他社のスキルを得られる

 

中途採用で競合となる会社で働いていた人材を採用するケースもあります。

そうすることで、競合他社のスキルを得られるためです。

中途で入社した人は社会人経験や職務経験だけではなく、前職における企業との付き合いや取引先との関係なども持ち合わせています。

それを活かした働き方をしてもらいたいと考えるケースも珍しくありません。

競合他社がどのようなエリアに新規出店するのか、どのような新商品を開発しているのかなどの情報も得やすくなります。

同じような会社への転職に抵抗がないのであれば、候補に入れてみても良いでしょう。

 

 

・ブランディングにつながる

 

中途採用を行うと、それ自体がブランディングにつながります。

転職を考えている人は、どの企業にもいるものです。

潜在的に転職を考えている層に対して会社をブランド化できれば、魅力を発信しやすくなります。

ホームページの採用ページなどには、どのような人材を求めているかなどが記載されています。

もし自分が当てはまりそうな場合は、積極的に応募してみてください。

中には、採用担当者がSNSで情報を発信し、ブランディングしている企業もあります。

様々な媒体を駆使して自分に合っている会社を見極め、企業理念に共感できるかなどを確認していきましょう。

企業研究がしっかりとできていれば、企業側にもあなたの熱意が伝わるはずです。

 

 

 

中途採用を行う目的は、企業によって異なります。

即戦力を求めている場合もありますが、未経験でも問題なく採用してもらえるケースも珍しくありません。

中途採用を行っているのはなぜか、どのようなメリットがあるのかを知っていれば、面接対策などにも役立ちます。

自分に合っているのはどのような業種・職種なのか知りたいという場合は、ぜひヴェルサスにご相談ください。