こんにちは!ヴェルサスのブログ担当です。
転職活動を行う人のほとんどは同時に複数社に応募しています。
必ずしも面接の書類選考に通過するとは限らないため、複数社を視野に入れて検討するのです。
しかし、中には複数社から正社員の内定をもらい、重複してしまったという人もいます。
この場合、どのように対処すれば良いのでしょうか?
今回は、正社員の内定が重複してしまった場合の対処法について詳しくご紹介します。
重複内定で困っている人は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。
■内定をもらった会社についてさらに詳しく調べる
転職活動において企業を比較したり、転職活動期間を短縮したりするために複数社に応募する人は多いです。
通常、応募・面接を経て内定が出るまでには約1ヶ月~1ヶ月半かかります。
仮に応募先を1社に絞っていた場合、内定が出なければふりだしに戻り、転職活動は長期化してしまいます。
より良い条件の会社に就くため、また長期化を防ぐために転職希望者の多くは複数社に応募しているのです。
しかし、複数社に応募することによって生じる問題があります。
例えば、応募していた3社のうち2社から内定をもらった場合、どちらか1つは辞退しなければいけません。
どの会社を選べば良いかわからず悩んでいる人は、一度正社員の内定をもらった会社について詳しく調べてみましょう。
応募時に調べていることが前提ですが、さらに掘り下げて調べることで細かい条件まで比較できるようになります。
まずは、それぞれの会社に入社した場合のメリット・デメリットについて書き出しましょう。
どの会社にもメリット・デメリットは存在するはずです。
あらかじめメリット・デメリットを把握しておくことによって、入社後のミスマッチを防げるようになります。
また、事業内容や企業規模、勤務地、年収、働き方などを一覧にして書き出し、各社を比較するのもおすすめです。
比較することによって、自分の希望に最も近い転職先を選べるようになります。
公式ホームページやパンフレット、会社説明会などを活用して、あらかじめ必要な情報を得ておくようにしましょう。
■自身の転職軸に合致しているかどうか
内定が重複した場合、内定をもらった会社が自身の転職軸に合致しているかどうかについて考えることが大切です。
転職先を決める際は、主に以下のポイントに注意して選んでみてください。
・転職理由について考える
どの会社を選ぶか迷った際は、改めて転職する理由について考えることが大切です。
「なぜ転職をしたいと思ったのか」と考えることによって、転職での失敗を防げるようになります。
理由が明確ではなかった場合、失敗してしまう可能性が高いため注意しなければいけません。
転職を希望しているのは今の会社に不満を感じている人がほとんどです。
「キャリアアップを目指したい」「スキルアップしたい」という転職理由は、不満があるからこそ成り立っています。
転職したいと思った理由をしっかりと理解できていれば、どの会社を選べば良いかわかるようになるはずです。
・優先順位をつける
転職先を探す際、自身の希望する条件にマッチしているかどうかが判断基準になっているはずです。
条件に優先順位をつけることによって、希望している会社に近い転職先を見つけられるようになります。
上述した通り、転職希望者は今の会社に不満を抱えている人が多いため、ある程度条件を絞らなければいけません。
会社に求める条件を絞らなかった場合、再び転職を繰り返す可能性もあります。
しかし、自身が希望する全ての条件にマッチする会社はないと言っても過言ではありません。
そのため、転職活動をする際には絶対条件を設定しておく必要があります。
絶対に譲れない条件を3つほど決め、あとはある程度妥協が必要だと考えましょう。
絶対条件を満たしていれば入社後も働きやすいと感じるはずです。
■入社後のミスマッチを防ぐためには
最近では、入社後のミスマッチを防ぐため、カルチャーフィットを活用する会社も増えているようですが、必ずしもミスマッチが生じないというわけではありません。
企業文化が自分に合わないことから、早期退職をしてしまう人もいます。
ミスマッチを防ぐためには企業がカルチャーフィットを実施することももちろんですが、自分でしっかりと見極めることも重要です。
・経営理念に共感できるかどうか
経営者の考え方から自分に合いそうな会社を選ぶことによって、成功する人も多いようです。
内定が重複しているのであれば、まずは経営者が目指す方向性を示した経営理念を改めて確認してみてください。
社員は経営理念に沿った働き方をすることになるため、経営理念に共感できるかどうかが重要になります。
経営理念に共感できるのであれば、社風や方向性に適した人材である可能性が高いと考えられます。
・社内の雰囲気にマッチするかどうか
入社後、「人間関係が悪い「想像とは違う」といった不満を抱えることがないよう、入社前に社内の雰囲気をチェックしておくのがおすすめです。
社内の雰囲気を大きく左右するのは転職する企業の規模です。
中小企業と大企業では個人に委ねられる仕事の裁量や、仕事に対する意思決定のスピード、ルールなどが大きく異なります。
同じ業界だったとしても企業の規模によって、社内の雰囲気は変わります。
入社後、雰囲気や環境に適応できないことにより、早期退職につながる可能性もあるため、注意しなければいけません。
ミスマッチを防ぐためにはどれくらいの規模の会社なのかを踏まえた上で、企業訪問や口コミをチェックするのがおすすめです。
正社員の内定を複数社からもらった場合、自身に最も適した転職先を選べるよう、転職理由や条件、入社後の働き方について考えておくことが大切です。
また、内定を辞退する場合はなるべく早めに会社に連絡するようにするなど、社会人としてのマナーを守って転職活動を行いましょう。
自分に合った転職先を選びたいという人は、ヴェルサスまでお気軽にご相談ください。
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