転職がなかなか決まらない人の特徴

 

こんにちは!ヴェルサスのブログ担当です。

転職活動中、入社を志望する会社になかなか内定が決まらず、焦っている人も少なくありません。

このような状況を招いてしまう人には、一体どんな原因があるのでしょうか?

そこで今回は、転職先がなかなか決まらない人の特徴についてご紹介します。

 

 

■平均的な応募社数と転職までの期間

 

ではまず、転職活動をしている人の応募者数、内定をもらえるまでの期間の平均値をみていきましょう。

マイナビが2017年に行った調査のデータを見ると、転職での応募社数平均は8.4社であることが分かっています。

傾向としては、年齢が上がると共に応募社数が増えており、41歳からは応募社数の平均が2桁になっています。

また、応募をしたとしても書類選考を通過するのは30~50%だという結果が分かっており、100人の応募があった場合、書類選考を通過できるのは30人しかいません。

そしてその30人の中から、一次面接、最終審査を通過した4~5人が内定をもらえるといった仕組みになっています。

応募したからと言って内定をもらえるわけではないため、複数の会社に応募するのです。

それぞれが持っているスキルや経験などは異なりますが、確実に内定をもらいたいのであれば1社に絞ることはおすすめしません。

転職先がなかなか決まらない人は、他の会社への応募を怠っている可能性が高いです。

また、厚生労働省が発表した「平成27年転職者実態調査の概況」を見ると、内定をもらえるまでに要した期間は1~3ヶ月が最も多いことが分かっており、約8割の転職活動者が半年以内に内定をもらっていることが分かります。

そのため、半年以内であれば転職先が決まらなくても焦る必要はありません。

 

 

■転職できない原因と特徴

 

では、なかなか転職先が決まらない人たちにはどのような原因があるのでしょうか?

ここでは、主な原因と共に共通する特徴についてご紹介します。

 

 

・転職が決まらない原因

 

面接時の身だしなみや言葉遣い、態度など、原因の一つとして挙げられるのがマナーの欠如です。

マナーが欠けているという自覚がないため、いつまで経っても改善できず、なかなか転職が決まらないといったことも多いようです。

マナーの欠如は社会人として致命的なので、志望している会社への内定が決まらない場合は、一度自分の行動や言動を振り返ってみましょう。

そうすることで、自然と改善点が浮き彫りになり、何がいけなかったのか分かるようになります。

また、自己分析の甘さから自分のスキルに見合っていない会社へ応募している人もいます。

スキル相応の会社ではなかった場合、当然のことながら他の求職者は自分よりも高いスキルを持っているため、転職活動に敗れてしまうのです。

思うように転職活動が進まない人は、一度冷静になって原因を考えてみましょう。

 

 

・転職が決まらない人の特徴

 

まず特徴として挙げられるのは、会社が求めている人材のスキルをしっかり把握していないことです。

自分の強みや持っている資格などをアピールすることも大事ですが、その内容が会社の求めるものではなかった場合、どれだけアピールしたとしても全く意味がありません。

入社したいと思う会社があるのであれば、初めに求める人材やスキルについて何と書かれているかチェックしましょう。

また、他責思考が強いという特徴を持っている人も多いです。

転職活動が上手くいかないことを他人のせいにしてしまう傾向にあるため、いつまで経っても成長できず、内定をもらえない状況が続いてしまいます。

転職活動をする上で辛いことや苦しいことはあるかもしれませんが、目の前に立ちはだかった壁を自分自身が乗り越えなければ意味がありません。

何でもかんでも他人のせいにするのではなく、自分に非がないか考えることが重要です。

「反省→改善・対策→実践」を繰り返すことで目標に近づくことができるため、続けていれば必ず成果につながります。

また、失敗した時だけではなく、成功した時にも自分の行動や言動を振り返ることも重要です。

どうして成功したのかが分かれば、次回挑戦する時につなげられます。

振り返りはどんな時でも役に立つため、ぜひ実践してみてください。

他にも、周りの意見ばかりを気にしてしまうあまり、転職活動が行き詰っている人もいます。

親や友人など、周りの意見も大切ですが実際に働くのは自分自身であるため、他人の意見に左右され過ぎてしまうのは危険です。

芯を強く持って転職活動を続けていれば、必ず良い転職に成功します。

 

 

■焦ってしまうのはNG

 

転職先が決まらないからといって、焦ることはありません。

何事においても焦りは禁物であり、失敗につながってしまう可能性もあります。

冷静な判断ができなくなるため、焦って決めた会社がブラック企業だったり、やりたいこととは全く違う職種だったりと、あとから後悔し兼ねない事態を招いてしまうかもしれません。

このように焦りは本来の目的を失い、妥協や不本意で転職する可能性が高まります。

どうしても焦る気持ちが抑えられない人は一度転職活動をストップして、楽しいと思えることに時間を使ってみてください。

そうすれば気持ちもリフレッシュでき、「もう一度頑張ろう」と思えるようになるはずです。

焦りがストレスへと変わってしまう人も多いため、日頃からしっかりメンタルケアを行わなければいけません。

ストレスが発散できなければ転職活動にも身が入らなくなるので、息抜きを忘れず無理のない範囲で行ってください。

また、求職中の時間を有効活用して、資格取得のための勉強をするなど、仕事に活かせるスキルや知識を身に付けておくのがおすすめです。

何事も前向きに捉えるようしていれば、自然と焦りもなくなります。

 

 

今回は、転職がなかなか決まらない原因や特徴についてご紹介しました。

会社側も採用条件として専門的な知識や資格を必要としていない限り、その人の熱意や人柄、マナーを重視していることが多いため、これまでの問題点を改善して冷静に挑めば内定をもらえる可能性も十分あります。

ヴェルサスでは多岐に渡る求人をご用意してお待ちしております。

転職活動に行き詰っている人は、ぜひヴェルサスまでお気軽にご相談ください。