何となく転職するのは危険!

 

こんにちは!ヴェルサスのブログ担当です。

「今よりも良い会社があれば転職したい」と考えたことはありませんか?

近年、転職希望者は増加の一途をたどっていますが、実際にはすべての人が成功しているわけではありません。

しかし、明確な理由がないにも関わらず、何となくという理由で転職した場合、様々なリスクに遭遇してしまう可能性があります。

そこで今回は、何となく転職を決めた人に襲いかかる問題についてご紹介します。

 

 

■何となく転職する人が増えている

 

「キャリアアップを狙いたい」「将来性に不安がある」など、転職を決める理由はポジティブなものからネガティブなものまで様々です。

転職をするきっかけは異なるため、どんな理由でも問題ありません。

ここで重要になってくるのは、転職を決めた理由として明確な目的や目標、理由があるかどうかということです。

転職希望者が増加する今、具体的な目的を持たず、何となくという理由で転職活動を始める人も増えています。

安易に転職してしまうと転職成功率は低く、負のスパイラルに陥る可能性もあるとして危険視されています。

中途半端な気持ちで転職活動を始めた場合、後悔するような事態を招くかもしれません。

特に、就職や転職、部署移動など、環境が大きく変化する4月はストレスが溜まりやすく、「転職したい」と考える人も増えるようです。

業務の内容や人間関係、職場環境に不満を感じることで「現状から逃げ出したい」という思考になります。

 

 

■何となく転職する人が陥るリスク

 

明確な転職軸がなく、何となくという理由で転職活動を始めた人が陥りやすい3つのリスクについてご紹介します。

あらかじめどのようなリスクがあるのか把握しておけば、注意して行動できるはずです。

 

 

・転職活動の長期化

 

何となく転職をしていると志望動機や質問に対する回答が曖昧になりやすいため、なかなか内定が決まらず、転職活動が長期化してしまう恐れがあります。

転職に対する本気度は面接を行う採用担当者にすぐ見抜かれてしまいます。

「数打てば当たる」と考えている人も多く、とにかく多くの会社に応募すれば良いと思っているのです。

しかし、このような考え方は非常に危険です。

複数社に応募するとどの応募先に対しても準備不足となるため、すべての面接に落ちてしまう可能性もあります。

また、何となく始めた転職活動だったとしても、不採用の通知は精神的な疲弊を招きます。

 

 

・早期退職を招く恐れ

 

たとえ内定をもらえたとしても転職軸がないまま入社するとミスマッチが発生し、早期退職を招く恐れがあるため、注意する必要があります。

明確な目的や目標がなければ、転職しても状況は変わりません。

「前の会社の方が良かった」という事態にもなりかねないため、転職軸を明確にして取り組むのが望ましいです。

一時的な思いで決断してしまった場合、後悔する可能性も高くなるため、冷静になって考えるようにしましょう。

 

 

・職を転々とする可能性も

 

安易に転職をすることによって、これから先も職を転々とする可能性があるため、注意しなければいけません。

3年以内に何度も転職を繰り返す人のことをジョブホッパーと呼びます。

勤務歴がどの会社においても1年以下というケースが多く、1つのことが長続きしません。

会社側からするとジョブホッパーは印象があまり良くないため、転職活動において不利になってしまう恐れがあります。

 

 

■転職軸を明確にする重要なポイント

 

転職軸を明確にするためにはどのようなポイントを押さえておくべきなのでしょうか?

目的や目標がない人は、以下を参考にしながら自分自身の転職軸について考えてみてください。

 

 

・転職後のビジョンを明確にする

 

仮に転職した場合、なりたい自分を明確にすることが極めて重要です。

「年収○○万円以上」「在宅で働きたい」などと、転職後のビジョンを明確にすることによって、後悔することなく仕事を変えられます。

人は誰しも目的や目標がなければ、どこに向かって走れば良いかわからなくなります。

目指す場所があれば、ゴールに向かって行動するはずです。

また、人間関係で悩んできたのであれば「和やかな雰囲気の職場で働きたい」「黙々と業務に取り組みたい」など、仕事内容や給与ではなく、ワークスタイルに関する理由でも問題ありません。

 

 

・希望条件に優先順位を付ける

 

転職を考えているのであれば、希望する条件を可視化させましょう。

どのような条件で転職先を探せば良いか明確になったら、その条件に優先順位を付けてください。

希望条件をすべて満たす会社を見つけるのは難しいため、自分の中で譲れない条件を明確にする必要があります。

条件に優先順位を付けることによって、自分に合った転職先に出会える可能性が高くなります。

 

 

・現職で問題を解決できないか

 

なぜ転職をしたいのかその理由にしっかりと向き合うことによって、解決しなければいけない問題が見えてきます。

その問題を現職で解決できないかということを考えてみてください。

仕事を変えないでも解決できるようであれば、転職をする必要はありません。

理由を明らかにすることによって、意味のない転職を未然に防げるようになるのです。

また、次の転職先に希望する条件がある場合も同様に、現職でその条件を満たすことはできないのか考えてみましょう。

 

 

・転職エージェントに相談する

 

自分の力だけでは転職軸を決められない場合、転職エージェントに相談するのもおすすめです。

これまでに多くの転職希望者と面談し、成功へと導いた転職市場のプロだからこそできる、プロ視点でのアドバイスをもらえます。

自分では気づけないことも多く、なかなか転職軸を決められないという人は、ぜひ一度転職エージェントに相談してみてください。

 

 

今回は、何となくという理由で転職をするとどのようなリスクに遭遇するのかについてご紹介しました。

明確な理由がないまま転職活動を始めると、転職活動の長期化や早期退職のリスクなど、恐ろしい事態を招いてしまう可能性があります。

後悔することがないよう、「なぜ転職したいのか」ということを明らかにしておきましょう。

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